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 そう…――僕はまずハルヒさんに「最後までは駄目」だと言ったのだ。  なおそのときはまだ僕はベッドのふちに座っており、あの通り後ろからハルヒさんに抱きしめられながら、…というよりか後ろから片方だけ凝った乳首をくりくり、くにくに…ときどきカリカリといじくられ、そしてさらに彼のもう片手はというと、僕のパンツのなか…――そこで陰茎をなでなで、もみもみとまさぐられたり、にゅく…にゅくとしごかれたり、…  またその愛撫を受けてしばしば(近ごろ敏感になってきてしまっている)体をビクンッ! ビクッ…と跳ねさせ、ときどき「んっ…♡」なんて声をもらしながらも――それと同時に僕は、彼としっとり…じっくりと唇をはみ合い、舌をなめ合うような官能的なキスをしていた。…いや、思うとこの時点で僕はもうそれなりに流されていた……。  そしてもはやそれだけで、僕のお尻あたりに押しつけられているハルヒさんの熱い陰茎も――もとより勃起してはいたが――いよいよドクドクと脈打ちながら、まるで骨のようなほどたしかに硬くなってゆくのを感じていた。  ただこのときの僕は、『すごい…ドクドクして…、どんどん硬くなっていく……』と正直にいえば、(いつものことながら)僕に触れたり、キスをしたりしているだけで勃起してくれているハルヒさんに嬉しくなり、またより興奮もしてしまったのである…、が――『だがまずい、…このままじゃ最後まで……』  とそれが嬉しい反面、僕はやはり「この真っ昼間に最後まで行くのはまずい」と懸念していた。  ……それも…ついに僕の勃起をまさぐっていたハルヒさんの手がそれから離れ、そして彼の指先が、僕のぬるついた膣口をにゅるにゅると撫で…――つぷつぷとつつくような浅い出し入れをくり返しはじめたとき、 「…ん…っ♡ は、…」  僕はその懸念がいよいよ実現する予兆をかんじて顎を引き、――正直あたまがもうぽーっとしてしまっており、自分でもわかるほどとろんとした気だるい――半目開きで、彼の色っぽく細められたタレ目を見た。 「…だめ……」――それも僕のこの声は(いまし)めようというのに鋭さを失っていたばかりか、官能の甘ったるさ、…聞きようによっては甘えているような、かえってねだっているような、切ないささやき声となってしまった。  ……すると、案の定ハルヒさんはニヤッとその長い銀のまつ毛を細め、それをこう指摘してきた。 「…へへ、何がぁ…? そんな可愛い顔して…しかもそんな可愛い声で…――何がだめなの……?」  しかもそうハルヒさんは言いざま、つぷぷぷ……と自分の指を一本、僕のなかにゆっくりと挿れてきた。 「んっ…♡ ぁあ、♡ …ッぅク…――っ♡」  僕はそれに眉をひそめながら目をつむった。  ぞくぞくぞく…と腰を震わせるような快感が背筋から脳天までこみ上げてきて、にわかにビクンッ! と僕の腰が跳ねた。それと同時、自分の膣内が彼の指の侵入を悦ぶようにぎゅっと(つぼ)まったのを恥ずかしく思いながらも、それでも僕はうなだれて「だ、だめ…」と首をふるり、一度横に振った。 「はん…♡ …最後までは、駄目…、こんな昼間から…ぁ…っ♡ …だ、ぁ…っ♡ はぁ……っ♡」  だが、すぐにまた腰がビクッと跳ねてしまった。にゅく…にゅくと彼の指になかをこすられはじめたせいである。 「最後までって…?」――ハルヒさんは僕の耳もと、妖しい小声でそうとぼける。 「…ん、♡ だ…だから、…はぁ…♡ 挿れるのは、駄目です……」  僕は――我ながら眉尻も下がっているし、まして、今のこのすでに恍惚としかかっている状態では何の威力も効力もないのだろうな、とは自覚しつつも――ふっと横を向き、ハルヒさんを少しにらんだ。…しかし彼はにんまりとして「ん、何を…?」 「……指…? 俺の指、ハヅキのなかに挿れちゃだめなの…? これがだめってこと……?」  そう言いながらハルヒさんが、くち…くちと僕の気持ちいいところ――なかにある陰茎の根もと――を優しくこすってくる。が、僕はここで押し切られてたまるかと気を引き締め、それを――腰はもぞもぞとしてしまうが――何とかこらえながら、キッと彼を叱るようににらんだ。 「……んん…っ♡ もう、ん、♡ 違う…っ、ハルヒさんのおちんちん…――は、♡ な…なかに挿れちゃ、駄目…っ、今は…――つまりえっちは駄目、…夜がいいです、ちゃんとしたえっちは……」 「…え〜、そんな色っぽく駄目って言われてもなぁ〜……?」  (ぬか)に釘とでもいおうか…へらへらぁとそう笑ったハルヒさんには、やはりちっとも僕の制止の言葉など響いてはいない様子であった。――それで僕は思いついたのだ。…さすがに射精したら(夜まで)我慢できるのではないか?  そこでえっちの代替案――僕は、彼にほほ笑みかけながらこう言った。 「今はお口で我慢してください…。ね……?」  ……それで僕はベッドから下り、床に膝をついて、また逆にベッドのふちに座ったハルヒさんにフェラチオをしてあげた。  ちなみにこの一週間、朝など時間がないとき、またかつハルヒさんがどうしても我慢できないというときなどには、僕はこうして彼にフェラをしてヌいてあげてきた(なおこれは「日に三度」のうちには入らない、ということで決まった。()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()、という理由で……しかしこの行為は「オーラルセックス(※直訳:お口えっち)」ともいうんだが…、我ながら彼には甘いというか、自分でも言いくるめられた自覚はある…)。  それで…僕はやはりこの行為にまだ不慣れな感じはあったが――とはいえ自分にも陰茎があるのでそれなりに快感のツボもわかるのと、また依然何か「体が覚えている」ようなふしぎな感覚もあり、僕のその「不慣れ」というのは結局のところ、ハヅキとしてのこの行為への経験不足、それゆえの自信のなさというだけのこと、つまり精神的な不安というだけのことなのだ(と、ハルヒさんにこのあいだ言われた)――、…ただこうして、彼のものを自分の口で気持ちよくしてあげるのが結構好きなのである。  じゅぷっじゅぷっじゅぷっと一生懸命しゃぶると、必ず僕のことを少し支配的な鋭い伏し目でじっと見下ろしてくるハルヒさんの、その真紅の瞳には、いつも僕への底なしの愛執が燃えさかっていた。――そして、彼のその真紅の炎は僕の全身に絡みついて愛撫をし、火照らせ、そうして汗ばむような僕の情欲をも燃え盛らせる。  ……要するにこの行為自体もまた僕にとっては快楽、快感を得られるもののうちのひとつなのである。  それもハルヒさんは、そうして僕をその瞳の紅い炎で支配しながら、それでいて優しい手つきでときどき僕の頭を撫でて「きもちいい、ありがと…」とほほ笑みかけてくれる…――すると胸の奥のほうから、僕の全身…爪先から髪の先へまで、その熱いほどの悦びがじわー…と、鳥肌がたつほど伝播(でんぱ)してゆくのだ。  ……もっとよろこんでほしい…、もっと頑張ろう…、もっと気持ちよくしてあげたい…――僕はそう、彼のにこすられている自分の唇や舌はもとより、何か心からしても自分自身も気持ちよくなりながら、いつも夢中で彼のをしゃぶってしまう。 「そろそろイきそう、…」――ハルヒさんはそう言いながら、その濃い灰色の凛々しい眉をひそめた。  ……そのとき、僕はあえて彼の勃起から口を離した。そして、その朱色の滑沢(かったく)な亀頭のさきを自分の「あーん」とひらいた口へ向けたまま、ちゅくちゅくとそのひとのそれをしごいてあげる。――ハルヒさんは自分の尿道口から()きだす白濁とした精液が、僕の口内にたまってゆくのを見るのが好きらしいのだ。…ただそれだけではなく、彼の目を見つめ上げたまま、 「は…、お口に下さい…♡ 僕のお口にいっぱい出して…――飲みたいんです、ハルヒさんの美味しい精液……♡」  ……僕にほほ笑みかけられながらこういうことを言われると彼、本当にすぐ射精してしまう。――いわく『清楚な感じの美人の旦那さんに、そういうちょっといやらしいことを嬉しそうに言われると、たまんない』んだそうである。 「……〜〜っう、…最高……っ!」 「……ぁ…♡ ……、…」  ハルヒさんの勃起がビクンッと跳ねた。  いっそう硬くなった彼のが、根本のほうから亀頭へ向けてビクンッ…ビクンッと波打つたび、そのちいさい尿道口から僕の口の中へむけてトピュッ…トピュッと、こっくりと甘い白檀(びゃくだん)がほんのりと香る精液が噴き出し――そしてみるみると僕の下の歯のうち側がその白濁液で満たされてゆく。甘い……今日は味が濃かった。  砂糖で味つけされたような濃い甘味がしっかりとある。それも量が多い。ただその多さはいつものことである(厳密には人間の男性の精液ではなく、あくまでも神のエネルギーが物質化したものである以上、何度射精しても彼はいつもこれくらいの量を出せるのだ)。 「はぁ、…はぁ……」 「……美味ひい…♡」  僕は息を切らしている彼のぽーっとした紅い瞳を見上げ、そうして見つめあったまま――唇をそっと閉ざしながら微笑し、ぷるぷるとしたゼリー状の精液を噛みくだいて自分の唾液と混ぜてから、こくっ…コキュッ…と彼の精液を小分けに飲み下す。 「ん、…っはぁ……♡ ふふ…、……」  それからひとしきりの射精を終えたハルヒさんの陰茎を頬張って、やはり彼を見上げたままちゅぷ…ちゅぷ…とお掃除――尿道にのこった残滓(ざんさい)を唇と手でしごき出しながら、ちゅー…と優しく吸い上げる。 「……ん…、…んく、……っふぁ…、はぁ……♡」  そうして一滴のこらず飲み終えたら、いつものようにハルヒさんに微笑みかけ、小首をかしげる。 「ご馳走様でした、ハルヒさん…♡ はぁ…美味しかったです…――今日…なんだかいつもより濃くて…すごく甘くて、本当に美味しかった……♡」 「……うぇえ今日もすっごく綺麗、かわいいっ…てかなんでそんなにえっちなのハヅキ、…俺、また勃っちゃいそぉ……っ」  するとハルヒさんはちょっと泣きそうな顔でそう言った――なおこの一週間ほど、彼は毎日こんな感じである――。  ただ彼はすぐ「ぁそうだ、ハヅキまだでしょ。イかせてあげるね…?」と言って、僕の二の腕をやさしく掴んで引き上げ…――僕をベッドの上にあお向けに寝かせた。  そう……これが全ての始まり…――すなわちこれがよくなかったのだ……。  そこからは――まずたっぷりとキスをされた。  組みしかれた格好で、とにかくキスをされたのだ。 「ん…♡ …んぅ……♡」  両頬を撫でまわされながら…――両耳をなぞられたりもまれたり…はたまた耳ふさがれて、わざと脳内に響くぐちゅぐちゅという音を聞かされたり…――唇をじっくりと揉まれ、たっぷりと舐められ、そして口内に入りこんできた彼の舌は、僕の舌を、口内の粘膜をすみずみまで舐めまわし…――。 「…ぁ…む…♡ んん……♡ はるひさ…んっ…♡」  ……ハルヒさんは僕が彼にキスをされるとすぐにほだされること…――ひいてはすぐにむらむらしてきてしまう、えっちしたくなる、…いやもう有りていにいってしまえば、心も体も何もかもがとろとろのとろとろにとろけきって、結果彼の要求を全部ゆるしてしまうようなメロメロとろとろ状態になってしまうことを、よく知っているのだった。つまり()()()()、ということである。  ちなみに今回は僕に甘えてくるような、のんびりいちゃいちゃ、しかしなかなかハルヒさんの唇や舌が僕の唇を離してくれない、ちょっと意地悪な、ちょっとしつこい感じの甘いキスだった。…僕がその甘えん坊な少年のような彼の態度にキュンキュンしてしまって、「もう…♡ しょうがないなぁ…♡ モード」になりがちになるようなキスである(やっぱり確信犯だ)。――ましてや息をつくその合間にときどき目が合うと、ハルヒさんは可愛い感じで「えへ…♡」とニコッと笑った。…()()()()()()()()()()()。  すなわち()()()()()というやつである……いや、推しのその可愛い甘えんぼ笑顔に勝てるわけ(キュンとしないわけ)ないだろ!!  しかも…――気がついたら僕は、キスをしながら体中、…たとえば胸やあばら、みぞおち、腰を撫で回されており…――そして本当にいつの間にか、僕は半パンを脱がされており…そのままくちゅくちゅくちゅ…――勃起した陰茎をしごかれて、 「んっ…ぁ…♡ あぁだめ…♡ …ッぁめ、♡ イッちゃ…!」  と僕が思わずイきかけると、ニヤリとしたあと、おもむろに下がっていったハルヒさんの頭にハッとした僕が、 「ぁ、待ってハルヒさん、汗かいてるから、…あの、舐めちゃだ、…ぁぁ…っ♡」  舐めちゃ駄目です、と言い終える前にぱくん……。  そのままじゅぽじゅぽとしゃぶられ…――僕は「だめ…だめ、」と言いながら、彼の両頬を内ももではさみ(その快感につい内またになってしまった)、彼の髪をゆるくつかんで、 「ぁイ、♡ だ…っイッちゃう、♡ …あぁ、ぅ、――っ♡」  結局…ハルヒさんのお口の中でフィニッシュ(もちろん全部飲んでもらった)。  しかしもちろんそれでは終わらず……僕がはぁ、はぁ…と息をきらしながら、射精によって気だるく脱力しているのをいいことに、ハルヒさんは僕の体中にちゅっちゅっとキスをし、ぺろぺろと舐めはじめ…――なお、それははじめは僕の感じやすい内ももで、僕は「んっ…!♡」と腰をビクンッとさせながら、 「ぁ…っ♡ あぁっだめ…!♡ は、ハルヒさん、? これで終わり…――終わりに……ぁ、♡」  ……せっかくこの前のキスマークが消えかけていたというのに、また内ももにその紅い(あと)までつけられて…――僕は「だめ…もう終わり…」と何度も何度も繰り返していたが、体中にハルヒさんの唇や舌、手指が触れると……。 「……ぁぁ…♡ ……ふ、…んん…♡ ん、♡ だ……だめ……、……だ…………」  だんだんそれを言う間隔があいてゆき……。  そのまま体中をやさしくじっくり、じっくりとまさぐられ…――耳で一回、乳首で一回、なかを指と舌でかき回されて二回イかされ…――気がついたらうつ伏せにされていて、それも知らぬ間にアロハシャツも脱がされて全裸にされており…――うなじ、背中やお尻、裏ももまでちゅっちゅっ…ぺろぺろ…さわさわ…――足の指、つま先から足の裏……どこもかしこも舐められ、キスをされ……。  はてにはまたあお向けにされ、組み敷かれ、そしてたっぷり…じっくりと――胸と乳首をやさしく揉まれながらの――(ダメ押しの)キス……、 「ん…ぅう…♡ …は…♡ …あっ…!♡」  かと思えば首筋をはむはむ、ペロペロとされながら、片方の乳首を指先でピンピンとはじかれ……、 「……はぁ…っ♡ ぁう、♡ ぁ、♡ …〜〜〜っ♡♡」  首筋から鎖骨、鎖骨から胸…と下がっていったハルヒさんの唇と舌が、僕の粒だち敏感になった片方の乳首にたどり着き――そのぬるついたやわらかな熱い舌先と唇で、ころころ、ちろちろ、くるくる、ちゅうちゅうとひたすら…――またもう片方もカリカリとされたり、ぷにぷにとつままれたり、くにくにとすり合わせるようによくもまれたり……。 「…ぁぁ……♡ ……ッ♡ ……ふ…ッ♡」  何度も腰がビクッ…ビクンッと跳ね、もう目も開けていられなかった。――僕のお尻の下に敷かれたシルクのかけ布団が、とろとろとあふれ出してとまらない愛液でぬれて、そこに張りついている感覚があった。  そしていよいよ僕は…――。 「……もぅ…ほし、ぃ……♡」  ……思わず小さな声でそう言ってしまった。  僕はもう、ハルヒさんの「それ」のことしか考えられないほどぽーっとしていたのだ。 「…ん…?」  と、やたらこの件ではなお(待ってました、と言わんばかりに)耳ざとかったハルヒさんは僕の耳に唇を寄せ、くちゅ…くちゅと焦らすように僕の膣口を撫でながら、こう甘ったれた声で囁いてきた。 「なになにぃ…? 何が〝もう欲しい〟のかなぁーハヅキは〜…?」 「……、…、…」  わかっていて、…少々憎たらしかった。  ましてやここまで駄目、駄目、と言い続けてきた手前、今さらはっきりと「何が」とは言いにくかった。――そのときちょうど、ふとハルヒさんが僕を見下ろしてきた気配に、僕は薄目をあけて彼をじっと見上げた。  そうしてハルヒさんの嬉々としてかがやく赤味の濃いオレンジの瞳をじっと見つめ、『もういいから、挿れて……』と物言わずにねだったのだ。  しかしハルヒさんは、まるでいたずらを楽しむ少年のようなあどけない笑顔で、 「やだー、おれ口で言ってくれなきゃわかんなぁーい。うふふ…っ」  と、そう僕にいじわるをしてきた。ので…結局僕は、腰をもぞもぞ、ゆらゆらと揺らしながら、ハルヒさんの目をじっと半目開きで見つめて、自分からこう言ってしまったのである。 「はぁ……は、おねが…、はるひのおちんちん、もうなかに挿れてぇ……?♡ ――んう…♡」  すると唇をはむ…とされ、ハルヒさんは――くち…くちと絶えず、僕のひくひくしている膣口を撫でながら――唇同士がかすかに触れる距離のまま、そのまぶたのゆるんだ両目で、少し支配的な微笑をした。 「俺とえっちしたい…?」 「……、えっちしたい…♡」  と僕はもう素直になり、こく、とうなずいた。このとき、もはやむらむらしすぎてもう全部がどうでもよくなってきていた。  ハルヒさんはまたあむ…と僕の唇を食んでから、更にこうささやき声で尋ねてくる。 「ふふ…ハヅキ…、俺とえっち…したくなっちゃったんだ…?」  僕は更にこくこくとうなずいた。 「はるひとえっちしたい…♡ ――えっち…したく、なっちゃった……♡」  そして僕は眉尻を下げ、とろめいた頭でも必死に「だって……」とこう文句を言った。 「いっぱいキスするし…いっぱい舐めてくるし…、僕の体…ハルヒがえっちな手つきで、いっぱい触ってきたから…――そのせいで僕…、もう…がまん、できなくなっちゃった……」 「…えへへ…っ、かわいーハヅキ…♡ そっかぁごめんね…? ぜーんぶ俺のせいだねぇ…♡ じゃあ責任取って〜〜…、えっちしよっかぁ…――!♡♡」  ……それで――そう、僕は(「やったやったやった!」と満面の笑みをうかべ、なぜか僕にだけは見える犬のしっぽをぶんぶんぶんぶん! と振っている)欣々(きんきん)としたハルヒさんに抱かれたのであった。結局……。  しかも駄目駄目とあれほど言っていたくせに、僕ときたら…――

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