7 / 55
第7話
なんか違う声が聞こえる。さっきの男達のような声じゃなく、綺麗で丁度いい低さの声。
「は?お前誰だよ。」
男達は俺の口に入れるのを邪魔されたと怒ってる。
「コイツの彼氏だよ。」
…コイツって。
この場でピンチな人って俺以外にも居るのか。俺の事助けてくれないかな、、、でも、彼女助けにきたんか。
「成海、おい、寝るな。」
なんか、イケボが声かけてきた、、
ん、?
…成海って言った?
助けてくれる?
「だ、だれ。もぅ誰でもいいから。俺をたすけて。」
「助けに来たんだよ。お前の為に。」
意味わかんないけど、後は任せればいい感じだよね。
成海はイケボが助けて来てくれて安心したのか意識を手放した。
ともだちにシェアしよう!