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甘過ぎる午後2※※

【R18】※激甘注意 ―― 大きなソファの上。あれから、片桐君にたくさんキスをされて、体中を愛撫された俺は、完全に蕩けきっていた。 ぼうっと惚ける俺の後ろに、片桐君がその大きなモノをあてがい、ゆっくりと挿れてくる。 「…っ!」 ずしりと感じる彼の重量感に、ピクピクとそそり立つ自分のモノが震える。 すると、 「早いですよ。まだ先っぽしか挿れてないのに」 意地悪げに微笑む片桐君の手に、先走りを垂れ流す先端を弄られ、それだけで体が仰け反る。 「もしかしてもうイってます?」 囁かれる彼の声だけで、体がびくんと揺れ動く。 イってる…?分からない。自分でも、よく……。 「…!ぁあっ」 意識を朦朧とさせていると、突然彼のモノが動き、奥深くまで侵入してきた。 ナカにみっちりと入った感触に、吐息が漏れる。 「星七さんえっちだなぁ」 挿れられただけではぁはぁと息を乱していると、片桐君が顔を近付けて声を落としてくる。 前後して動き出す感触に、俺は思わず大きな声が出そうになる自分の口を、手で抑える。 「星七さん、気持ちいい?」 突かれながら、俺は口を開けたまま頭を頷かせる。 片桐君が、はぁと息をしながら口を開く。 「星七さんのナカ気持ち良すぎて…すぐイキそう」 彼に覆いかぶさられて、先ほどとは違った荒々しさで奥を突かれる。 俺のナカで気持ちよくなっている彼を感じて、体中がゾクゾクした。 少しして、奥に注がれる熱い感覚に、俺は口元を震わせる。 ナカに入ったまま、すぐにまた片桐君が動き出し、俺はされるがまま、頬を赤らめて彼を受け入れる。 やがて、2度目の射精が放たれて、全身が壊れてしまったかのように、一際大きく震えた。 抜かずに動き続ける片桐君に、俺は絶えず熱い息を漏らす。 「お尻大丈夫?」 彼に優しく問われ、俺はこくりと頷く。 「もう、片桐君の…好きにして……」 思わずぽつり、そう呟く。 「え?」 「片桐君がしたいように、たくさん…なんでもしてくれて、いいよ」 (片桐君に、いっぱい気持ちよくなってほしい…) 目線を逸らしながら言うと、片桐君にちゅ、とキスをされる。 「いいんですか?そんなこと言って。言質、取りましたからね」 ニヤリとした片桐君の妖艶な表情に、胸がときめく。 …うん、いいよ。何でもするよ。 片桐君のためなら、俺きっと、何だってできる。 ――何でも叶えてあげたい。 彼に両足を上げられ、ズンッと奥深くまで挿れられる。 「星七さんほんとにえっち過ぎる」 言いながら、片桐君の先端が奥でぐりぐりと動く。 「あ、っなに、それ」 奥を苛められるような感覚にどきどきとする。 「…もっと苛めたいな」 囁くと、片桐君は俺の体を反転させて、後ろから俺の根元をぎゅっと握る。 そのまま、ぱんぱんと突いてくる彼に、俺はイクことができないまま、押し寄せる熱を吐き出せずに涙する。 根元を押さえられたまま、片桐君がナカにまた射精する。 俺は体中を震わせながら、封じられたアソコをひくひくとひくつかせる。 片桐君のモノが抜かれる感覚に、お尻を上げたまま体を小刻みに揺らしていると。 後ろから彼の顔が寄せられる。 「星七さんすぐイクから、射精禁止」 「え…」 そっと裸の体を起こされ、膝上に後ろ向きで、両膝を開いて座らされる。 「根元、押さえてるのに出てきてるし」 「ぁぁぅ…」 「星七さんがこんなに変態だったなんて」 ビクっ 後ろから耳傍で囁かれて、気が狂いそうになる。 て…いうか、片桐君はちゃんと服着てるのに、俺だけこんなところで全裸って…、恥ずかし過ぎて頭がクラリとする。 「片桐くん…」 「うん?」 「は、恥ずかしい…」 俺は赤面しながら告げる。 「服、俺だけ全部脱いでるし… それに、この格好も」 「今更気付いたんですか?そんなこと」 ちゅうちゅうと、片桐君に首元辺りを吸われる。 「あ、汗かいてるよ」 慌てる俺の背後で、片桐君は座ったまま、俺の後ろにまだ大きくそそり立つモノを当てる動きをする。 ま…まさか、この格好でこの体勢でするのっ!? 「――あっっ」 顔を赤くして考えているうちに、彼に腰を掴まれて強引にナカに挿れられた。

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