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第89話 エロ乳首の可愛がり方(side修平)【*】

「んっ……」 「髪の毛は痛くないですか?」 俺が聞くと、保先輩はこくん、と頷いた。 可愛い。 保先輩の卑猥な格好を映像に収めるべく、デジカメを手にして普通にシャッターを切る。 その機械音で保先輩の羞恥心が煽られたのか、「んんー! んー!」と言いながら、滑車で吊るされた手錠をガチャガチャと鳴らして暴れ出した。 ──うん、最高。 暴れる保先輩も最高なので、今度は動画を録り出した。顔や局部をズームで撮影した後、全身が画面に入るところでデジカメを固定する。 俺にはごく短い時間だったが、目隠しをされた状態の保先輩には長く感じたらしく、しばらくすると暴れるのを止めて、不安そうに耳を澄ませはじめた。 「大丈夫です、きちんといますよ」 「んぅ♡♡」 俺は保先輩を安心させるように声を掛けながら、乳首を苛めていたカップローターを取り外す。 数ヶ月可愛がり続けた小さなピンク色の乳首は、散々吸引された結果、直ぐに勃起する、摩擦によって色が黒くなる色素沈着を果たした、ぷっくりエロ乳首へと変貌を遂げていた。 当然、すっかり性感帯の一部として機能しているので、とても敏感だ。 カップを取り外したその勃起乳首に、俺は躊躇なく乳首クリップを装着した。 「ん"ん"ッ♡♡!!」 乳首クリップはY字のチェーンで繋がっており、一番下のリングは保先輩の陰茎を通すようになっている。 クリップ事態その挟む強さを調整すること出来、保先輩のペニスが揺れる度に乳首が引っ張られるという、ドMの先輩の悦びそうな仕様になっていた。 「んぅ♡ んぅ……っ♡♡」 「とっても気持ち良さそうですね、先輩」 想像通り、保先輩の頬は赤らみ、興奮で涎がボールの上下から流れ出て、抑えられない被虐心を堪能しているようだ。 金属製のクリップに挟まれた、一見痛々しく見える保先輩の乳首に、ふぅ、と息を吹きかけるだけで、「んう"ーっっ♡♡」と背を仰け反らせて軽イキする保先輩。 俺がそのまま左の乳首の先端をチロチロと舐め回し、右の乳首は手にした筆で先端だけをスッスッと弄くれば、保先輩は何度も身体をくねらせ、触ってもいないペニスの先端から精を迸らせた。 「乳首だけでピュッピュと出せましたね。……でも」 ふーッ♡ ふーッ♡ と荒い鼻息を漏らす保先輩のくったりしたペニスを握りながら、囁く。 「勝手にイくのは、駄目ですよ?」 「んううッ♡♡」 クリップと一体になったリングに締め付け効果はない為、保先輩のペニスと玉の部分に三角リングを、そして更に亀頭部分には単体のコックリングを装着した。

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