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僕は今あの黒レースのランジェリー姿…ではなく――先だってのハルヒさんの要望で、花嫁風の純白のベビードールに着替えたばかりだった。
……ちなみにそれのデザインは、当初の設定にはなかったが、先ほどハルヒさんが出した「ここがこういうので…」という感じのアイディア をもとに僕がまとめあげたものである。――そしてこの神域、たとえば漫画を描くときのように集中してその衣装を着たいと念じると、それだけで僕の身につけている衣装がこのようにたちまち変わったのだった。僕はどうも本当にここで神の力を使っているらしい。
さてハルヒさんの要望は――プロットにも「攻めのお嫁さんになりたい黒猫・ミルク」とあったこともあり――花嫁風ということで、僕は今頭に、黒い猫耳がきちんと露出する白いベール――お尻まで届くか届かないかの長さのもの――をかぶっている。
そして今僕が着ているこの純白のベビードールは、肩ひも部分がひらひらとした半透明の白いフリルになった、キャミソール形状のものではあるのだが、上部は透け感のある白レースのブラジャー型となっており――またそのブラジャー部分のレースはそもそも僕の胸板の肌を透けさせてはいるが、さらにちょうど乳首が露出する位置で縦に裂けており、付け加えそこからちょんととび出た僕の赤らんだ乳頭は今、ニップルクリップ(クリップとはいうものの、乳頭の根本にややキツめに黒いゴム輪を巻きつけて固定するようなもので、また飾りには乳頭真下のピンクのリボンから短いチェーンで垂れ下がる小さい鈴が付いている)に挟まれている――、なおかつそのブラジャー部分下のみぞおちからおへそ六、七センチ上までは、コルセットのように白い太めのリボンが大きく何度か交差し、そのあたりに引き締めた印象を与えている。
そしてその逆三角形のコルセット部分からは、白いベール素材のひらひらとしたスカート部分が、股下十五センチほどまでひだを刻みながら落ちている――裾には白いフリルがついている――が、しかしその半透明の白いスカートの下には、あの黒いファー付きのガーターベルトはそのまま、とはいえそのガーターベルトに留められているのは白いストッキングに変更されており、下着もやはりクロッチレスの白レースのものになってはいるのだが、僕の手首足首には黒猫っぽいふわふわの黒いファーのアクセサリーが巻かれている。
……ただ僕の両腕には、二の腕の中腹までの上品な艶のあるシルクの手袋――というよりアームカバー、といったほうが正しいのか――が嵌められており、するとその黒ファーのブレスレットはその手袋の上からつけられている感じである(足首のアンクレットにおいても、白ストッキングの上からと同様である)。…ちなみに結婚指輪も手袋の上からはめている。
さらにその上で鈴付きの赤い首輪と、それに繋がれたチェーンリードはそのままに――僕は今シングルベッドの黒い掛け布団の上で膝立ちになり、斜め下に熱くなった顔をうつむかせ、震えている両手でそ…っと、その透け感のある白いスカートをたくし上げた。
なお僕の対面には、白いワイシャツに袖を通しただけのハルヒさんがベッドの上であぐらをかき、その膝の上に片肘をついて、さらにその手のひらに頬をあずけ、そうして上半身を斜めらせながら僕をじいっと眺めている。また彼の片手にはリードの取っ手が握られている。
「は…ハヅキの勃起した恥ずかしいおちんちん、み、見てください……」
と僕は羞恥をこらえてそう震え声でささやく。
白いスカートの下から露わになった僕のそり返り立った陰茎の、その濃い桃色の先端からは、つーー…と透明なカウパー液が垂れ落ちている。――また僕のなかにまだ挿れられたままのあのバイブは今、またヴィヴィヴィヴィヴィと小刻みなピストン運動を繰り返していた。
そしてハルヒさんは僕のこの花嫁風のベビードール姿をじっくりと観察しながら、声から察するにほほ笑みつつ、こういう。
「…やっぱりすごく似合うね…かわいいよ…。すごくかわいくってえっち…――でも、こんなにかわいいお嫁さんの格好してるのに、おちんちんこんなにバキバキにしちゃったの……?」
「…はぁ…♡ …はぁ……♡」
……僕は今、かなり頭がぽーーっとしている。
もうほとんどセックスのことしか考えられない今、僕はある意味で隷属というほど従順な精神状態かもしれなかった。
「……ハヅキ…? ふふ…、もう俺のおちんちん挿れてもらうことしか考えられなくなっちゃったかな…――じゃーあ…ハヅキは俺と、どうしたい…?」
どうしたい、とやさしい問いかけを与えられた僕はうつむいたまま、はぁはぁと喘ぎながら、その吐息まじりの小さな声でこう答える。
「…は、ハヅキと…♡ ――発情してる、いやらしいハヅキと…♡ 交尾…えっちしてください…♡」
「んーーでも…ハヅキは今、どうしてこんなかわいい格好をしてるんだっけ……?」
しかしハルヒさんはそうニヤニヤとまた別の質問をするだけである。先ほどの僕の返答は、彼が求めているものではなかったからだ。――すると僕は焦らされてもどかしい気持ちになったが、つと上目遣いに彼を見、このようなセリフがすらすらと口から出てくる。
「…ぼ、僕が…♡ 大好きな貴方の、お嫁さんになりたいから、です……♡ ――だから、ハヅキと…さかりのついたハヅキと交尾して…はぁ…♡ はぁ…♡ ハヅキを…ご主人様のお嫁さんにしてください、…にゃあ…♡ ……ぁ…っ♡」
突然ドサッとベッドに押し倒された僕は、ちょうどベッドの枕に後ろ頭をしずませ――またその流れでハルヒさんの両手に、黒いファーをつけた手首をベッドに押さえつけられ――、そのまま上からあむあむと襲うようなハルヒさんの唇に唇をむさぼられる。
「……んぅ、♡ …ん…っ♡」
だが、僕の喉がぐるぐるぐるぐるぐる…とひと際大きく鳴る…――。
ちなみになのだが、…「復活」の兆 しこそ直後にあらわれていたとはいえ、先ほど射精ばかりのハルヒさんである。
すると何か僕が舐めたり、愛撫をしたりといった奉仕をするべきなんじゃないのか――挿入可能な硬さとなるまでの刺激は必要なんじゃないのか――と僕はそれがなかなか気がかりではあるのだが、しかし彼いわく……。
ふと唇が離れた至近距離、ハルヒさんはうっとりとした微笑をたたえた両目でじいっと僕の目を見つめてくる。…僕もゆるまった気だるいまぶたで、恍惚と彼の目を見つめ返しながら、
「はぁ…はぁ…♡ す、好き…♡ 大好き…♡ 僕…早く、だいすきなハルヒと…♡ ぇ、えっち…したい、…にゃん……♡」
と眉尻を下げ、恥じらいながらもほそぼそとした声で言う。
というのも……ハルヒさんいわく――。
こうして僕に合間合間、甘々えっちなセリフ(※ただし今回はなるべく猫っぽく)を言ってほしい。
すると情欲が勃興 するのはもちろん、セックスにおけるある種の「意欲」――ハヅキをめちゃくちゃにしたい、というような意欲――もかき立てられるので、かえって愛撫をされたりしゃぶられたりするよりか、それだけのほうがちょうどよい程度のむらむらになる。…なおもちろん僕からの愛撫は嬉しいが、それでなくとも(えっちな格好をしている可愛い猫姿の僕に)射精してもなお限りないように興奮してしまうのに、さらにそうして嬉しい快感まで得てしまうと、自分は余裕がなくなってしまうかもしれないから、とのことで……。
ただ…――。
「……ぁ…っ!♡ …ぁぁ、♡」
乳頭根本のニップルクリップのゴム輪ごとちゅうっと吸われ、ちろちろと舌で弾かれると、チリチリとそれの鈴が鳴るのが、また何ともみだらな響きだ――と僕の猫耳が恥ずかしげにピクピクと動く――。僕は斜へ顔を伏せ、上体をぴくんっ…ぴくっ…とさせながら、その快感にきゅっと目をつむる。
「……ん、♡ は…ちっ乳首、♡ ハヅキの敏感ないやらしい乳首、ご主人様にやらしく舐められるの大好き…っ♡ すごく気持ちいいにゃあ、♡ ぁ♡ ぁ…♡ 僕のおまんこ…もっととろとろに濡れちゃぅ……♡」
……そもそも、なのである。
僕がこうした淫語を口にしているのは、その実「お仕置き」のひとつでもあるのだった。
先ほど「俺の言うことを聞けなかったからお仕置きだよ」と言ったハルヒさんが、僕に課したその「お仕置き」とは、端的にいえばまた『天上春命 、そなたは…』ではじまる、例の言霊 の力によるある種の「呪 い」である。
そしてそれの内容というのはまず――本 当 の 恋 猫 状 態 になること。
つまり僕は今、そもそもその暗示をかけられる以前から十分にむらむらしていたというのに、それによってさらに――「恋猫」、つまり春の季節に発情期をむかえた猫状態になれ、という言霊を用いての命令によって、今強制的に発情させられており――むらむら最高潮、といった状態にまで追いつめられてしまっている、というわけだ。
しかし僕にかけられた「呪い」とは、もちろんそれだけではない。
そう…「交尾したくてたまらないほど惚れ込んだ大好きなご主人様 」を喜ばせるための恥ずかしい淫語をたくさん口にすること、また「好き」などの好意的な甘い媚び媚びのセリフもたくさん口にすること…――それで今の僕は、たとえ自分がどれほど言いたくなかろうが、ああしたような甘ったるいセリフを、僕自身が気がついたらもうすでに口にしてしまっている状態なのだ。
ただ「お仕置きの呪い」は最後にもう一つあり、それというのは――ご主人様 の言うことは、僕 の 体 で 必ず守ること。
……まあこれら言霊の呪いはあくまでも「お遊び」の一環にすぎず、いずれにしてもこの神域が解除されるまで、という条件付きではあるのだが…――。
「んっ…♡ ぁ、♡ ぁ、♡ ぁん、♡ っ乳首気持ちいぃにゃあ、♡ はるひさ…♡ はるひさん、♡ だいすき…っ♡ 僕、いつかそこから甘いミルクをいっぱい出すから…♡ はぁ…ん♡ 待ってて、にゃぁ…♡」
……ぅあ゛ーーー死にてぇ…いや、もうある意味では(社会的に)死…――僕は今ハルヒさんに、片方の乳首をちゅうちゅうコロコロと唇と舌とで愛撫され、さらにもう片方は指の側面でころころと(鈴もともなってチリチリと)弾かれているのだが、――三十路男が花嫁風純白ベビードールを着てニャアニャア甘ったれながらこんなセリフ、…とわりかし深刻な恍惚状態のくせ、頭のどこかでは冷静な自分がおり、いまその「三十路男」は棺 の中で白目を剥いた死に顔を晒している。
ミルクなんか出るか…――っ!
「ふふ…かわいいハヅキ…♡」
と満足げに言いながら、ハルヒさんが僕の片胸をこね回すように揉んでくる――そうされると、さりさりとしたレースが乳首にこすれて、その刺激的な快感にぴくっ…ぴくっ…と腰がはねてしまう――。
「はぁ…ん…♡ にゃあぁ…♡」
しかし「可愛い」と言われたのがなんだかんだ嬉しかったせいで、ぐるぐるぐるぐるぐる…――と鳴ってしまう僕の喉の音をからかうように、ハルヒさんが僕の顎の下を指の側面でなでなでしてくる。…のがやたら気持ちよく、僕の顎が自然と上がっていってしまうし、ピコピコッと僕の耳が動いてしまう。
「……んん…♡ ……、…」
でも……と僕は腰をくねらせながら、自然と鎖骨の下で両手の指先を重ね合わせ、切なく開けた薄目でじいっとハルヒさん(のニヤケ顔)を見つめる。
「…ぉ、おちんぽ…ご主人様のおちんぽ、僕のおまんこに挿れてください…。はぁ…はぁ…♡ ん、んぅ…おまんこ…おまんこおかしくなっちゃう……」
僕のなかで今も絶えずヴィヴィヴィヴィヴィと小刻みな、振動のような上下運動を繰り返しているバイブだが、その膣内を細かくこすられる刺激に「発情状態」が重なると、僕は今、いよいよおかしくなりそうなくらい焦らされている状態なのだ。
「…いいよ…? きちんとおねだりできたらね…」
とハルヒさんは暗い微笑で言いながら、カチリとバイブの底部分のスイッチでそれの動きを止め、そのままそのバイブをぬろーー…っと僕のなかから引き出してゆく。
「ぁ……っ♡ ……ん、♡ んん、♡」
するとそのもぞもぞとするような快感から眉が寄り、僕はまた斜め下へ顎を引く。が…頭の中が、
「は…♡ はぁ…♡ はぁ…♡ はぁ…♡」
やっと…♡ やっとおちんぽ…♡ やっとおちんぽもらえる…♡ おちんぽおまんこに挿れてもらえる…♡ おちんぽ…♡ おちんぽ…♡ 早く、♡ 早く、♡ 早く、♡
……バイブを抜かれた、ということは、つまり…という期待感から、こんな発情まっさかりな思考でいっぱいになってしまう…――。
「…わぁバイブどろどろになってる…、はは……」
「……はー…♡ はー…♡ おちんぽくらさい…おちんぽ…♡ おちんぽ…♡」
……どうやら今抜き取ったばかりの、僕の愛液まみれのバイブを眺めているらしいハルヒさんだが、僕は今そんなことはどうでもよかった。
するとそれを察したハルヒさんはバイブを枕もとにそっと置き、
「はい…、じゃあおねだりしてごらん…?」
と僕に命じる。
「……はぁ……♡ はぁ……♡」
僕は膝を立てた両脚をいわゆるM字開脚のかたちに大きく開き、白いシルクの手袋をはめた両手でくぱぁ…とひくつく膣口を大きくわり開くと、ハルヒさんの微笑した両目をじいっとうっとり見つめながら、微笑を浮かべてこう媚びたおねだりをする。
「…ご主人様のおっきなおちんぽ…ハヅキの、このとろとろになった発情おまんこに挿れて…♡ ハヅキのこと、貴方のお嫁さんにしてください、…にゃぁ…♡」
「……ふふ、かわいいハヅキ…♡ 大好き…♡」
するとハルヒさんは満足げに目を細め、ちゅっちゅっちゅっと僕の唇や頬、口まわりに無数のキスをしながら――下ではちゃっかり、くちゅ…くちゅ…と僕のひくつく膣口に亀頭をこすりつけてくる。
僕のお尻もゆらゆらと上下し、彼の先端に自分のあふれるほど濡れたそこをくちくちとこすりつけてしまう。……のだが、僕はそうして自らこすりつけるそこを開いたまま、口ではこう言うのだった。
「ぁ…♡ ぁ…♡ だめ……だめ……」
「……え?」
ハルヒさんがきょとんとする。
……どうも僕はやっぱり犬ではなく、――たとえどれほど従順であろうとも――猫らしいのであった。自分が今一番余裕がないくせ、この折、無性にハルヒさんをほんのちょっとだけ煽りたくなったのだ。
「なまはだめ……」と僕は切なくささやく。
「そのままなかに精子出されたら、ぁ…赤ちゃん…子猫、出来ちゃう…――猫は発情してると…絶対、妊娠しちゃうんだにゃあ…。…だからまだ…まだなまはだめ…♡ ――ご主人様、避妊……ゴム、して……?」
……なお言うまでもないことだが、僕は膣内射精をされてもまさか妊娠はしない。
そもそも僕の体には子宮・膣はあろうが卵巣はない、すなわち精子との結合で受精――妊娠――にいたる卵子など生成されるはずもないし、…なんならハルヒさんに膣内射精をされることでお互いに神氣を補給できる、というわりに(生命にもかかわる)重要な目的もあれば、かえって生挿入の膣内射精という行為には、僕たちの場合、あるいは生殖行為以上の必要性さえ生じている。
だが、こうした「男の本能」をいたずらにくすぐるセリフと態度を演じてみたとき、ハルヒさんはどんな反応を示すのだろうか?
僕のいたずら心には、そうした単純な好奇心もまじっていた。…あるいは理性を失くしてくれたり…だなんて期待まじりの。
……ただ、もちろんハルヒさんとて僕が妊娠する可能性などほぼゼロ――あるいは神気がありあまれば、という神らしい条件がそろえば可能でも、少なくともその神氣が不足気味の僕らが子ども(子神)をつくりだすことはおよそ不可能――であることなど、理解はしているはずだ。
が、
「はは、なまで挿れちゃだめなの…? 赤ちゃんできちゃうから……?」
とハルヒさんはノリノリ、冷めるどころかまんざらでもなさげにニヤリとしながら、僕にやさしい声で確かめてくる。
僕はうっとりと彼の目を見つめたまま、こく 、とうなずく。――とハルヒさんは、ふっと少しからかうように笑って、
「…でもハヅキは、おっぱいから甘いミルク出したいんでしょ…?」
「…それはきっと今じゃないにゃあ…。子猫もミルクも、もっとご主人様とふたりっきりでいちゃいちゃしてからいい……♡」
しかし僕がそうにこっと笑ってかわすと、ハルヒさんは「んー」と少し難しそうにむっとしたが――くちゅくちゅとまた僕の膣口に亀頭をこすりつけてきながら、切ない悲しげな両目で僕をじっと見下ろしてくる。
「…えー、俺は欲しいけどなぁ…? ハヅキとのこねこ…、ふふ…すごくかわいいだろうね…――ねぇ、俺をパパにしてくれないの……?」
「……、…、…」
う゛…それはシンプルにずるい。
叶うもんならパパにしてあげたくなってくるじゃないか、そんなに切ない顔をされてしまったら――まあどうしたって現状じゃ無理だが――。
なお、僕は今ハルヒさんを喜ばせるためのセリフを口にする、という「呪い」がかかっているのだった。
すると、だ。
……僕は眉尻を下げながらも、また改めて自分の膣口をくぱ…とわり開きながら、こう媚びた甘い声で言った。
「……もう…そんなに言うなら、なまで挿れていいにゃあ……♡ ご主人様の子猫は、僕がいっぱい産んであげます…♡ ――なまのおちんぽ挿れて、おまんこのなかにいっぱい精子出して…ハヅキを妊娠させてください…♡」
するとハルヒさんは幸せそうに微笑し――こう言いながら、
「…はは、ありがと…。じゃあ俺に赤ちゃん ちょうだい…?」
「…ぁ…っ♡♡」
ぐぷっ…とそのまま亀頭を押し込んできたので、僕はきゅっと目を細めながら顎を上げ、腰の裏を浮かせ、…上げた顎をまた斜め下へ引く。
「ん…ん、♡ ッふぁ…っ♡ ぅぅ…――〜〜っ♡♡♡」
そのままにゅぷぷぷぷ……と僕のなかを押し広げながら入ってくる彼の太い勃起に、僕は時おり腰をビクッ…ビクッとさせながら、幸福が充満するような快感を覚え――ベッドをつま先で踏みしめながらかかとを上げ、…イッて、しまっている。
「…は、…挿れただけでイッちゃったの…?」
「ぁ…♡ はぁ、♡ はぁ、♡ ぃ…イッちゃっ…ん、♡ …は、♡ きもちいぃ…♡ あなたのこれだけが、ずっと欲しかった、から……ぁ、♡」
余韻に腰がビクッと跳ねてしまう。
「かわいすぎ、…」
ハルヒさんはそう言いざま、トントンとずっとうずき通しであった僕の奥をやさしくリズミカルに突いてくる。と、僕はたまらないほど気持ちよくなり、後ろ頭をあずけている枕のはしを両方掴んで、腰を浮かせたままぎゅっと目をつむる。
「ぁ…っ♡ アぁ…っ♡ あ、♡ はぁ、だめ、♡ ん、♡ んん、♡ も、ぃ…イッちゃぅ、♡ イく…♡ イッ…♡ イく…っ♡」
あくまでもやさしくとんとんと突かれているだけだというのに、僕は早くも奥で絶頂を迎えそうになっている。――しかし、
「だめ。〝イくな〟……」
とハルヒさんが命じると、
「……あ…っ?♡ ぁう、♡ ぁ、♡ ぁ、♡ や…な、なんで、〜〜〜っ♡♡」
イきそう――だが、何度奥をとんとんとされても、イけない……。
……どう、して、――。
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