8 / 55

第8話

久しぶりに夢を見た。 兄ちゃんと楽しくゲームしてる夢。 俺はほんとに楽しそうに笑ってる あぁ、あの頃に戻りたいな… 「…おい。起きろ」 ん、、、?何か声が聴こえる。 この声って、助けてくれたイケボ? 眠くて思い瞼を開けると顔の前にイケメンボイスの顔があった。 「…うわぁぁ!?」 近すぎてびっくりした俺は声を上げた。 「うるせぇなっ。」 と、俺から離れて煙草を銜える。 よく見てみると顔はものすごくイケメン。 涼しげな切れ長の目を中心に顔の全てのパーツが整っているし、顔に似合っている男らしい黒髪の短髪。芸能人?身長は180cmを余裕に越していそう。手足は長いし、煙草を吸っているのが良くあってる。 「…てか、あんた何で俺の名前知ってんの?」 も、もしかして、、、 「ストーカーとかっ??」 すると間髪をいれずに 「ちげーよばかっ!」と否定された。 「じゃあ、何で?」 なんか怖っ。 「いや、お前を学校で知らない奴なんて居ないだろ。」 がっこう??この人高校生なのか?同級生には居ない気がする。 「俺、品田高校の三年生。」 「えーーーーっ!品田高校って、俺が行ってる高校じゃん!」 「てか、煙草を吸って良いの?あんた未成年じゃん」 「もう18だし。」 「いやいやいや、2歳足りなくね」 なんかイケメンなのに変な奴だな、 「成海お前後輩だろ?敬語使えよ」 「はっ?誰が使うか」 助けてもらったけど、初めてあったヤツに敬語なんか俺が使うかよ

ともだちにシェアしよう!