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第3話 俺の師匠は美しいひと
次の日から師匠と俺の立場は入れ替わった。昼間はいつも通り、師匠は俺に魔王を倒すための魔法の師事をし、俺はその教えを乞う。体力づくりも兼ねて師匠の荷物を持ってやったり、小間使いをしてやることも前と同じだった。だが夜は違う。
「ああ……また今からするのですか……? 昼間の修行をものにするには夜しっかり休むことも必要ですのに……」
「うるせえな。俺がモノにしてえのはあんたのケツだけだよ。何が魔王だ、何が勇者だ。人間一人に何ができるってんだ。みんなして子供騙しのおとぎ話を信じて、馬鹿みてえだよ。おめえもだぞ、クソババァ」
パァンッ!!
「お゛ッひ……ッ♡♡」
二人きりになった途端、俺は師匠の下着みてえなスカートをまくり上げ、尻を撫でまわして揉みしだき、中に入っていた栓を取り去ると、めくれあがってヒクつく穴に無理やり押し込んで腰を打ち付ける。
この栓は、師匠を犯しながらの旅の途中に立ち寄ったとある町のいかがわしい店で俺が買ってやったもので、俺がやりたくなったら慣らしに手間をかけずにいつでもすんなりぶち込めるよう、師匠に命令して咥えさせているものだ。師匠はいつものようになりませんなりませんとちょっとだけ嫌がったが、結局言われるままにそれを使っている。だから師匠はいつも歩くたびにケツの良い所を刺激されて足をガクガクさせながらやっとの思いで歩いている。最近は慣れたようでまっすぐ歩けるようになってきているが、そんな無様な師匠を後ろから視姦するのはいい気分だった。また、栓を咥えさせた最初のころは、ケツの刺激に先走りを滲ませた勃起が薄いスカートの前にテントを張ってみっともなかったから同じ店で無理やりチンポを下に向けさせるベルトも買ってやった。
そんないかがわしいベルトを素肌に締めてケツに栓をしながら旅をする師匠は今まで以上に凄まじい色気を放っている。俺は旅を続ける中で発生するいろんな交渉事を頼りになる師匠にさせながら、後ろで時々スカートの裾から手を突っ込んでもちもちの生尻を揉みしだいたり、ケツの栓を掴んで小刻みに出し入れしてやったりもした。顔と耳を真っ赤にしながら口元を手で上品に隠して、唇を噛みしめながら「ふぅうぅんッ……♡♡」と小さくメスイキする師匠は可愛かった。
そんなことを繰り返していたら、師匠は宿屋で二人きりの時以外でも俺にハメ乞いをするようになった。路地裏で、飯屋の便所で、しまいには町の広場で俺ごと認識阻害の魔法をかけさせて、道行く人に見えないように犯してやることもあった。この時の師匠は深イキと同時に気絶しちまって、介抱するふりをして誤魔化すのが大変だったっけ。
朝起きたときに口での奉仕も必ずさせている。最初は口が伸びて変な顔になって恥ずかしいと言って口元を隠そうとしていて、辞めさせるのに骨が折れた。ぷっくりと膨らんだ乳首をつまんで弄ってやるとそっちに手をやろうとするので、しゃぶらせている間はずっと捻りまわしてやっていた。するとしゃぶりながら乳首でイくようになって面白かった。誰に教わったのか、乳首はもともと感じやすいようだった。師匠の体のだらしなさを作った奴の存在を感じそうになるとイラつくので、それは全部師匠の身体にぶつけた。
「お゛ぉ~ッ♡ お゛~ッ♡ ほぉお~ッ♡ セーガン♡ もう私狂ってしまいますぅ~っ♡ お゛んッ♡ お゛んッ♡ お゛ぉッ♡ お゛ッ♡ おぉッ♡」
パンパンパンパンッ♡ ぬぷぬぷぬぷぬぷッ♡ ぱんぱんぱんぱんぱんッ♡♡
「こんな格好で外歩いてるようなやつがッ、正気の振りしてんじゃねえッ、人の人生を無茶苦茶にしやがってッ、ケツで反省しろッ、懺悔しろッ、謝れっ、クソババアっ!!」
「ごめんなしゃい、ごめんなしゃいぃイィ♡♡」
「お前もめちゃくちゃになるんだよ、二度と女なんか抱けねえようにしてやる、このエルフチンポは小便する以外はケツ掘られてよがり泣くだけの役たたずの雌チンポだオラッ、オラッ」
「はおぉおぉぉ……♡ りゃめぇ……♡ めすちんぽシコシコしながらおしりズボズボだめにゃのぉ……♡♡ おひぃぃいぃ……♡♡」
宿屋の壁に手を突かせて、俺は立ったまま師匠を犯している。俺の許しがなければ開放してもらえないエルフチンポを握ってしごきながらケツをほじくり返してやると師匠は泣いて喜ぶ。
「まだ勃起できるようだな。そのうちケツを掘られる以外ではイけなくしてやるからな。去勢してやる。覚悟しろよ」
「んおぉ♡ んうおぉ……♡♡ 私男なのにぃ……♡ 去勢だめぇ……♡」
「駄目じゃねえんだよ。お前は雌エルフになるんだよ。勃起できなくなったら肉便器から便器嫁に昇格してやるよ」
「およめさん……およめさんだめぇ……♡」
「駄目じゃないッ!!!」
俺は師匠が好きだ。何度も体を重ねて、ようやく俺はそれを自覚できるようになってきた。魔王を倒す勇者の修行なんかやめて、師匠と二人でどこかに逃げたかった。誰も追ってこないどこか遠くへ行って、小さな家で二人で暮らしたかった。
「ほらっ、イくぞラムフェル! 中に出すぞ! 全部受け取れよ! オラッ! お前もイけッ!! イくときはなんて言うんだっけっ!?」
「イくぅっ……♡ 弟子に犯されてイくッ♡ エルフのラムフェルはぁっ……今日も弟子チンポに負けますッ♡ イくイくイくイくッ……ッ♡」
どぷっ♡ どぷどぷッ♡ ぎゅっ♡ きゅううんッ♡ ぴくッ♡ ぴくッ♡ がくがくッ♡
「ふうぅぅ……ッ、ラムフェルッ……」
「んはーっ♡ はーッ♡ はーッ、あーッ♡」
壁に寄りかかるように崩れ落ちるラムフェルの身体を俺は抱きしめる。俺はもうすっかり男になったのに、いまだにラムフェルの身長を越えられていなかった。このうすらでかい身体を離したくない。
未熟で馬鹿な俺はこいつを繋ぎとめておく方法がわからなくて、ただチンポで屈服させることしかできなかった。好きになってから、ただ好きと伝えればいいことに気が付いたのだ。それをせずに俺はただ酷いことをしてしまった。いまさらやめることもできずにそれをし続けている俺にラムフェルが答えてくれるとも思えない。いっそ魔王を倒せば王様に強請る報酬としてラムフェルの心を得ることができるのだろうか。馬鹿な。俺一人が魔王に挑んだとて、チリひとつ残らず消えるのは目に見えていた。
「ずっと俺の肉便器でいてくれよ……。もう俺から離れられないだろ……? ラムフェル……」
絶頂の余韻に、気絶してなおピクピクと震えるラムフェルは変わらず美しかった。ぐったりした体を簡素なベッドに横たえ、俺は彼が起きないように気を付けながらそっとキスをする。
俺はまだ意識のあるラムフェルとキスをしたことがない。調教と言っていいやり取りの中で、キスをさせる躾だけはしなかったのだ。
「キスさせたら『本当』になっちまうからな……」
ラムフェルは正攻法ではきっと俺のことを好きになってはくれない。俺を誘うために恥ずかしい格好をしているというのも俺が言わせたからそう言っただけで、きっと本当にただ服の趣味がおかしいだけなのだ。
俺が勇者の素質がある者だから。ラムフェルが俺と旅している理由はそれだけなのだ。お仕事でやっているだけなのだ。
俺みたいな田舎者のチビがこんな美しい人に惚れてもらえるわけがない。しかも無理やり犯すような男を。だから俺はラムフェルを調教して俺から離れられなくするのをやめない。明日はどんな躾をしてやろうか。
そんなことを考えていたら、俺はラムフェルの隣でいつの間にか眠ってしまっていて。目覚めた時にはもうラムフェルはいなくなってしまっていた。宿のテーブルの上に、俺への手紙をひとつだけ残して。
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