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ドガ、ズベシャァッ…――!
その聞くにわかりやすく物騒な音には、縁側にあつまる僕らみんなが機敏に、一斉にその音の聞こえたほう――縁側の先にひろがる、そのゆたかな葉の赤々とした紅葉の木の植えられた小庭――へ、ハッとすばやく目を転じた。
空 を舞う一枚の紅葉の葉がひらり…ひらり…キラリ、キラキラ…と秋の黄金の陽光を受けて光沢をはなちながら、…ひらり…はら、はら…――はらり…とひるがえり、たゆたいながらも落ちてゆく先を目で追うと…――ちょん…とその真っ赤な赤子の手のような葉がそっと着地したのは、見るからに硬そうな庭の乾いた地面に伏した、シタハルの黒い着物の背中の上であった。
「……うぅう……っ」
と、それも弟はうめき声をもらしている。
するとオオクニヌシのおじさんが、ガタンと湯のみを縁側に置いたのが早いか、慌てて立ち上がり、すぐさま弟に駆け寄って抱き起こす。
そして彼はそのままシタハルを抱き上げ、
「大丈夫かシタ! 可哀想に、どうしたの、何があった、…」
と心配のあまり険しい顔をしながら縁側まで戻ると、弟をひざの上に座らせながら、自分もまたそこに腰かけた。
僕は思わず「うわっ痛そう…」と眉をひそめた。…それは、シタハルのそのあめ色の両ひざから細い脛 にかけてに、泥だらけの派手なすり傷ができて血がにじんでしまっていたからだ。――また(泥もかまわず目をこすろうとしたので)オオクニヌシのおじさんに、後ろからやさしく手首を押さえつけられている弟の小さい両手のひらも、やはり泥だらけのすり傷ができてしまっていた。
「うぇっ…うぅ、うぅう、うぁああぁ…っ!」
シタハルはうつむかせた顔をしかめ、そのたっぷりと涙に濡れたタレ目からぽたぽたと涙を落としながら、そうして大泣きしている。
するとオオクニヌシのおじさんは、後ろからシタハルの手のひらをちょっと観察し、それから膝のほうもちょっと具合を見てから、
「…おやおや可哀想に、これは痛かったね…、よぉし待っておいで。おじさんがすぐに傷薬を持ってきてやろう。……」
と、薬を取りにゆくため、ひざの上に座らせている弟の胴を持ち上げようとした。オオクニヌシのおじさんは医薬の神でもあるのである。
ところが――それを止める男神がある。
「へんっ…ちょっと待ちな兄弟」――僕にひょうたんごとつままれたままの、スクナビコナのおじさんである。
「わざわざ取りに行かずとも、薬はコ コ にあんだろィ。――チッ…ったくしゃーねェな、これだから餓鬼ってのはよ、…すゥぐ転びやがる、そぃですゥぐ泣きやがるんでィ。――オイオメー、」
そして彼は僕にむっとした顔をふり向かせると、「オレをあの小僧の膝の上に下ろしやがれってんだ」と、わんわん泣いている弟にむけて顎をしゃくる。
僕は「うん」とまずは自分がオオクニヌシのおじさんの隣に腰かけ、それからその小さな男神を、シタハルの擦りむけた膝の上、というよりかは膝ちかくの太ももの上にちょんと下ろした。
するとスクナビコナのおじさんは、背負っている――彼にしてみれば――巨大なひょうたんを背中から取ると、それの栓 をキュッポンと抜き、
「まァた派手にやりやがったなオメーは、…いいか大人しくしてやがれ小僧、…エェ、これァ沁 みやしねェが、ちーっとばかり冷てェからなァ。……」
とシタハルに声をかけたなり、その酒瓢のくびれを小脇にかかえるようにしながらかたむけ、トプッ…トプッ…と、弟の擦りむけた膝にそれの中の透明な液体をかけてゆく。
「うっ、……、…、…」
するとシタハルはビクッとしたが、おじさんの言うとおり沁みて痛むようなことはないのか――それこそひやっとした冷感に驚いただけだったらしく――、それきり鼻をすすりながらもじっと大人しくしている。
……それどころかシタハルは「あれ…?」とすぐ、その涙に濡れた銀のまつ毛を上下とも大きくひらいて、きょとんとする。
「……? いたいの…なくなってくぅ……」
「……、ん…――あれ…?」
と僕も驚いて目を丸くした。
それはスクナビコナのおじさんが、ひょうたんから何かしらの液体――おそらくは薬だろう――をかけた弟の膝に、先ほどまでは確かにあったあの悲惨なすり傷が、いつの間にやらなくなっているように見えたからである。
「……??」
僕は残るどろ汚れを手で払って確かめた。
するとやはり、すっかり何事もなかったかのように、弟のあめ色の膝から脛はつやつやの、いつもの綺麗な状態にもどっていた(もちろん濡れてはいたが)。
そしてスクナビコナのおじさんは、もう片方の弟の膝にもその薬をかけてやりながら、またそれを見下ろしながらに、ニヤリと得意げな笑みをうかべた。
「いいか聞いて驚け小僧共、アァん? これっちゅーのは何を隠そう、この少彦名 様特製の薬酒だからな。――これァどんな深い傷だってたちどころにすっかり治しちまう、そりゃァもう最高の薬なんだぜ。感謝しやがれってんだィ」
……そう、実はスクナビコナのおじさんも、医薬の神として名高いおひとなのである。
そして今にその薬酒をかけられた膝の傷もまた、すーー…と面白いくらい、みるみると治癒されてたちまち消えてゆく。のを、
「……わぁ……」
「……すごい……」
僕たちはふたりして口を半開きに見入った。
さらにスクナビコナのおじさんは「オイ小僧」とシタハルに呼びかけ、「手も出してみろ」と言うので、弟は自分の膝のうえに立っているその小さい男神に、(今やワクワク、ニコニコしながら)両方の手のひらを差し出した。
するとおじさんはその泥だらけの、皮の剥けた痛ましい手のひらにも薬酒をトップントップンと降りそそぎ、……そうして手のひらの傷においても、たちまち治してくれた。
ついでに「おまけでィ」とスクナビコナのおじさんは、かかえているひょうたんを僕の頬に向けて大きく振り、パチャッとそこにも薬酒をひっかけてきた。
「うわっ…!」
たしかにひやっとした。……なおそこは、先ほど彼がかじりついてきたところである。――実はまだちょっとだけヒリヒリとしていたのだが、その小さな痛みは、驚くほどすばやくすー…っと引いていった。
そうしてシタハルの負った傷も僕の少し痛んでいた頬も、すっかりと癒えて綺麗になり――、
「す、すごぉい…!」
僕は目を大きくしながら頬をおさえ、はぁっと息を吸いこんだ。
弟も「もういたくない…!」と感動して、頬を真っ赤に染めながら、…自分の膝の上でひょうたんに栓をしなおし、それをまた背負いなおしているスクナビコナのおじさんに、
「ありがとうスクナビコナのおじさん…っ! すごい! おれもうちっとも痛くないや、おじさんほんとうにすごい!」
とキラキラとした、尊敬の眼差しを向けた。
僕も「すごいすごい!」と興奮と尊敬に目を見開き、笑いながら、
「ほんとうにありがとうおじさん! そっかおじさん、お 薬 の 精 霊 さ ん だったんだね!」
……とまだ「勘違い」をしていたが…――するとスクナビコナのおじさんは、へんっと得意そうに人差し指で鼻をこすったのち、腰に両方の拳をあてがっては、僕たちのかがやく瞳を交互に見上げてニカッと笑う。
「だァらちげェってんだよ。…オイんなことより、よォ、特別だぞ小僧共、アン? オメーら、このオレ様の薬酒を使ってもらった光栄、これからいっちょ前の神になっても忘れやがんなよ? ンん?」
「…うんっ…おれぜったいぜったい忘れないよ、ありがとう!」
「ありがとう! 僕もぜーったい忘れない! おじさん大好き!」
「おれもスクナビコナのおじさんだぁいすき! ほんとうはすっごくやさしいんだねぇ…っ!」
と僕とシタハルが人懐っこい笑顔を何度もコクコクとうなずかせると、赤面したおじさんは「はんっ…」と照れたようにわざとらしい渋面をつくり、目を伏せながらまた気難しそうに腕を組んだ。
「よせやィ、オレぁ別に優しいんじゃねェや! ただ、怪我人病人をほってはおけねェってだけで……」
「つまり優しいんだよ。ふふふ…」――オオクニヌシのおじさんが、ちょっとからかうようにそう口を挟んでしまう。
と、「オイッ…やぁ、大国主 !」なんてスクナビコナのおじさんは、もっと顔を真っ赤にしながら彼を睨み上げたが、――それを無視したオオクニヌシのおじさんは、「ところで…」と少し困惑したような顔で、
「一体どうしたんだシタ。…どうして転んだの? 庭に何か見つけでもしたのか…?」
するとシタハルは「うっ…」と…――転んでしまったという自分の失敗や、そのときの痛みを思い出して――顔をしかめると、うつむいてまた泣きはじめ、
「うぅ、うぇ、うぇえ、…えぇっ…おれっ…おれぇ、…っうぐ、…ううう……っ」
と…このように(精いっぱい事のいきさつを説明しようとはしているのだが)泣きじゃくっているばかりに、それもままならない。――この頃のシタハルは本当に泣き虫で、ほんの些細なことにさえもすぐに泣き出すような、ある種こらえ性のない子どもであった。
「オイメソメソするんじゃねェや! チッ辛気 臭 ェ、…もうどこもちっとも痛かねェだろうが小僧! エェん?」
そうシタハルを叱りとばすスクナビコナのおじさんだが、そのひとを「よせよせ、まだ子供だ」となだめたオオクニヌシのおじさんは、弟のその銀髪の頭をゆっくりと撫でてやりながら、「ゆっくりでいいよ」と気長なやさしい姿勢をもって待ってくれる。のだが……、
「おれっ…ひっく、おれぇ…っ、う、う、…」
「……、…」
シタはこうなると、説明するのにも思いだすからまた泣いて、結局説明に時間がかかるんだよな……と呆れまじりに僕は、「兄として」――ここでふと隣のオオクニヌシのおじさんに顔を振り向かせ、こう言った。
「シタ、他にも精霊さんがいるんじゃないかっておもって庭を見たんだって。――そうしたら、キラキラ光りながらひらひら落ちてくるのがあって、〝あっ〟ておもって、それが精霊さんだとおもったから、――それで行こうとして、…この石をふんだら…」
と僕は、縁側に腰かけた自分の足の下にある――といっても足は届いてはいないが――沓脱 石 を見下ろした。
「これですべってドガッて落ちちゃって、それでズベーッて転んじゃったんだって。」
……シタハルと魂がつながっている僕においては、彼の言いたいことがよく伝わってきていたのである。
「なるほど」とオオクニヌシのおじさんが納得なかば、感心した顔で言う。そしてスクナビコナのおじさんは、
「ンだァら、オレは精霊なんかじゃねェっての! そのキラキラしたってのは、お天道様の光を背負った紅葉の葉っぱにちげェねェや!」
そう剣突 をとばしながら、腕組みをしたままどすんっとシタハルの膝のうえにあぐらをかく。
「おじさんっておこりんぼだねぇ」――いつの間にやらすっかり泣きやんでいたシタハルが、きょとんとしながらそうもらした。するとおじさんはこう言い返す。
「へんっ…オメーは泣き虫だろうがィ。」
「うん…」と弟は、それにはしょぼくれてうつむく(すぐに泣いてしまうことを自分でも気にしていたのだ)。
「おれね…、スクナビコナのおじさんは、おれたちのお友だちになってくれないみたいだったから…、じゃあ他の精霊さんとならお友だちになれるかなって…そうおもったの…――だからキラキラしたのを追いかけたんだ…、精霊さんだとおもったから…――でもこんな泣き虫じゃ、きっと精霊さんもお友だちにはなってくれないよね……」
……そう言うシタハルはまた今にも泣きだしそうな顔をし、その落ちこんだオレンジの瞳をうるうると潤ませた。
「……、…オイ、よぉ小僧共。」するとスクナビコナおじさんが、不機嫌そうなしかめっ面のまま、そっぽを向いてこう話す。
「オレはよォ、餓鬼とは友達になんざならねェんだ。…オレァ友になりてーってヤツにだけは特別、まずこの薬酒を飲ませるンでィ。…何でかって、酒を交わし合ってはじめて友の契 りとすンのが、このオレ様の流儀ってモンだからよ。――はんっ…」
そしておじさんはまたみるみる真っ赤になってゆきながら、厳 めしく眉をひそめ、その口をへの字に曲げながら、こう怒ったようにつづけた。
「チッ…だがもう腹を括 るしかねェや、成行とはいえ、オメーらにこの酒を使っちまったのはこのオレだからな。――このクソッタレィ…!」
……しかし…なのであった。
「「……?」」
僕とシタハルとは――スクナビコナのおじさんの言っていることの意味がよくわからず――きょとんとして、やがて顔を見合わせた。
……するとこれを見ていたオオクニヌシのおじさんが、まずは「あはは…」と可笑 しそうに笑って、それから「つまり、この偏屈親爺 が言いたいのはね…?」と優しく僕たちに微笑みかける。
「少彦名命 とお前たちとは、〝もうお友だちだ〟…ということだよ。よかったねぇ」
「え…?」
「…ほんとぉ…?」
と僕たちは目をまん丸にしてオオクニヌシのおじさんを見ていたが、そこでスクナビコナのおじさんが、
「はんっ…その代わり覚えときやがれ! このオレは間違っても精霊なんかじゃ……」
と…やはりあくまでもそこは訂正したがったものの、あまりの歓 びにその言葉を聞いてなかった僕とシタハルは、はしゃいでこう言った。
「ありがとうスクナビコナのおじさぁん! だいすきぃ〜えへへっ…!」
「やったー! やったねシター! 僕たち、やっと精霊さんとお友だちになれたねー!」
「……、…チッ……」
するとスクナビコナのおじさんは、険しい顔をうつむかせて舌打ちをした。が…――「クソッタレ…」と悪態はつきつつも、それ以上はもはやその件で何を言うでもなく、……つまり諦めてくれたのであった。
ちなみにスクナビコナのおじさんは、精霊たちのことを「木っ端・下っ端」と悪く言っていたくせに、その後僕たちに――本物の――精霊と友だちになるためのコツを伝授してくれた。
縁側にオオクニヌシのおじさん、僕、スクナビコナのおじさん、シタハルの順に並んで座り、たそがれ時の秋の小庭を眺めつつ、またみんなでおまんじゅうを食べながら、こんな話をしたのである。
「オレぁ常世 の国っちゅー、そりゃァもう遠いところから来たんだぜ。――やァ、どうやって来たかわかるかオメーら。」
まずそうした切り口から話をはじめたスクナビコナのおじさんは、しかし僕たちが「わからない」と言うまでもなく、せっかちに直後その種明かしをした。
「まず、適当な蒲 やら粟 やらを見つける。――そいでソレを擽 ってやるんだよ。」
「「それはどうして?」」――僕たちは声を揃えた。立てた片膝に片腕をのせて座っているスクナビコナのおじさんは、僕たちを交互に見ながらニヤリとした。
「ンん? そうしたら、ソレの中に宿ってる精霊が擽ったくってケラケラ笑い出すからだ。…精霊っちゅーのは恥ずかしがりな上に寝ぼすけなんでィ。夜はもちろん、昼だってお天道様が気持ちよきゃァすゥぐ居眠りこきやがらァ。――しっかし、隠れられてちゃ恥ずかしがってンのか眠りこけてンのかも知れねェだろ? ――だからコチョコチョコチョッと擽ってやって、まずは笑わす。…コツはあくまでもやさーしくだ。」
ふぅん…とまた僕たちは声をそろえ、オオクニヌシのおじさんにもらったおまんじゅうに、同時にかじりつく。
スクナビコナのおじさんは得意げな笑顔を庭へ向けてこう続ける。
「そいで笑っちまったら、何にしたって〝隠れてたのにバレちまった〟とヒョッコリ出てくるから、そこで頼む。〝オレをどこどこまでぶっ飛ばしてくれや〟とな。――そっからは簡単よ。粟なんかの先っぽにぶら下がるだろ。…すると精霊も力を貸してくれて、ぐーーっと下がる。そうしたらピョンッと飛び上がり、あとはビューーーンッと目的地までひとっ飛びよ。」
へえー! と僕たちは目を輝かせてまた声を揃えた。
「ねぇねぇ、僕たちにもできる?」
「おれもビューンってやりたぁい!」
しかしおじさんは「冗談!」と顔をしかめる。
「出来るわきゃねェだろうがィ、っンなデケェ図体でよォ!」
「…そっかぁ…、おじさんくらいちいっちゃくなきゃできないんだぁ……」とシタハルはがっかりしながら僕を見た(なお、おじさんは弟のそれに「ちいっちゃいって言うんじゃねェクソ!」と悪態をついている)。
「僕たちもビューンしたかったね…」僕もしょぼくれた。
するとスクナビコナのおじさんは、ゴホンッと咳ばらいをし、「まあほら、よォ、」
「だが、そうやってコチョコチョ精霊を引っ張り出してやりゃァ、その、何だ、ほら、――きっとせ、精霊とお友だちになれンだろうが、エェッ? お、オ レ 以 外 の 精 霊 ともよォ、ナア、そうだろ? オイ。」
「ぶっ…ククク…」オオクニヌシのおじさんがこらえ気味に可笑しがっている。
しかし、スクナビコナのおじさんはキッとそのひとを睨みはしたが、すぐに――そうだね、やった、教えてくれてありがとう、と無邪気にはしゃいでいる――僕らをまた見上げて、真剣な顔をした。
「…だがオイ、忘れンじゃねェぞウエ、シタ。――オメーらはこのオレ様特製の酒を使った、つまり、オメーらはもうこのオレ様のマ ブ ってこった。…よォ、精霊なんか目じゃないぜ? アン?」
そしてスクナビコナのおじさんは、紅葉の葉が舞う美しい小庭を遠くながめ、こうつづけた。
「まあ…オメーらがもうちっとデッカくなりやがったら、本当に飲ませてやるけどよォ…――ふん…、オメーらと飲む酒が楽しみだなァ、オイ……」
それからスクナビコナのおじさんは、ふんっと照れくさそうな渋面でこう怒鳴るように言ったのだ。
「オイ、つまり、もしオメーらに何かあったら、この少彦名 様に一報ビューンと飛ばしてきやがれ! ――したらビューーンッとすぐさま、常世の国からこのオレ様がオメーらの元に駆け付けてやらァ! こんにゃろゥめ!」
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