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第33話 上の口も下の口も頬張って(side保)【*】

「あっ……♡ でこぼこ、なんか、凄い……っ♡♡」 「保先輩……挿入(はい)ってる|ディルド(モノ)見てませんよね? お尻の感覚だけでそれわかるって、どんだけ……」 ジュポッッ♡♡ ジュプ、ジュプ、ヂュプウ……♡♡ 「ひゃっ……♡ あッ♡ あッ♡」 とてもゆっくりした動きでディルドをピストンしていた修平が、興奮したように激しく動かし始め、俺は衝撃に悶えた。 「お尻っ……捲れちゃう……ッッ♡」 「大丈夫です、気持ち良さそうにぐっぽり咥え込んでますよ」 修平は、俺がそのピストンの速さでもしっかり快楽を得ることを理解したらしく、遠慮がちに動かすのをやめ、前立腺をぐりぐり♡ とディルドの重たい先端で押し潰すように動かした。 グリグリグリグリ♡♡ ヂュプッ♡ ヂュプッ♡ ヂュプッ♡ ドチュッッ♡♡ グリグリグリグリ♡♡ 「あひ♡ う、ぁあんッッ♡♡」 それをされる度に、俺の身体はビクッ♡ ビクッ♡ と反応してしまう。 口の端から涎が出ているのはわかっているけど、両手は後ろで縛られていて拭えない。 「保先輩……うわ、めっちゃトロ顔じゃないですか。このままアクメ決められます?」 「やっ、見る、なぁ……っっ♡♡」 顔を横に向けて荒い息を逃していたら、目の前に修平の顔があった。 こっちは下半身も顔もどろっどろにされているのに、修平は涼しい爽やかな顔だ。 いつも俺といる時は楽しそうにしているけど、今は面白い玩具を見つけた時のように、嬉しそうな、愉しそうな、そしてその玩具をどう調理しようか、そんな表情を浮かべていた。 「保先輩、チョコ食べます?」 「う、んん?♡」 今!? 手を止めて離れるのかと思えば、喜悦の涙で滲む視界に、修平の顔が更に近付いてきて……。 「ん♡」 俺のだらしなく開いた口に、修平のそれが押し当てられた。 薄く開いた隙間からチョコの味がしたかと思うと、少し溶けた固形のチョコと、修平の舌が入ってくる。 「ん♡ んん……っ♡♡」 修平の舌が俺の口内でにゅるにゅると動き、甘いチョコが広がっていく。 「美味しいですね、保先輩」 「ん♡ は♡ ちょっ、と……」 なんで口移しなんだ、と文句を言う為開いた口に、もう一度チョコが突っ込まれる。 同時にアナルもグリグリグリグリ♡♡ と気持ち良いところを突かれて、喘ぐことしか出来ない。 「んはぁっ♡♡」 「先輩は今、手が使えませんからね、サービスです」 ニッコリ笑った修平は俺の尻に容赦なくディルドを出し入れしながら、俺の口にチョコを口移しで食べさせていく。 「下のお口も、上のお口も、沢山頬張ってもぐもぐして、可愛いですね、保先輩」 「ん♡ んふぅ♡♡」 口に広がる甘い甘いチョコと、アナルに感じる甘い甘い痺れに、俺の脳がドロドロに溶かされていくのを感じた。

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