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第43話

冬也side こんなに真剣な母親の声はあまり聞いたことがなかった。昔から明るくて優しくて天然な母さんか本気で言ってるんだと思うと頷かずにいられなかった。 ーーー 久しぶりに自分の街の駅に降りた。 多分3年ぶり? まぁ、そんだけ月日が経ってたら駅はだいぶ変わっていてとても綺麗になってた。 昔の事を思い出したりして家に帰るのが少しだけわくわくした。すると、駅に入ってるカフェの近くで女の子と金髪の男2人が口論している。 少し近づいて女の子の顔を見ると、、、びっくりした。 「…京也」 でも、服はスカートとTシャツで女の子の格好だ。すごく似ていて、とっても美人。 京也に似ている美女が連れて行かれそうになっている。それを見た瞬間勝手に体は動いた。 金髪達は少しボコしただけで逃げた。 大丈夫と聞くと、美女は俺の事を 「兄ちゃん」と読んだ。 は?兄ちゃん? こいつ、本当に京也なのかよっ。 それが弟との再開。 冬也side END

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