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ハメダ珈琲のハメダモーニング♡ 前編〜えっちな店員さんと童貞卒業セックス♡告白を添えて〜
「き、緊張する……!」
俺、田中直(たなかただし)は、大きな決意を胸に、ハメダ珈琲の扉の前に立っていた。
あれから一ヶ月。
前回、ナオくんに「次はハメダモーニングを頼む」と宣言してから、
全力でプロジェクトを走り抜き、ついに有休をもぎ取った。
有休をとった理由?
そんなの決まってる!
ハメダモーニングを味わうため、だ。
──だって。ナオくんとの“スペシャルモーニング”を堪能した後に出社なんて、絶対無理だったから。
(……でも、有休とってハメダモーニングって、ヤる気マンマンすぎてキモいよな……)
自分の性欲を自覚して、ひとり頭を抱えていると──
カラン──
「直さんっ♡ いらっしゃいませっ♡」
「ナ、ナオくん!?」
ドアを開ける前にまさかの不意打ち、ナオくんがとびきりの笑顔で出迎えてくれた。
「うふ♡ びっくりしたお顔も、かわいい♡」
「……まんまとびっくりしたよ。ていうか、なんで僕が来るってわかったの?」
「え〜? ヒミツ♡」
唇にそっと人差し指を添えてのウインク。
その仕草が完璧すぎて、また心臓に悪い。
……いや、ほんと、ナオくんって不思議なとこ多いよな。
俺の気持ちとか、タイミングとか、まるで全部知ってるみたいで。
いつも絶妙なときに、欲しい言葉をくれる。
まるで──
(まるで、俺のこと……ずっと見守ってくれているみたいだ)
「ていうか!また来てくれないから、ナオ寂しかった〜!」
さっきまでのアイドルスマイルが一転、
眉尻をくしゃりと下げて、甘えた声で俺を見上げてくる。
ぽすぽす、と軽く胸を叩く手のひら。
仕草までいちいち可愛くて、頭を抱えたくなる。
「……ごめんね。実はさ、有休とろうと思って頑張ってたら、今日になっちゃった」
「有休? 直さん、今日はお休みなの?」
「うん。ナオくんと、時間が許すまで……ハメダモーニングしたくて、頑張ったんだ」
言いながら、俺はナオくんの手をそっと握った。俺の手はたぶん、ちょっと汗ばんでた。
「ナオくん。ハメダモーニング……ひとつ、お願いします」
その瞬間、ぱぁっとナオくんの顔が咲いたように輝く。
ほんとに、周りの空気までキラキラして見えるくらい。
「うれしいっ♡ 僕のこと、いっぱい味わってね♡」
頬にキスを落とされて、ぎゅっと抱きしめられたあと、
ナオくんはくるっと踵を返して──
「ハメダモーニングのお客様、ご案内しま〜す♡」
*
案内されたのは、いつものボックス席とは違ってシンプルな個室だった。
木の温もりに包まれた空間は落ち着くけれど、置かれているのは柔らかなクイーンサイズのベッドと、二人掛けのソファだけ。
(……今からここでセックス……いや、モーニングするのか)
ごくり、と喉が鳴った。
「ここ、座って?♡」
「う、うん……」
促されるままにソファの端に腰を下ろすと、そのすぐ隣にナオくんがちょこんと座った。
さっきまでの天真爛漫な笑顔とは打って変わり、潤んだ瞳で俺をじっと見上げてくる。ピタリと寄せられた距離に、心臓がうるさく跳ねた。
「直さん……♡」
「は、はい」
名前を呼ばれただけで、ビクッと大げさに反応してしまう。
ナオくんの声が、さっきから妙に甘くて、思考をとろとろに蕩かしていくようだ。
「ずっと……ずっとね?直さんに出会った時から、モーニングを食べて欲しいなって思ってたの♡」
「ナオくん……」
リップサービスだってわかってる。
わかっているけど……甘ったるい言葉の響きに、心が浮かれてしまう。
やっと……やっと、モーニングを味わえるんだ。
このひとときだけは、ナオくんは俺のものだ。
俺の太ももに、ナオくんの小さな手がそっと置かれる。
顔がゆっくり近づいてきて、吐息が触れるほどの距離。
その瞳の奥には、艶やかな熱が灯っていた。
「ちゃんと、準備したから……」
熱を帯びた吐息と共に、その言葉が唇をかすめる。
「僕のこと……いっぱい、召し上がれ♡」
そう言って、ナオくんの柔らかな唇が、ちゅっ♡ と音を立てて重なった。
すぐに、舌がぬるりと口内に滑り込み、やわらかく舐め回しながら、ねっとりと俺の舌に絡めみついて、じゅるる♡ と艶めかしい水音を立てて俺の舌を吸ってくる。
俺も負けじと舌を絡ませ、ナオくんの舌を追いかけて、上顎をぞりっと舐め上げてみた。
「んっ……♡」
ナオくんはふるんとまつ毛を震わせ、びくんと小さく体を震わせる。舌先の快感に、とろんとした吐息を漏らした。
「ん……ちゅ、れろ、んっ……♡ ……ふふ、直さん、舌、絡めてきてくれるの……気持ちいいの♡」
甘い吐息と水音が混ざり合う中、少し息が上がったナオくんの唇はぷるぷるに潤み、頬は上気してとんでもなく扇情的だ。
キスだけなのに、俺の下半身はもう、はち切れそうなくらいズキズキと疼いていた。
「あれ? 直さん、もう……おっきくなってる?」
すでに主張しているズボンの上から、ナオくんが人差し指ですりすりと撫でてくる。
布越しの刺激に、先端が敏感に反応してビクッと跳ねた。
「えへ、ぴくってなった♡ かわいい……」
ナオくんはソファからするりと降りて、俺の足の間に膝をつく。
両手で器用にベルトを外し、ファスナーをゆっくりと下ろすと……下着越しにくっきりと浮き上がった俺のモノがあらわになる。
先端からは我慢汁がじわりと滲み出ていて、布地には恥ずかしいシミが広がっていた。
それを見たナオくんの瞳がいやらしく細められる。
「あ……すごっ♡ かくれんぼしてるけど、えっちなシミでぜんぶバレちゃってる♡」
布越しにちゅっと熱い吐息が落ちる。
熱を帯びた唇が、俺の先走りですっかり湿った布地をはむはむと啄むように吸い、ちゅっ、ちゅぷっと卑猥な水音を立てる。
生殺しみたいな、じれったい快感が全身を駆け抜けて、腰が勝手に浮きそうになった。
「ナオくん、っ……!」
「ふふ♡ 焦らしてごめんね?……よし、脱ぎ脱ぎしようね♡」
ナオくんがいたずらっぽく笑うと、俺のズボンごと下着をぐいっと引き下ろした。
俺も腰を浮かせて手伝う。その瞬間──
ぺちんっ♡
「あっ、ごめん!」
反動で勢いよく勃ち上がった俺の息子が、ナオくんの綺麗なおでこをぴしりと叩いてしまった。
ああああ! なんて愚かで元気すぎる息子なんだ…! 穴があったら埋まりたい!
「ふふっ♡ みぃつけた♡」
しかしナオくんは怒るどころか、ぱちぱちと瞬きをすると、花が綻ぶように嬉しそうに笑う。
まるで宝物を見つけたかのように、熱っぽく潤んだ瞳で俺の猛りを見つめている。
そのまま、ちゅっ♡ と先端に慈しむような口付けを落とすと、ナオくんはくるりと身を翻した。
「ねぇ、直さん♡」
ふわりとベッドに乗り上げると、無防備な四つん這いになって、きゅっと上がったお尻を俺の目の前に突き出してきた。
ぴっちりとした黒いショートパンツに包まれた、丸く小ぶりなヒップ。
その割れ目をなぞるように走るシルバーのファスナーが、照明を反射していやらしい光を放っている。
肩越しに振り返ったナオくんの瞳は、熱っぽくとろりと潤んでいて、口元にはいたずらな笑み。
「ずっと……見てたでしょ?♡ 直さん、ここ……気になってたよね?」
「え、いや、その……っ」
不意を突かれた俺は、喉の奥で音を立てながら答えを詰まらせる。
バレてた…!初対面のときから、ガン見してたの、全部バレてた…!
ナオくんは腰をくねらせ、挑発するようにくい、くいっとお尻を振ってみせる。
「開けてほしいな……♡ 直さんの手で……ここ、下ろして?」
甘くくゆるような声に、理性がぐらぐらと溶けていく。
「はやく♡ ……ねぇ、もう待てないよ?」
「わ、わかった……」
熱に浮かされたように震える手を伸ばし、冷たい金属のファスナーリングに指をかける。
ジジジ……。無機質なファスナーの音が、やけに大きく部屋に響いた。
「やば……」
「えへへ♡」
パンツの隙間から覗いたのは、まっしろで柔らかそうな双丘…!
案の定、下着なんて履いてない。みずみずしい桃のようなおしりが、俺を誘うように揺れる。
「あっ♡ んっ……♡」
たまらず手を添えて、ふたつの丘をぐいっと左右に開いた。
すると、そこには…とろとろの蜜で濡れそぼった淡い色の孔が、恥ずかしそうに、でも期待するようにクパクパと震えていた。
「っ、ナオくん……これ……濡れてる……っ!?」
「んふふ♡ 言ったでしょ? 直さんのために、ちゃんと準備したって♡……んぁっ♡」
神聖な場所に触れるみたいに、震える指をそっと一本、沈めていく。
「んんっ…♡」
ナオくんの背中が、きゅっと弓なりにしなる。
指先に、きゅうっと絡みついてくる熱い内壁。
ローションだろうか……? 透明な蜜がとろりと溢れ、ぬちゅ、ぬぷっ、ちゅうちゅうっ♡といやらしい水音を立てながら、俺の指を根元まで吸い込んでいく。
ああ、夢にまで見た光景。いや、想像をはるかに超えている……!
ここに、俺のモノを挿れたら──どれだけ気持ちいいんだろう。
想像しただけで、果ててしまいそうだ。
恐る恐る指を抜き差しし、ぐっと少し曲げてみると、ナオくんがびくんっと腰を震わせる。
「あっ、そこ……♡ ねぇ、直さん……指じゃやだ……♡ もうほぐしてあるから……だから」
潤んだ瞳で見上げながら、熱に濡れた唇で甘くねだる。
「はやく……ハメて?♡」
その甘い命令で、俺のぐらついていた理性は完全に吹き飛ばされた。
「っ……!」
導かれるまま、俺は無我夢中で勃起ちんぽの先端を、物欲しげにひくひくと啼くナオくんの後孔に──むちゅっ♡と押し当てた。
ず、ぐっ……♡ ぬぷぷぷっ♡
「あっ!あっ! ああ……っ♡ 入ってくるぅ……っ♡」
「く、う……っ!」
亀頭の傘が、きゅうっと狭い入り口に押し入っていく。想像以上の熱さに、俺の腰が震えた。
とろけそうな肉の壁が、ぬるりと俺の先端を吸い込み、「もっと奥に来て♡」と誘うようにやわやわと絡みついてくる。
き、気持ち良すぎる……!
ゆっくりと入り口を押し広げながら、奥に、奥にと歩を進めて俺の童貞ちんこが、半分ほどナオくんの中に飲み込まれた。
ナオくんの慎ましやかな蜜壺が、俺のモノを受け入れるために、目一杯に広がって……健気にも、ずっぽり俺のを咥えこんでくれている…!
ものすごい光景だ。
「はぁ、っ……ナオ、くん……大丈夫?痛く、ない?」
「あっ、ん♡ へーき♡ 直さんの、あったかくて…きもちい……っあ♡」
答えながら時折気持ちよさそうに身体を震わせる。
よかった。ナオくん苦しくないみたいだ。
……でも、俺の方がもう限界かもしれない。腰を進めるたびに、快感で腰の奥が痺れて、今にも射精してしまいそうだ。
(だめだ、まだ、耐えろ…!)
ここでイッたら情けなすぎる。歯を食いしばって腰に力を込め、最後の一押しで、ぐぐっと根元まで沈み込ませた。
ぐぷぷっ♡……ずぷんっ!
「ぐっ……!はあっ、入っ、た……」
「うふ♡ ぜんぶ、入ってる…♡ おめでと♡」
「あ、りがと……っ」
あぁ……好きな人と繋がるって、こんなに脳が蕩けるほど気持ちいいのか。
快感と達成感で、目の奥がツンと熱くなる。
……なんて感動に浸ってる場合じゃなかった。
すぐに、自分がとんでもない危機に陥っていることに気づく。
(まずい……これ、動いたら即射精するやつ……!)
挿れた瞬間からずっと我慢してた射精感が、もう限界の鐘を鳴らしてる。
ナオくんの前で、情けない失態だけは演じたくない。動きたいのに、動けない。
絶体絶命すぎる……!
「……直さん♡ なんで止まっちゃったの?♡」
ぐるぐる思考を巡らせていると、ナオくんが振り返って、とろとろに蕩けた目で俺を見上げてくる。
「……あ、ごめん。ナオくんのナカ……気持ちよすぎて、動いたらたぶん……すぐ、イッちゃうかも……」
「んっ♡ そっかぁ♡ 全然謝ることじゃないよっ♡ もし出ちゃっても……それって嬉しいことだよ?♡ 直さんが気持ちよくなってくれるの、ナオは嬉しいの♡」
「ナオくん……」
「っあ♡ だからね……ナオの奥、もっとぐちゅぐちゅにして♡ いっぱい、パンパンしてぇ♡♡」
その一言で、俺はわずかに残っていたプライドを脱ぎ捨てた。
もうどう思われたっていい。かっこ悪くてもいい。
ナオくんと、繋がって一緒に気持ち良くなりたい──!
ナオくんの腰をそっと抱きしめて──
ゆっくり浅く抜いたあと、ねっとりと粘る音を立てながら、「ずぷ……っ♡♡」とねっとりと絡みつくナカを割って、奥までゆっくり押し込む。
「ひゃうぅっ♡♡」
「くっ……は……ッ!!」
ぐちゅ、じゅぽっ、ぬちゅっ……っ♡
卑猥な水音が部屋を満たしていく。
「んぁ♡ あっ♡ 直さんの、すごい♡ あついのぉ♡♡」
「ナオくんのナカ……っ、きゅぅぅぅって……! やば……っ、気持ちよすぎて……」
1回、2回、3回──腰を打ち付けるたびに、ナオくんの胎内が熱く俺のを締め付ける。 その快感は、やはり童貞の身体にはあまりにも強すぎた。
「っ……やば……っ、ごめ、ナオくん……っ、もう、出る……っ♡♡」
びくっ、びくんっ♡♡──腰が跳ねるように痙攣し、思考が真っ白に弾け飛ぶ。
そして
ぴゅっ、ぴゅるるっ……♡
抗う間もなく、ナカに熱い奔流をぶちまけてしまった。
「ふぁぁっ♡ んんっ♡♡」
「はっ、は……っ♡♡」
想像を遥かに超える快感に、思わず天井を仰いだ。
口元はだらしなく開きっぱなしで、唇の端からは情けなく涎が垂れていくのが分かる。
ナオくんのナカ、イってるのにぎゅぅっ♡とちんこを搾り上げてくるから、
気持ちよさに腰の痙攣が止まらず、ガクッ♡ ガクッ♡と勝手に突き上げてしまう。
(……っ、やば……マジで三擦り半どころか、秒でイった……)
どくどくっ♡とナカに注ぎ込み、すべてを出し切ってようやく息を吐くと、恥ずかしさが込み上げてくる。
顔は真っ赤、息はぜぇぜぇ。ナオくんを満足させるどころか、自分ひとり気持ちよくなっただけだ。
「ご、ごめん……俺、早すぎて……」
俺が謝るけれど、ナオくんはくすくす笑って、蕩けきった甘い瞳で俺を見つめた。
「んふふ♡ ごめんってなぁに?♡」
そう言って優しく背中に腕をまわして、俺の頭を撫でてくれる。
「すっごく嬉しかったよぉ…♡ 直さんのあったかいミルクで、お腹の奥がきゅううんってなったもん♡」
その言葉と同時に、ナカがまた、きゅううっ♡ と俺のを締め付けた。
「っ、ナオくん……!また、ナカきゅうってなってる…♡♡」
果てたばかりでまだ繋がったままの俺のちんぽが、その刺激に応えて、ぐぐっと再び熱を帯びていく。
――俺、こんな持続力あったんだ!?
「……あれ?♡ 直さんのおちんちん……また、大きくなってる……♡」
ナオくんは驚きながらも、とろけた笑顔で嬉しそうに見つめてくる。
情けない姿ばかり晒してきたけど、今度こそナオくんを気持ちよくさせたい――!
「ナオくん……」
「なぁに?♡」
「ハメダモーニング……っ、おかわりしてもいい……?」
「ふぁ……♡ もちろん♡ おかわり、いーっぱいしていいよ♡」
*
ぬちゅっ、ぐぷっ、ぐちゃっ、ぱんっ♡
「っ、あっ……ん、ぐっ♡ ナオくん、ナオくん……っ、やば……!」
「ふあっ♡ あっ、ああっ♡ すごっ♡ じょおずぅ♡」
部屋の空気はすっかり熱を帯び、ねっとりと卑猥な水音に包まれている。
俺は盛りのついた猿のように、夢中で腰をガンガン突き動かしていた。
テクニックなんてない、正直ド下手なピストン。
でも、ナオくんと一緒に気持ちよくなりたい。俺はただ、必死だった。
どちゅ、ぐっ、ぐりゅっ……♡
ある一点を掘りあてた瞬間──
ナオくんの背中が、びくんっと反り返り、きゅううん♡ とナカが締まった。
「あっ、んっ♡♡ そこ、きもち、いいっ♡♡ もっと、おく、ついてぇ…っ♡」
「ナオくん……っ、ここ……?♡」
「んぅっ♡♡♡」
(ここが、ナオくんの前立腺……!)
見つけた……! ナオくんの気持ちいいスイッチ。
感じる場所がわかって、安堵と興奮が同時に込み上げる。
もっとナオくんを夢中にさせたい一心で、その一点を狙い撃つように、ぐっと腰を突き上げた。
「んああっ♡♡♡ そこ、いや、あっ、ダメェッ♡♡♡」
突き込むたびにナオくんの身体がびくんっと大きく痙攣し、内壁がぎゅうっと絞り上げてくる。
後ろから顔は見えないけれど……さっきまでの余裕は完全に消えている。
その姿に、俺はもっとナオくんをめちゃくちゃにしたくなった。
腰を支えたまま、もう片方の手を前へ回し、窮屈そうなショートパンツのジッパーを下ろす。
すると、すでに熱く硬くなったナオくんのペニスが、ぷるんっ♡と弾むように飛び出してきた。
「あっ♡ まえ、も…っ♡ 後ろも、だめぇっ♡♡♡」
後ろをぐっちゅぐっちゅと突きながら、とろとろに熱く濡れたナオくんのおちんちんを、ゆっくりやさしく扱いてあげる。
どちゅ♡ どちゅ♡ どちゅ♡ にちゃ♡ ぐちゅ♡ ぬちゅ♡
「ああっ♡ おしり……パンパンされてっ♡ ナカ……ぐちゅぐちゅって、直さんの形にされちゃう……♡ おちんちんも、直さんのおててで…きもちぃ…♡」
ナオくんはより一層乱れてくれて、綺麗な桃色の髪を振り乱している。 そのえっちな姿に煽られて、俺の腰の動きも、自然とどんどん速さを増していく。
「ナオくんっ…!俺も、もう、出るから…っ!いっしょにイこ…っ♡♡」
「んっ♡♡ いっぱい、出してぇ…♡♡」
パチュ!♡ パチュ!♡ パチュ!♡ パチュ!♡
ずちゅっ!……びゅく!♡ びゅるるるっ…!
「くっ……♡」
「んん゛っ♡ あっ♡ あぁぁぁっ♡♡♡」
俺はナオくんのナカに熱い奔流を注ぎ込み、同時にナオくんも俺の手の中に、ぴゅっぴゅ♡ とミルクを放った。
「はぁっ、はぁっ、は…っ」
「んっ、ふぅ…っ♡」
全身から力が抜けて、俺はナオくんの上にぐったりと倒れ込む。
ずぽっ♡と間抜けな音がして繋がりが解けると、どろりとした白濁が溢れ、ショートパンツと彼の白い肌を汚した。
「あ、あっ♡……ナカ……しゅごい♡ いっぱい出たぁ♡ あちゅくて……ナオ、きもち、いーの♡」
ナオくんは、恍惚とした顔で、お腹をそっと撫でていた。それはまるで、俺がさっき奥の奥まで注いだ白濁を、愛おしんでるみたいで……。
上半身はいつも通り、ピシッと着こなしたシャツとコックタイ。
でもその下は──ショートパンツの前も後ろも、大きく開かれたまま。
俺とナオくん、ふたりの白濁が入り混じって、ぐちゃぐちゃに汚れている。
清楚な制服と、淫靡に崩れた下半身。その背徳的なギャップに、
さっきまで何度も果てたはずの俺の下半身が、また疼きを主張してきた。
疼く衝動を抑えるように、ナオくんの汗でしっとり湿った髪を撫でると、彼はとろりとした瞳で俺の腕に頬をすり寄せてきた。
「直さん……ありがとうございましたぁ♡ モーニング……おいしかった……?」
まだ快感の余韻が抜けない状態のまま、ナオくんがぽやんとした声で感想を聞いてくる。ぽてっと色づいた頬、潤んだ瞳、とろんと蕩けた表情――全部が、愛おしすぎて、いとしくて、たまらない。
「うん、もちろん。ナオくんがかわいすぎて……すっごく、よかったよ」
「そっかぁ……♡ 嬉しいな……♡ お腹、いっぱいになってくれて……♡」
「もちろん……」
お腹いっぱいになったよ。
そう答えようとした、そのとき――
ドクンッ…!
「……っ、え……?」
心臓が、喉元までせり上がるみたいに大きく脈打つ。視界がぐらりと揺れて、さっきあれだけナオくんを貪ったはずなのに、腹の底で飢えた獣が咆哮をあげた。
(……全然、足りない)
もっとだ。もっと欲しい。
今だけは、なんて綺麗事。
ナオくんのぜんぶを、俺だけのものにしてしまいたい――!
「直さん……?」
突然黙り込んだ俺に気づき、ナオくんが心配そうに覗き込んできた。
無防備な顔を見た瞬間――思考より先に動く、俺の身体。
トンッ
俺は無言のままナオくんの華奢な肩を掴むと、軋むベッドへとその身体を押し付け、再びシーツに沈めた。
「えっ……♡!?」
息を呑むナオくんにかまう余裕もなく、
もはや服としての意味をなさないショートパンツを、容赦なく引き剥がす。
そして――恥じらうように閉じられた脚を、ぐいっと力任せに開かせた。
「ひゃっ……♡ やぁっ、ねぇ、まっ……て……///」
途端に濃密な花の匂いが立ちのぼり、俺の脳を直接揺さぶってくる。
頭の芯がクラクラする。
「あ……っ、だめぇ……♡ そんなに見ないで……恥ずかしいよぉ……っ♡」
うるうると潤んだ瞳。耳の先まで真っ赤に染まった顔。震える手でどうにか局部を隠そうとするけど――
ぷるぷる震えるおちんちんも、ぐちゅぐちゅに濡れた穴も、全部、丸見え。
まるで、俺だけのために並べられたフルコース。
(――最高に、うまそうだ)
喉の奥が、カラカラに乾いて痛い。
焦燥感と飢餓感が、腹の底でぐらぐらと渦を巻き、俺を突き動かす。
早く……はやく食べてしまいたい。
「あ……あっ♡ ああっ♡ またっ……♡」
「ごめん……全然、足りな……いっ!」
俺はナオくんの腰をがっちりと掴み、とろとろに蕩けた蜜壺へ、勃起ちんぽの先端をびたりと押し当てる。
ぬちゅっ♡ ぐぷっ♡ ぬぽっ♡
蜜が溢れて絡みつき、先端がいやらしく吸い込まれていく。
そして、体重をぐっとかけて、ずぶずぶと奥へ突き進める。
ぐぷぅぅぅっ♡ ズチュウゥゥゥゥッ……♡♡
「んあ゛ああぁぁ〜〜っっ♡♡♡」
ナオくんの甘い悲鳴が部屋いっぱいに響いた――。
「……くっ」
挿れた瞬間、ナオくんの背中がびくんっとのけ反る。
そして、奥がぎゅぅぅぅぅっ♡ と痙攣するように締まり、根元まで絡みついてくる。
ぴゅ……♡ ぴゅっ♡
かわいらしいペニスの先からは、勢いのない精液がとろっと漏れ出すだけ。
触れてもいないのに、挿れただけでナオくんは果ててしまっていた。
「はぁっ……♡ はっ、はぁ……♡」
「くっそ……マジで、えろ……っ」
ぐちゅぐちゅと絡み合う音の中、視線の先では頬を上気させてトロけきったナオくんが、びくびくと甘い痙攣を繰り返していた。それでも抽送を続ける。
ズチュッ♡ ズチュッ♡ パンッ! パンッ! パンパンッ!!
「ふあっ♡ あっ♡ らめっ! そんなっ……♡ まだ、イッてう♡ んんんぅっ♡♡」
突き上げるたびに、ナオくんの身体がベッドの上でぴょんっ♡ ぴょんっ♡ と跳ねて、開けっぱなしの唇の端からは、よだれがつぅ……っとこぼれ落ちる。
ぐちゅっ♡ ぐちゅっ♡ ぐちゅぅぅっ♡ ぬぽっ……♡
「やっ♡ ああっ♡ たあしさんっ……♡ 壊れたうっ♡ ほんとに……♡」
上気した頬、潤んだ瞳、唇の端から零れるとろけた声。
今、この瞬間だけは俺だけを見て、俺だけのもの――そんな錯覚に囚われてしまいそうになる。
「ナオくん……ナオくん、ナオくん……っ」
お互い汗だくで、ドロドロに深く交わっている。
なのに――どうしたって、ナオくんとはひとつになれない。
抱きしめているのに、どこか遠くて。
どうしようもない寂しさが、じわじわと心を蝕んでいく。
――そのときだった。
ぴと♡
頬に、そっと添えられた指先のぬくもり。
「っあ♡ なんで……泣いてるの?」
「え……?」
ハッとしてナオくんを見返すと、潤んだ瞳が不思議そうに揺れている。
自分の頬に触れると――濡れていた。
無意識に……泣いてたんだ、俺。
「あ、なんでだろ……っ」
慌ててぬぐうけど、次から次へと涙があふれて止まらない。
「どこか痛いの?」
「ううん。痛くない。……けど、多分」
「多分?」
「多分、寂しい……んだと思う」
「っえ、なんでぇ……?」
ナオくんは困ったように首をかしげる。
そりゃそうだ。セックスの真っ最中に「寂しい」なんて、わけがわからないに決まってる。
でも、言葉にして、ようやく自分の気持ちがはっきりした。
俺は、ナオくんのことが本気で好きだったんだ。
えっちでかわいくて、優しくてあたたかい。お客と店員という関係を超えてしまうくらい、どうしようもなく。
だけど所詮はハメダ珈琲の店員と客。
どれだけ味わっても、ナオくんは俺のものにならない。
皮肉なことに、ハメダモーニングでその現実を突きつけられたのだ。
もう、自分の気持ちからは逃げられない。
俺は出禁を覚悟でナオくんの瞳をまっすぐ見て、絞り出すような声で告げた。
「ごめん……ナオくん……俺、ナオくんのこと、本気で好きになりました……」
「えっ」
時が止まったかのような静寂の中、ナオくんの大きな瞳が、ただ驚きに見開かれていた。
後編は2025年10月3日投稿予定!
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