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19-5 ※
一気に押し込まれたアナルビーズに、俺の体は弓なりにしなった。
「うあっ!優せっ……もっと、ゆっくり……」
優成の容赦ない力が、俺の知らない部分を無理やりこじ開けていく。
「ぐっ……あっ、ぁ……」
苦しいのに、たまに敏感なところを掠めてくる。
悲鳴とも快感ともつかない声が、勝手に漏れてしまう。
優成、理性がどっか行っちゃってる。
少し怖い。
でも──嬉しい。
このまま、やめないで。
俺は震える手で尻を広げながら、優成の動きに合わせた。
しばらくすると、ふいに優成の手が止まった。
「……全部、入ったぞ」
「うぅっ……ちょっと苦しい、かも……」
「ここ、一生懸命閉じようとしてる」
優成は独り言みたいに呟くと、持ち手の輪っかだけが見えている窄まりを指でなぞった。
ゾクゾクと腰が震えた。
思わず穴に力が入って──
チュポンと、ひと粒飛び出した。
「ああっ!……で、でちゃった」
アナルが広がり、じわりと熱が走った。
たまらず声が出た。
「…………エロ……はぁ、ちんこいてぇ」
その場で優成は乱暴にTシャツを脱ぎ、ズボンのファスナーを下げた。
すると、そこには腹に付くほど硬くなった優成のものが見えた。
「ちんこ、でっか!」
思わず見たまんまの感想が、俺の口から飛び出していた。
何度も見たことある優成のそれは、今までで一番危なく見えた。
「うるせぇ……当たり前だろ」
少し照れたように答えながら、優成は俺の腕を掴んだ。
そのままグイッと、上体を引き起こされた。
「世利も上、脱げ」
「わっ……うぶっ!?」
強引にシャツを捲り上げられ、俺の視界が一瞬塞がる。
そのまま首元からシャツを引き抜かれた。
「あ……優成……」
剥き出しになった俺の肌に、優成の荒い吐息が直接かかる。
優成の大きな手が、俺の腰をがっしりと掴んで引き寄せる。
「世利、俺の足の上座って」
俺は言われたとおり、おずおずと胡座をかいた優成の上に座った。
そのせいで、パンティ越しに俺の反り立ったものと、優成の熱い凶器が直接ぶつかり合った。
お互いの顔があまりにも至近距離で、恥ずかしくなった俺は優成の肩に顔をうずめた。
──スンスン
優成のにおいだ。
安心するようなドキドキするような香り。
俺、優成のにおい好きなんだよな。
一瞬ほっこりしていると、優成は俺の首筋を吸い上げた。
「んんっ! 痛……っ、い……!」
「俺のって、しるし」
隠しもしない独占欲に、俺の心臓がバクバクと暴れる。
「しるし、嬉しい……ちゅっ……」
俺がキスを返すと、優成もそれに答えるように、深く舌を絡ませる。
深く繋がった口元から、二人の唾液が流れ落ちた。
「……んっ……ちゅ……んあっ!」
すると、いつの間にか優成が、パンティからはみ出した俺のちんこを掴んでいた。
驚いて唇を離し、腹部に目を向けた。
優成の手が緩く上下に動いている。
「世利も、俺の触って」
「う、うん……触りたい……」
俺は震える手で、優成の熱い塊に手を伸ばした。
指先が触れた瞬間、バキバキの血管にビクッとした。
「こ、棍棒だ……」
「ほら、世利のも一緒に……くっつけて」
優成の大きな手が、二人分のちんこを包み込んだ。
「ほあぁっ……!」
初めての感覚に、驚きのような喘ぎが漏れた。
お互いの硬い裏筋が擦れて、気持ちがいい。
扱かれるたびにビクビクと反応してしまう。
「あんっ……俺たちのちんこ、擦れてるっ!エロぉ……っ」
──クチュクチュ
優成の手が動くたびに、優しく擦れる。
これまでに感じたことのないような、とろける熱が体に広がっていく。
「そうだな……うっ、エロい……な……」
優成の熱っぽい声が耳元で響く。
擦れ合う部分に目を向ける。
どエロパンティの隙間から、ちんこがぬるっと覗いてる。
それを優成の大きな手が優しく包み込んで、ゆっくりと動く。
「あぁっ……パンティから出てるちんこ……スケベすぎるぅぅ……!」
「それは、自分のちんこ……っだろ」
優成の手はそのまま俺の胸元に伸びてきて、指先で柔らかく先端をなぞった。
「世利、乳首も吸わせて」
優成は身をかがめ、俺の乳首を舌で弾いた。
ブルブルと体が震えた。
「あああ……っ!!三点攻め、やばいっ……こんなの、AVでも見たことないぃー!」
優成は俺の胸に吸い付き、舌で転がした。
「ぷちゅっ……」
ちんこも、アナルも、そして乳首までも。
一度にたくさんの場所を甘く甘く攻められて、俺の頭の中は真っ白になっていく。
「世利……っ好きだ……」
優成から伝わってくる愛情が心地よくて、ただ身を任せることしかできない。
知らぬ間に、目からボロボロと生理的な涙が零れていた。
「イクッ……イッちゃう!」
その瞬間、優成の指が俺のお尻に添えられたかと思うと、アナルビーズを勢い良く引き抜いた。
引き抜かれるたびに、内側を強く擦られる。
背中がぞくぞくと粟立った。
「ああああっっ!!おしっ……お尻イッ……ぐうぅぅっ!!」
その刺激が引き金になって、俺の我慢は限界を超えた。
「ゔっ……ぐ……イク……っ!」
──ビュクビュク、ピュッ……ピュクッ!
俺たちが果てたのは、ほぼ同時だった。
二人の体液でぐちゃぐちゃになって、お腹の辺りがヌルりと濡れている。
ビーズが抜けたお尻の穴が、淡い疼きを残してキュンキュンと勝手に窄まってしまう。
甘い余韻が熱となって、俺の体にじんわりと滲む。
「はぁ、はぁ、はぁっ……!」
俺は優成の肩に力なく頭を預けた。
頭の中は真っ白で、火照った体がだるい。
重なった肌の隙間に汗が溜まって、音もなく一筋落ちていった。
優成がティッシュを数枚取る音で、ふと我に返った。
丁寧に体の汚れを拭き取る優成を、俺は静かに見つめていた。
「俺……ちゃんとやりたかった」
俺の言葉に、優成は一瞬手を止めて見返す。
「これからいくらでも挑戦できるだろ?」
そう言って、柔らかく微笑んだ優成は言葉を続けた。
「俺たちはこれからもずっと一緒にいるんだから」
──ハッと、息を呑んだ。
優成の口から、これからの話をされたことに驚いた。
優成は、俺たちの未来を信じようとしてくれている。
優成の覚悟と、俺への愛情。
たまらなく──嬉しい。
「優成……」
俺が思わず涙ぐみそうになっていると、少し唇を尖らせた優成が小さくぼやいた。
「それと後ろの開発は、全部俺にやらせろ」
「へ!?なんで……全部は嫌だよ」
だって、俺だって自分でいろいろやりたいし……。
全部なんて約束はできない。
「駄目だ」
「な、なんでだよ!」
俺はムキになって言い返した。
「お前の精液を出すのは俺の仕事だろ?」
「……!?」
特大の独占欲に絶句した。
お決まりの台詞が、今まで以上の破壊力を持って、俺の心臓を撃ち抜いた。
──優成、どんだけ俺のこと好きなんだよ
たまらず弾けるように笑ってしまった。
「あははっ!だから、それは風俗嬢なんだってば!」
どうしようもなく満たされたまま、俺は一番安心できる場所に身を預けた。
この時間をずっと続けていくと心に決めて。
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