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(ライラside)
息をつく間も無く、ベルブの手が俺の服を剥ぎ取っていく。熱く濡れた荒い吐息が重なり合い、貪るようなキスに舌を絡めとられて…白いシーツに、汗の滲んだ肌が擦れた。
「…っ…はぁ、…はぁっ……ぁ、…んぅ…」
唇の薄い粘膜が押し潰されるように密着し、ざらりとした舌が絡み合う…
ベルブから与えられる深いキスに呼吸を乱しながら、体の奥底から湧き上がるような甘い疼きを隠しきれない…
この悪魔のことが好きだ…
俺は今日、離婚して、聖職を辞め、エクソシストとしての人生を捨てた…
悔やまれることは何も無い…
目に見えない重い鎖で雁字搦めになっていたような、俺を取り巻く柵は断ち切られている。
俺は、この悪魔に全てを捧げることができる…
「ライラ……」
ベルブの囁く声と共に、この火照った身体はうつ伏せにベッドへと押し付けられた。冷たい冬の室温に肌が冷える隙も与えず、ベルブはその身体を俺の背中に密着させて覆い被さってくる。
チュ、と首筋に後ろから吸い付かれ、敏感にビクッと体が跳ねた。赤くなった顔をシーツに押し付けながら、興奮で震える体がさらに熱を帯びる。
ベルブの唇は俺の背筋を這うように下へ下へと降り、背中の広い筋肉を下っていく。
「ンッ…♡」
柔らかな尻肉の麓を舐めあげられながら、ベルブの大きな掌がムギュっと片方の膨らみを鷲掴みした途端、同時に与えられたその刺激で思わず声が漏れた。
次の瞬間にはもう片方の尻肉まで手荒く掴まれて、ベルブの両手は双丘を左右に押し広げる。
「ぁ……恥ずかし……っ♡…そ、そんなに……広げるなっ……♡」
シーツを握り締め、顔を枕へ埋めながらそんな言葉を返す。それは自分でも驚く程に甘く掠れた声で、耳に残る自分の声色さえも羞恥心と興奮を煽る。
「ふふ……今日もイヤらしいね、この穴は……」
ベルブが悪戯な笑みを含んだ低い声でそう囁く。その言葉で顔から火が出るほど真っ赤になりつつも、ベルブのあの燃えるような視線がただ1点へと、俺の後孔へ向けられていることを悟った。
「…っ、見るな…っ♡…そんなに、観察すんじゃねぇ…っ」
ベルブに恥ずかしい場所を見られている…
そんな事実が、俺の思考をどろどろに溶かしていく。勝手に腹に力が入って、自分の秘部がヒクヒクと動き、この悪魔を悦ばせてしまう…
「…見ちゃダメって…?」
「ひぅッ…♡」
ベルブの熱い吐息が尻の窄みに感じられて、見えない背後で奴がいかに至近距離でソコを見つめているのかが分かる…
あぁ、もう駄目だ…♡
おかしくなる…
お前のせいで…お前が欲しくて、ケツん中がおかしくなって……
「見て…くれっ……♡俺の……ヤラシイ穴……お前のチンポ欲しくてっ……、おかしくなってんだよぉ…」
理性の薄膜が剥がれ落ちて、淫らに腰が揺れる。足先でもシーツを引っ掻くように掴みながら、熱く疼いてどうしようもないその場所を晒した。
「――ア"ぁッ!?ン"ッ!」
喉の奥から上擦ったような声が漏れた。敏感になったその場所に、濡れてねっとりと温かく、ザラついた粘膜の感触が走る。
「や"めっ…へ……♡そこ、ぉ"ッ…汚っ…♡」
あぁ…嘘だ……そんな場所…舐めるなよっ……
やめてくれ、恥ずかしいのに……
気持ち良くて、喘ぐ声を止められない…
あの悪魔はピチャピチャと厭らしい水音を立て、
俺の反応を楽しんでいる…
この激しい羞恥心さえも、奴への欲情を熱く滾るように駆り立ててしまっていた。
ヒクンッ!と激しく背中が反り上がり――
しかし、がっしりと尻肉を押し広げられ、脚もベルブの体重で動かせず、逃げることはできない…
「ひ、ぁ"っ…ぁ…♡…ぁ…♡」
甘い喘ぎ声が喉の奥から漏れ出して、ベルブの舌使いが鮮明に脳に焼き付く。
「んッ♡…も、ぉ…っ…や…めッ…♡」
執拗にその場所を舐められて、全身から力を抜き取られるようにぐったりと身を預けてしまう。
抗えない……
寧ろ、もっと……♡
意思に反してビクッと肢体が痙攣し、声を抑えようとしていたことも忘れていた。顔を上げながら喘ぎ続けてしまう。
「あ"ぁぁ…♡…ンッ…ひ、ぅ…っ♡」
涎を垂らして情けない声を上げながら、焦点の合わない視界はもう何を見ているのかも分からない…
窄みの襞を広げるように強く舌先を押し当てられながら吸い付いかれて、声さえ上げられなくなる。ビクンッと体が跳ね上がった。
そして暫くするとベルブは漸く気が済んだのか、背後で奴が体を離す気配がした。しかし今の俺はもう、まともに頭が回らない…荒く乱れた呼吸を繰り返して口を開け、酸素をパクパクと求めている。
ベルブは俺の体を背後から優しく抱きしめ、胸や腹、脚をピッタリと密着させた。
「…優しくって約束だもんね…?」
そんな風にベルブが俺の耳元で囁き、熱く硬い昂りを尻肉の谷間に擦り付けるように押し当ててくる。
優しく……?
優しく…って……
あぁ…なんだよ……… もう…訳分かんねぇ……とにかく、早く……
そのデッケェので俺の中をぐちゃぐちゃにして欲しい……♡
「…欲し…早ぐっ…♡」
自然と視界が潤んで、俺はシーツとベルブの体に挟まれている腰をくねらせ、淫らに尻を振る。互いの汗で肌が滑り合い、僅かな隙間しか与えられていないその動きは浅ましい…一人では挿入されることも叶わずに焦燥感が募る。
「…可愛いね。そんなに欲しい…?」
「欲しい"っ…チンポ…ベルブのチンポ…っ♡」
卑猥な要求を喉奥から垂れ流しながら、ベルブのペニスに腰を振って媚び続けた。しかし突然、その腫れた筒先が俺の穴へと突き立てられる。
「ん、ぉ"っ…♡」
「ほら、ライラはじっとしてて?俺がゆっくり、優しく…奥までいっぱい埋めてあげるからね…」
ベルブの体に押し付けられ、俺の情けない腰の動きは制止されてしまう。そしてゆっくりとした動きで、ベルブはその凶暴な肉棒を俺の奥深くまで挿入し始めた。
「あ"ぁ…っ♡ぁ…っ…キてる"…♡おぐっ…もっとぉ"…♡」
「はぁ……凄く熱くて柔らかい……ライラの中…気持ちいいね……」
ベルブが気持ちよさそうに呟く…その声を遠くに聞き、ケツの中が勝手に、ベルブのペニスを更にキュウキュウと締め上げる。
「ライラ、動いちゃ駄目だって言ったよね…?そんなに腰振って…」
「あ"っ♡…あぁ♡…ぎもち…っ……もっと…シて…っ♡」
「腰痛めたらどうするの…?今日はゆっくり…ね…?」
ズププッ、と緩やかな動きでその昂りが引き抜かれていく感覚に、俺の腰はベルブの動きに追従するように上へと押し付けてしまう。しかしベルブはその動きを止めるように俺の腰を押さえつけ、そのまま再びゆっくりとした動きでピストンを繰り返した。この疼く穴で、奴のペニスがゆっくりと行き来する。
「ふぅ"っ……ん♡…ぁ"…っ、…はぁ…♡」
気持ちいいのに、ベルブは焦らすように腰の動きをズラして小さな動きを繰り返し始める。
中途半端に刺激を与えられて……
何度も絶頂に飲み込まれそうなほどの波が打ち寄せるのに、足元を掬われるように強く甘い痺れだけが断続的に残る…
深い快楽に達しようと両腕はシーツを手繰り寄せ、両足は痙攣するように伸び切って爪先まで力が籠った。
「ふふ…凄いね…、…ライラの中、俺のを奥まで咥えたいって……必死に絡みついてくるよ…」
ベルブはハァハァと息を切らしながら耳元で囁く。焦らされて…ベルブに全てを掌握されている感覚が……堪らなく興奮する……
「もう……限界かな…?」
奴の低い声が鼓膜にこびり付いて脳ミソを焦がすように体を痺れさせる…
もう限界だ…
早く…もっと激しく強引に…
俺の腹の中…壊れるほど奥までいっぱい擦って、突き上げて……
一番深いところに、ベルブのザーメンを……♡
「ふ…ぅ"っ…♡…も、ぉ…イ"きたぃ…っ……ベルブの…チンポでぇっ……♡お前のせぇしッ……おぐに出してぇ"……」
あられもなく、はしたない声を上げながら、ベルブの熱い昂りを疼く内壁で締め付ける。視界は涙で緩み、だらしなく開いた唇から唾液が垂れていくのも気にかけることはできず、焦がれそうなほどの渇望を前にして、淫らな隷属に堕ちていく…
「ンン"ッ…!」
絡み合う結合部からペニスを引き抜かれ情けない悲鳴混じりの喘ぎ声が漏れるが、この身体はすぐに仰向けにされた。
ベルブは白く長い髪を後ろへと片手で掬い上げて流し、情熱的な欲望を秘めた眼差しで俺を見下ろす。抱き合うように組み敷かれて、息をつく暇も無く再び俺の中へとその昂りが無遠慮に捩じ込まれた。
耳元で何度も"好き"と熱っぽく囁かれる。
獰猛に、最奥を貫くほど深い律動を下半身へと叩きつけられて……
「んおぉぉ"っ…♡…そごぉ…奥ッ…ぎもちぃ…イクッ…イクッ、イグゥッッ……♡」
強烈な快楽へと瞬く間に昇り詰め、激しい絶頂感が全てを掻っ攫っていくように弾ける。ベルブにしがみつきながら奴の背中に爪を立ててしまう。痙攣する脚はベルブの腰を強く挟むように力が入り、背中を反らせて汗の滲む首筋を晒しながら喘ぎ続けた。
ガクンっと腰が跳ね上がり、腹の上で脈打つペニスは体液を勢い良く噴き出す――…
あぁっ…まただ…止められない…
意思に反して潮を噴き、自分の体やシーツを濡らしていく……
「…はぁっ……ライラ、漏らし癖が付いたかな……」
「ン"ッ♡♡」
恥ずかしい……
そんな癖がついちまったなんて…どれだけこの体は快楽の境地を拓いてしまうんだ…
でも…
恥ずかしいと思った感覚さえも直ぐに遠くなっていき、貪欲にベルブを求め続けて腰が淫らに揺れる。
「ふぅっ…、はぁ……ぁ"…♡」
強烈な快楽の余韻から抜け出せそうにない…蕩けきった顔でベルブを見つめ返そうとする。ビクビクと体が震えて、力の抜けていく脚はガクガクと痙攣がおさまらない…
必死に奴の赤い瞳を見つめ、震える舌で懇願した。
「…欲しい……っ…♡俺の…、…腹の中に…っ……ベルブの、沢山ッ……♡」
「……あぁ、もちろん…。ライラ、愛してる…」
そんな甘い囁きと共に再び激しいピストンが再開される。
何度も愛してると言うベルブの言葉が鼓膜にこびりついて、この悪魔のことしか考えられないまま、身体は弓なりに激しく痙攣する。
「ひっ♡お"ぉっ♡好ぎっ…愛してる"っ…あ"!♡イグッ…イクうぅッ♡♡」
喉が枯れるほど喘ぎながら、この悪魔に愛を伝える……
頭が真っ白になって、ベルブの腕の中で頭が真っ白になるほどの深い快楽にこの身を委ねていた。
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