僕の上に乗った椿の手はすぐに僕の胸を撫でた。 「……僕におっぱいは無いよ」 「そんなことないよ。ほら、ここに可愛い乳首がある」 そう言いながら胸の乳首を触られて僕は飛び跳ねた。 「ひぁっ！！」 なにこれ……、いや乳首を触られただけだけど。 ピリピリと何だかムズムズしておちんちんにクるような波が僕の身体に流れた。 「男でも乳首はペニスに反応する性感帯だって書いてあった」 「ンン、どこに？」 「ネット」 今の植物はネット検索も出来るんだ……って感心してる場合じゃなくて、これ以上触られたら変な声が出ちゃいそうで、なんとしてでも止めてほしかった。 「やだ……つばき、やめてぇ」 触られると力が入らなくなるっ！！ それなのに椿は僕の反応を楽しんでいるみたいに、嬉しそうにもう片方の乳首を舌で舐めてきた。 「っぁあぁ……ン」 凄い波というよりは電流が走ったみたいで、僕の身体は跳ねて、おちんちん辺りが熱くなった。 なんで男なのにこんなに反応しちゃうんだろう。 「冬馬、今下着を脱がないと、もっと汚れるよ」 「……え」 僕は確認しようとブリーフを見たら、濡れてるっ。 恥ずかしさが倍になって、隠そうとしたけどもう遅くて、椿に触られていた。 「だから汚れるって忠告したのに、冬馬は素直じゃないね」 「っや……っさわらない、れっ」 しようとしてるのは『エッチ』だって、それは分かってるけど羞恥心はされる側の僕の方が上だと思うし、椿の力は強いから抵抗なんて出来なくて、僕は『あっあっ』と変な声をあげることしか出来なかった。 椿の手がブリーフのを捲って中を確認したのを僕は見ちゃって、両手を下に下げたけど遅かった。 スルリとブリーフを下ろされた。 咄嗟におちんちんを隠したけど、自分で触って分かった。 僕はイっちゃいそうなくらい勃起っていたこと。 「冬馬は可愛いね」 椿は相変わらず意地悪だった。