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第9話

「お前って超美人なのに口悪いとか、、、俺が躾てやるよ」 と、男は綺麗な顔でと笑った。 「意味わかんねぇ。俺帰る」 ここに居たらダメな気がして逃げるようにソファから降りて玄関を探した。 「京也ー。お前ココから出れねーよ?」 と、クスクス笑って玄関を探してる俺に近ずいて来る。 「気安く俺の名前呼ぶな。俺は帰りたいんだよ!」 何かコイツ人が変わってないか?さっきまで普通だったよな? と思っていたら体がフワッと浮いた。あれ?俺担がれてない?? 「うわぁ!やめろっ、お、降ろせ!」 「…軽すぎ。これじゃ壊れちゃうかも。」 こわれちゃう? 「何がだよっっ!」 ドサッ ベットに投げられて思考が停止する。えっ、何、ここはベット。そんなのは分かってるけど。怖い。怖い。さっきの男達とは違う。怖くて動けない。 「お前はさ、そんな容姿で人生嫌になったことない?」 しばらく沈黙が続いてから男が呟いた。 黙っていると続けて 「1人で歩いてたら拉致られて犯されて監禁されるタイプだよな」 と言った。 「怖い事言うなよ。」 でも、ホントにありそうで震えた。 「そうならない様にお前は誰か1人に依存する人間になれ。」 「はぁ?意味が分かんない。」 コイツホントに頭おかしい。 「誰かに依存してれば夜に1人で遊びに行かない。行くなら依存してる相手と行けばいいだろ?」 「だから、俺に依存しろ。俺にあったら嬉しくて尻尾ふるように躾てやるよ」 と微笑んだ。 「依存依存ってうっせーなっ!俺は犬じゃねーし、名前も知らねぇ男に躾られて喜ぶドMじゃねぇよ!くそっ」 イライラする。確かに特定の友達は居なかった。まっつんは利用してただけで別に居なくなっても困んない。依存するなんて1人で生きられないみたいで嫌だと思ってた。 「じゃあ、俺の犬になれ。名前は神崎雅。覚えろ。」 横暴だなくそっ。 神崎か、何かどこかで聞いたような。

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