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雪の家庭の話を聞き食事をしていると結構な時間になってしまい、帰ってくると悠はメモを残して自分の家に帰っていた。携帯を見れば、数件のメッセージが来ている。
『友達大丈夫?』
『明日講義が朝からだから先に家に帰るね。待っててあげられなくてごめん』
『ご飯作っておいたからよかったら食べてね』
メッセージを基 に冷蔵庫を覗けば、俺の好物のオムライスが置かれていた。俺は、まるで隙間風が吹いたかのように心のどこかで寂しさを感じた。
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