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第90話 おねだりのさせ方(side修平)【*】
これで、しばらくは射精したくても射精出来ない。
コックリングの装着時間は三十分が限界だから、勝手にイってしまった保先輩にはその間、ずっとケツマンだけでメスイキアクメを味わって貰うだけだ。
保先輩が拘束されたまま悶える姿に満足した俺の、先程一度欲を吐き出した男根が再び天井を向いた。
「んっ♡う……っ♡♡」
保先輩にその突入を察知させないように、保先輩の汗ばんだ身体を舌先でなぞりながら、指先を滑らせた。
このまま突っ込んでも良いが、やっぱり保先輩のおねだりが聞きたくなって、ボールギャグを外すことにする。
保先輩が俺を欲しがる時が、最高に興奮するからだ。
正面に回り込めば、保先輩は顔を紅潮させて、口から溢れる涎を止めることが出来ずに、ダラダラと垂れ流していた。
……ズルい、と思う。
普通なら、汚らしいと感じてもおかしくない格好をしているのに、こんな、堪らなくはしたない、淫靡な姿を晒しているにも関わらず、尚、綺麗だと思わせるなんて。
俺は狂っているのかな、とすら偶に思う。
こんな綺麗な宝物は、何処かに隠して、大切に大切に、ずっと誰の目にも触れさせないで、俺だけのものにしたいと思うのだから。
その瞳に映るのは、俺だけでいいと、思うのだから。
……まぁ、出来やしないけど。
正確には、思ったとしても、やらないけど、だ。
そう思うのと同じくらい、保先輩が大事だから。
好きなように、ずっと笑っている姿を見たいとも、思うから。
俺は保先輩のドロドロの顔にも舌を這わせながら、ボールギャグを取る。
「修、平……」
蜂蜜のように甘く、トロリ、とした声が俺の耳を揺らした。
目隠しを外せばきっと、保先輩の瞳も同じように溶けていることだろう。
「はい、保先輩」
保先輩に口吻をし、溜まっていた唾液を啜り上げる。
保先輩も、俺の舌に自分のそれを絡ませ、必死で応じながら、その言葉を口にした。
「お願い……もう、欲しい……」
俺は、口角をあげて笑った。
綺麗な綺麗な保先輩が、俺を欲しがる瞬間だ。
「何をですか?」
「……しゅ、修平の、ペニスを……」
「勿論、たっぷり差し上げる予定ですよ。ですが、先程放ったばかりですので、保先輩の言葉と態度で俺を奮い起たせて貰って良いですか?」
俺の息子はしっかり元気になっているが、保先輩がそれを知る訳ではない。
俺は滑車と手錠、そして右足の膝を離した。
手錠は掛かったままだが、保先輩は自由に動ける……つまり、自らの意思でおねだりが出来るのだ。
俺は一度、固定していたデジカメを掴んで、保先輩だけに焦点を合わせた。
これは後で、貴重な俺のヌき動画になる。
保先輩は、手を使えるにも関わらず目隠しを外さずに、俺の方にそのエロく仕上がったケツマンを向け、手錠に掛けられた両手でくぱぁ、と割り開いた。
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