55 / 57

19-5 ※

一気に押し込まれたアナルビーズに、俺の体は弓なりにしなった。 「うあっ!優せっ……もっと、ゆっくり……」 優成の容赦ない力が、俺の知らない部分を無理やりこじ開けていく。 「ぐっ……あっ、ぁ……」 苦しいのに、たまに敏感なところを掠めてくる。 悲鳴とも快感ともつかない声が、勝手に漏れてしまう。 優成、理性がどっか行っちゃってる。 少し怖い。 でも──嬉しい。 このまま、やめないで。 俺は震える手で尻を広げながら、優成の動きに合わせた。 しばらくすると、ふいに優成の手が止まった。 「……全部、入ったぞ」 「うぅっ……ちょっと苦しい、かも……」 「ここ、一生懸命閉じようとしてる」 優成は独り言みたいに呟くと、持ち手の輪っかだけが見えている窄まりを指でなぞった。 ゾクゾクと腰が震えた。 思わず穴に力が入って── チュポンと、ひと粒飛び出した。 「ああっ!……で、でちゃった」 アナルが広がり、じわりと熱が走った。 たまらず声が出た。 「…………エロ……はぁ、ちんこいてぇ」 その場で優成は乱暴にTシャツを脱ぎ、ズボンのファスナーを下げた。 すると、そこには腹に付くほど硬くなった優成のものが見えた。 「ちんこ、でっか!」 思わず見たまんまの感想が、俺の口から飛び出していた。 何度も見たことある優成のそれは、今までで一番危なく見えた。 「うるせぇ……当たり前だろ」 少し照れたように答えながら、優成は俺の腕を掴んだ。 そのままグイッと、上体を引き起こされた。 「世利も上、脱げ」 「わっ……うぶっ!?」 ​強引にシャツを捲り上げられ、俺の視界が一瞬塞がる。 そのまま首元からシャツを引き抜かれた。 ​「あ……優成……」 ​剥き出しになった俺の肌に、優成の荒い吐息が直接かかる。 優成の大きな手が、俺の腰をがっしりと掴んで引き寄せる。 「世利、俺の足の上座って」 俺は言われたとおり、おずおずと胡座をかいた優成の上に座った。 そのせいで、パンティ越しに俺の反り立ったものと、優成の熱い凶器が直接ぶつかり合った。 お互いの顔があまりにも至近距離で、恥ずかしくなった俺は優成の肩に顔をうずめた。 ──スンスン 優成のにおいだ。 安心するようなドキドキするような香り。 俺、優成のにおい好きなんだよな。 一瞬ほっこりしていると、優成は俺の首筋を吸い上げた。 ​「んんっ! 痛……っ、い……!」 ​「俺のって、しるし」 隠しもしない独占欲に、俺の心臓がバクバクと暴れる。 「しるし、嬉しい……ちゅっ……」 俺がキスを返すと、優成もそれに答えるように、深く舌を絡ませる。 深く繋がった口元から、二人の唾液が流れ落ちた。 「……んっ……ちゅ……んあっ!」 すると、いつの間にか優成が、パンティからはみ出した俺のちんこを掴んでいた。 驚いて唇を離し、腹部に目を向けた。 優成の手が緩く上下に動いている。 「世利も、俺の触って」 「う、うん……触りたい……」 ​俺は震える手で、優成の熱い塊に手を伸ばした。 指先が触れた瞬間、バキバキの血管にビクッとした。 ​「こ、棍棒だ……」 「ほら、世利のも一緒に……くっつけて」 優成の大きな手が、二人分のちんこを包み込んだ。 「ほあぁっ……!」 初めての感覚に、驚きのような喘ぎが漏れた。 お互いの硬い裏筋が擦れて、気持ちがいい。 扱かれるたびにビクビクと反応してしまう。 「あんっ……俺たちのちんこ、擦れてるっ!エロぉ……っ」 ──クチュクチュ 優成の手が動くたびに、優しく擦れる。 これまでに感じたことのないような、とろける熱が体に広がっていく。 「そうだな……うっ、エロい……な……」 ​優成の熱っぽい声が耳元で響く。 擦れ合う部分に目を向ける。 どエロパンティの隙間から、ちんこがぬるっと覗いてる。 それを優成の大きな手が優しく包み込んで、ゆっくりと動く。 「あぁっ……パンティから出てるちんこ……スケベすぎるぅぅ……!」 「それは、自分のちんこ……っだろ」 優成の手はそのまま俺の胸元に伸びてきて、指先で柔らかく先端をなぞった。 「世利、乳首も吸わせて」 優成は身をかがめ、俺の乳首を舌で弾いた。 ブルブルと体が震えた。 「あああ……っ!!三点攻め、やばいっ……こんなの、AVでも見たことないぃー!」 優成は俺の胸に吸い付き、舌で転がした。 「ぷちゅっ……」 ちんこも、アナルも、そして乳首までも。 一度にたくさんの場所を甘く甘く攻められて、俺の頭の中は真っ白になっていく。 「世利……っ好きだ……」 優成から伝わってくる愛情が心地よくて、ただ身を任せることしかできない。 知らぬ間に、目からボロボロと生理的な涙が零れていた。 「イクッ……イッちゃう!」 その瞬間、優成の指が俺のお尻に添えられたかと思うと、アナルビーズを勢い良く引き抜いた。 引き抜かれるたびに、内側を強く擦られる。 背中がぞくぞくと粟立った。 「ああああっっ!!おしっ……お尻イッ……ぐうぅぅっ!!」 その刺激が引き金になって、俺の我慢は限界を超えた。 「ゔっ……ぐ……イク……っ!」 ──ビュクビュク、ピュッ……ピュクッ! 俺たちが果てたのは、ほぼ同時だった。 二人の体液でぐちゃぐちゃになって、お腹の辺りがヌルりと濡れている。 ビーズが抜けたお尻の穴が、淡い疼きを残してキュンキュンと勝手に窄まってしまう。 甘い余韻が熱となって、俺の体にじんわりと滲む。 ​「はぁ、はぁ、はぁっ……!」 俺は優成の肩に力なく頭を預けた。 頭の中は真っ白で、火照った体がだるい。 重なった肌の隙間に汗が溜まって、音もなく一筋落ちていった。 優成がティッシュを数枚取る音で、ふと我に返った。 丁寧に体の汚れを拭き取る優成を、俺は静かに見つめていた。 「俺……ちゃんとやりたかった」 俺の言葉に、優成は一瞬手を止めて見返す。 「これからいくらでも挑戦できるだろ?」 そう言って、柔らかく微笑んだ優成は言葉を続けた。 「俺たちはこれからもずっと一緒にいるんだから」 ──ハッと、息を呑んだ。 優成の口から、これからの話をされたことに驚いた。 優成は、俺たちの未来を信じようとしてくれている。 優成の覚悟と、俺への愛情。 たまらなく──嬉しい。 「優成……」 俺が思わず涙ぐみそうになっていると、少し唇を尖らせた優成が小さくぼやいた。 「それと後ろの開発は、全部俺にやらせろ」 「へ!?なんで……全部は嫌だよ」 だって、俺だって自分でいろいろやりたいし……。 全部なんて約束はできない。 「駄目だ」 「な、なんでだよ!」 俺はムキになって言い返した。 「お前の精液を出すのは俺の仕事だろ?」 「……!?」 特大の独占欲に絶句した。 お決まりの台詞が、今まで以上の破壊力を持って、俺の心臓を撃ち抜いた。 ──優成、どんだけ俺のこと好きなんだよ たまらず弾けるように笑ってしまった。 「あははっ!だから、それは風俗嬢なんだってば!」 どうしようもなく満たされたまま、俺は一番安心できる場所に身を預けた。 この時間をずっと続けていくと心に決めて。

ともだちにシェアしよう!