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第2章_謎の香り_第12話_蒼龍と翠龍
——植物の香りの中に、何か別のものを隠してるのか?
その香りの組成を調べようと思えば、全ての香りを俺が知っていれば話は早い。しかし、条例等で希少となり、知ることが出来なくなった動物性の香りが存在することもあって、俺にも多少なりとも知らない香りがあることは理解している。
でも、これは知っているとか知らないとか、そういう驚きじゃない。おそらく、このありがちな香りの奥に潜んでいる香りは、この世に一つしか無いものだろう。希少性というものではなく、唯一のものというヒリついた自己主張のようなものを感じるのだ。
そこまでは分かる。それでも、それ以上深く掘り下げてその匂いの特定に至ることは出来なかった。長く捜査に携わっていながら、あまりに何も掴めない俺自身に驚いているのかもしれない。
「……くそっ、せめてなんの動物なのかが分かれば」
そう呟いてさらに深く潜ろうとしていると、ふと目の前に何かが現れる気配がした。ゆっくりと視線を上げると、そこには蒼色の目を持つ龍がいた。その霊獣はゆっくりと喉を鳴らし、俺へと囁く。
『翠、もうやめないと危ないよ』
そして、その顎で俺の意識の鼻先をトンと押した。
『帰っておいで。危ないよ』
そう言って、心配そうに俺を見つめた。
遠くへ意識を飛ばす時、体は無防備になっている。意識の方は龍として可視化されていて、俺の方も蒼の龍と同じような姿になっている。違うのは目の色だけだ。俺のは翠色。どちらも名前の通りで分かりやすい。
蒼のスピリットアニマルが、俺のそれへと肉体への警告をしている。おそらく、集中し過ぎて鼻血が出ている以上の問題が起き始めているのだろう。
知らない事に出会ったことで、いつも以上に捜索に夢中になり過ぎてしまったのか、自分が力を解放し過ぎていることに気がつけずにいたようだ。
いつもなら、蒼が俺のすることに口を出してくることはほとんど無い。それがここまでするのだがら、よほどひどい状態なのだろう。何度もそろそろ戻って来いという言葉を繰り返し、龍は俺の顎をつつき続けていた。
『分かった。じゃあ、お前が向こうまで連れて行ってくれ』
そう伝えると、蒼龍は頷き、すぐに翠龍 を咥えた。そしてそのまま母屋へと連れ戻っていく。俺はその道すがら、遮断していた感覚を徐々に元のレベルへと研ぎ澄ませて行き、同時に嗅覚を鈍麻させていった。
そうしているうちに、二匹は肉体が待つリビングへと辿り着く。俺の体は前のめりに倒れ込んでいて、大量に吹き出た鼻血で顔は錆色になっていた。その体を、蒼が抱きしめている。
——あいつ、あんなに慌てて……。
俺には背中しか見えていないから、蒼がどんな表情をしているのかは分からない。でも、その体が激しく震えているのが見てとれた。
「……っ」
意識を肉体へと戻す。それと共にひゅっと喉が狭まるような感じがして、自分が呼吸を止めていたことを知った。
「翠!」
吸い込んだ息の音に気づいた蒼が、すかさず俺をぎゅっと抱きしめる。そして、ガイドの勤めを果たそうとして、すぐさま全身から俺の体に溢れかえってしまった情報を抜き取ると、入れ替わりに神経を凪がせるために彼の温もりを送り込んだ。
それに反応して、俺の命の火が燃える速度を上げ始める。弱々しくなんとか聞こえるような音が次第にドクンと大きな音へと変わると、蒼は口元を抑えて必死に声を抑えた。安心しても大声を上げることが出来ないからそうしてくれているのだろう。この状況でもここまで気を使えるのは、蒼くらいだ。
しがみつくようにして俺を抱きしめたまま、それでも抑えきれない声が絞り出されるように溢れていく。その音は絶望から喜びへと変わる希望を含んでいた。
安心してもらえて良かったという思いに浸りながらも、俺を抱きしめる腕の力の強さを感じると、そこに少しの余裕もないことが分かる。蒼にどれほどの心配をかけていたのかを、痛いほどに思い知らされてしまった。
「良かった……、良かったよ、本当に」
いつも綺麗に整えられている髪が乱れている。取り乱していたんだろうか。そう思うと、胸が鋭く傷んだ。
「……ごめん、蒼。予想外の事があって、久しぶりに入り込み過ぎてしまった。ちょっと危なかったな」
「ちょっとじゃないよ! 本当に心配したんだから。ダメだよ、こんなに無理しちゃ!」
予想はしていたものの、珍しく強い口調で叱られてしまった。その声音の深刻さに、俺は思わず悄気てしまう。
「……ごめん。でも、本当に気づいてくれてサンキュー。さすが俺のパートナーだな」
そう言葉にしてみて、初めて自分の疲労度が尋常では無いことに気がついた。少し話すだけですぐに息が上がり、汗が頬や首筋を伝う。体にも思うように力が入らず、俺は蒼の腕に体を投げ出すようにして横たわっていた。
それほど自分が深く入り込んでいた事に気がつけないとは思わず、自分の未熟さを痛感した。社員の前でこんな失態を晒すとは情けない。バツが悪いなと思いながら周囲を見渡すと、想いに反して、リビングには俺と蒼の二人しかいなかった。
「ああ、ここには俺たちしかいないんだ。みんなは漱くんの部屋に行ってるよ。彼の部屋に何か参考になるものが無いか見に行こうっていう話になったんだけど、翠がまだ戻って来れなさそうだったから、俺だけ残してもらったんだ」
蒼は状況を説明しながら俺の顔色を確認すると、手のかかる子供をあやす母のような顔をした。そして、優しく俺の頬をさすり、ケア目的のキスをする。僅かに触れ合う程度の軽いキスを繰り返すと、次はその中へ入れてくれという合図が送られて来た。
『ここ、開けて』
その声に従うように、中へと入ってくる舌を迎え入れる。その小さな熱の塊は、俺を救う使命を果たすためにするすると先へ進み、上顎をそっと押した。そこには、緊急時に使用するために仕込んでいるフィルコというフィルム状のツールが貼ってある。蒼がそれを押すと、その中身が口内へと広がっていった。
サラサラとこぼれ落ちてくるのは、深いケアが出来ない時に利用する乾燥精子だ。それを唾液で溶かし、ごくりと飲み込む。俺にとって強力な抑制剤であるその液体を嚥下すると、すぐに体調が改善し始めた。
「……久しぶりだな、これを使うのは」
鼻の奥から頬までこびりついたような錆びた匂いを感じながら、フィルコに詰まっていた蒼の体液が俺のダメージを回復させていく、そのスピードの凄まじさに驚いた。
それだけダメージが酷かったということだろう。改めて自分がどれほど危険な状態だったのかということを、ようやく理解出来た気がする。その恐ろしさに肝を冷やした。
そうしながら鼻の下で固まっている赤黒いものを手で擦ると、ぱりっと音を立てて血の塊が剥がれ落ちた。
「うお、出血こんなに酷かったのか」
そう呟いた俺に、蒼が濡れたハンカチを渡してくれた。
「はい。血の塊は濡れてないと取れないだろうから、これ使って」
その顔を見て、胸が痛んだ。相当な心配をかけていたのだろう、その目は真っ赤になっている。
蒼はあまり悲観したりしないタイプの人間だ。悲しいことがあったとしても、対処法があれば淡々とそれをこなすような人だ。その彼が目に涙を浮かべている。そうさせてしまうほどに、俺は危険な状態だったのだろう。
新人ならまだしもベテランになって、しかも会社を牽引する立場の身にありながら、パートナーすら安心させられないような自分の未熟さに呆れてしまった。それに、とても恥ずかしい。
「……ごめんな。少しでも多く情報を拾おうとして、ちょっと焦ったんだよ。切り上げるタイミングを間違えたみたいだ。祈里の安全を確保しようと思ったんだけど、そのせいで自分が危なくなるなんて思いもしなかった。……泣いてたんだろう? ほんと、ごめんな」
蒼は俺への影響を考慮しているのか、不安な声を出さないようにしているようで、その周りには暗いエネルギーが不自然に歪められたようなもやが見えている。
いつもなら俺の血を拭くところまでを世話したがるはずなのだが、それをしない。その事を不思議に思っていたら、両手が小さく震えているのが、体の向こう側に透けて見えていた。
背中に隠しても、俺には見えてしまう。もちろん、そんな事は蒼も知っている事だ。それなのに、その事を忘れてしまうくらいに狼狽えているのだろう。そうさせているのが自分だという事実に、俺は打ちのめされそうになっていた。
「本当にごめん」
「ううん、大丈夫。翠がそこまで追い詰められてるのを見たのが久しぶりだったから、びっくりしただけだよ。こっちこそごめんね、こんな情けない姿を見せて。気にしちゃダメだよ、落ち込むのも良くないでしょ?」
「いや、それこそ気にするな。どう考えても俺が悪いよ」
俺は蒼の艶やかな髪を手で梳きながら、自分の行いを悔いた。
俺は一年前に一度死にかけている。その時は蒼が全てをかけて俺の意識をガイドしてくれたため、戻ってくることができた。三日三晩抱きっぱなしだと聞いた時は、隣で泥のように眠っている蒼を壊しそうなほどに抱きしめて泣いた。
でも、ここは出先だ。まさか野本の家で俺を抱くわけにもいかず、焦ったのだろう。俺を失うかも知れない恐怖を再び突きつけられ、それでも出来る事を探すような冷静さを保っていてくれたパートナーに、俺は改めて信頼を寄せた。
「また俺を助けてくれたんだな、蒼。ありがとう」
今度は俺からキスを返す。蒼はそれを受け、目に溜まった涙を一筋こぼしながらもようやく微笑んでくれた。
「……うん、役に立てて良かった。でも、何があったんだ? なんだかかなり驚いてたみたいなんだけど……」
俺が落ち着いたのを確認したからか、蒼からも俺にキスを返してくれる。そうして、ようやく俺たちはほっと一息つく事が出来た。
「ああ、それなんだけど……。俺はこのレベルに上がるまでに、世界に溢れている匂いの構成は大体学ばされていて、ほとんどの香りは、知らなくても理解出来るようになってるはずなんだ。それなのに、その知識を総動員してもまだ俺に理解出来ない香りがあったんだよ。しかもそれが、あの離れの中に充満してて……」
俺は、蒼にその香りの説明をした。
はっきりとは言い切れないが、その香りに何かしらの秘密が隠されているでは無いかと感じたこと、それを紐解かなければならないような気がしていることを説明した。
その先にどんな危険が潜んでいるかが、今は全く分からない。ここを出るまでは、少しの隙も生まないようにしなくてはならない。そう思い始めていると伝えた。
「分かった。じゃあ、みんなにもそう伝えて……」
そう言って抱き合っていると、バタバタと他のメンバーの足音が聞こえ始めた。
「翠! 戻ってきたのか? 漱の部屋は俺たちで一通り見て、記録もとってきた。俺と翔平が見た感じじゃ、媒体に残せるもの以上のものは無さそうだ」
咲人が中へ入って来た時には、蒼とちょうど唇を合わせているところだった。あいつは俺たちが何をしていても平気で部屋に侵入してくるような人間なので、こちらももう慣れきっている。
そこで油断していると、そのすぐ後ろに英子さんが立っていた。彼女は俺たちのしている事を見て、心配そうに眉根を寄せる。
「翠ちゃん! ケアが必要なほど大変なの? ……まあ、その顔! 大丈夫なの?」
鼻血を拭くのも中途半端な状態のままだったため、俺の顔はその半分がまだ赤褐色に染まっている。それを見た英子さんの顔色は対照的に蒼白になってしまった。泣きそうな顔で俺の方へと近づいて来る。
俺は申し訳なくなってしまい、普段ならしないのだが、英子さんの手を握ってお詫びをした。
「心配かけてごめんなさい」
触れた手元にびりっと電気が走った。俺よりも低レベルなガイドとの接触は、俺の体には負担になる。その痛みを堪えると、気がついた蒼がすかさず俺を抱き寄せた。そうして、そのストレスを解消してくれる。
「大丈夫です。俺はこいつがそばにいれば無敵ですから」
「なあ?」と同意を求めながら振り返ると、蒼も微笑みながら「うん」と答え、俺の額にキスをした。それを見て、英子さんは目を丸くする。
「まあまあ、仲良しねえ。それなら良かったわ。でも、無理はしないでね。今日はもうお帰りなさいな。ね、慎弥。そうしてちょうだい」
そう言って笑った英子さんの笑顔は、なぜか少し悲しそうに見えた。
「そうですね。翔平さんと咲人に見てもらっても、目新しい情報は見つかりませんでしたし、今日はこれまでにしませんか?」
野本は俺の判断を仰ぐ。それに二人のセンチネルも賛同した。俺はソファから立ち上がり、今日はこの場を辞する事にした。
「よし、じゃあお暇しようか。英子さん、お邪魔しました。何か分かればすぐに報告しますね。英子さんも、何かあれば俺たち誰あてでもいいので、遠慮なく連絡してください」
そうして、野本家を後にする事にした。英子さんは俺たちに柔らかな笑顔を向けると、
「ええ、分かりました。何かあれば連絡するわ」
と言って見送ってくれた。
うっすらと日が暮れ始めた野本の敷地を出る時、またあの香りが立ち込めてきた。センチネルを苦しめるその香りは、相変わらず凶暴性を孕んだままだったけれど、今度は蒼にしがみつくことでなんとかやり過ごす事が出来た。
他のセンチネルも、皆自分のパートナーに頼って乗り越える。肇だけは、行きと同じようにクラヴィーアを飲んだ。
「……うし、じゃあ田崎と情報共有するぞ。翔平、事務所と繋いでくれ」
「はい」
助手席の翔平が、田崎との打ち合わせのために設置してあるモニターを専用の回線に繋ぐ。現場が立て込んでいる俺たちには、今は少しの時間も惜しく感じる。移動中に打ち合わせをして、休むための時間を確保しなければならない。
『田崎だ。みんなお疲れさん。報告よろしく』
事務所で待機していた田崎と相原が、モニターに映し出されている。田崎はいつも通り不遜な態度で、相原は畏まっていた。あまりに対照的な姿に、思わず吹き出してしまう。
「お前、相原の隣にいるとひどく偉そうに見えるな」
『……はあ? ああ、でもそうかも知れないな。俺もこいつと一緒にいると、自分の態度の酷さに気付かされて多少落ち込むからな。人に言われるとムカつくけど、言われても仕方がないだろうな』
『……え? 俺のせいで田崎さんが不快な思いをされてるんですか? なんだか申し訳ないです』
田崎の言葉に、相原は何度か頭を下げた。それを見て、不遜が服を着て歩いているような咲人が笑う。
「心配するな、田崎。不遜な態度なら俺の方が酷い」
そう言い切った咲人を見て、全員が吹き出してしまった。
「でも、いいんだよ。仕事はちゃんとしてるからな。漱の部屋を見た感じでは、いなくなった理由が分かりそうなものは何も見つかってない。というか、本当にあの部屋にいたのかって思うほどに物がなかったな。不自然なほど片付いてた」
それを受けて、田崎が頷く。相原は漱が心配なようで、眉根を寄せていた。
「俺も同じです。漱くんの部屋以外にも居住スペースを見て来たんですけれど、これと言って参考になりそうなものはありませんでした」
翔平と咲人は、母屋と漱が暮らしていたという母屋に一番近い離れの中を捜索した様子を報告する。監視カメラの映像等と現在の状況を見比べながら、確認出来るデータには全て目を通したと報告した。田崎はそのデータをまとめたものを見ながら頷いている。
『いなくなったのは一年も前だからな。その間に何かしらの片付けをしていた可能性はあるだろう。まさか行方不明になってるとは思わないだろうし、そもそも親は勝手に部屋を片付けたりする生き物だからなあ』
田崎はそう言うとふっと懐かしそうに笑った。小さい頃にそうされた経験があるのだろうか、田崎が親のことを思い出して笑う姿なんて初めて見た気がする。
「お前、親のことを話しても笑えるようになったんだな」
俺がそう声をかけると、はっと気がついたように目を見開く。
『……本当だな。そう言われてみればそうだ』
本人はその自覚が無かったらしい。そう言って絶句してしまった。
これまで、田崎は両親との生活を思い出すことをあまり好まなかった。ミュートであったために親も婚約者も救えなかったという後ろめたさは、いつまでも彼の心にこびりついていたからだ。
俺たちはそれを知っていたから、こちらから親の話を振ることはあまりしないようにしていたくらいだ。それが、自ら話を振ってきた。俺も蒼も咲人も驚いてしまった。
「お前がトラウマを乗る超える日が来るとはなあ。……和人のおかげかな?」
そう言って揶揄うように声をかける蒼に、田崎は柔和な笑顔を浮かべて
「……そうだろうな」
と答えた。
「和人の愛は深いからなあ。一回りも離れてる堅物でも落とすんだから、すげーよ」
俺もその流れに便乗すると、今度は咲人が
「なあ、肇。お前も祈里と籍を入れたんなら、もう遊んだりすんなよ。田崎を見習え」
と、突然矛先を肇に向けた。彼は、ブンジャガで見た光景がどうにも許せないらしい。隣に座る先輩に詰め寄られてしまい、肇は狼狽えた。
その二人のやり取りに、モニターの中の田崎が、
『おい! 俺は昔から遊んでねえぞ! 高月と一緒にすんな!』
と叫んで揶揄する。それを聞いた肇は、バツが悪そうな顔をして身を縮めた。
「……すみません、昔の俺は確かに怒られても仕方が無いようなクズでした。でも、もうさすがにそんな事はしてませんよ。これからもしません。祈里のことは大切にします」
そう言って、なぜか咲人に頭を下げた。
「あの、肇ってそんなに遊んでたんですか?」
俺たちに話を聞いていた鉄平が、信じられないという顔をして話に割って入る。
「ミチの話じゃ、ブンジャガやビムでは、ミュートと遊んでるセンチネルとして結構有名だったらしいぞ」
咲人の答えに、翔平一筋な鉄平は思い切り顔を顰めた。
『お前はそれを知ってて、アイツが祈里と一緒にいることを認めてるのか?』
モニターの向こうで、田崎が隣の相原に問いかける。すると、相原はにこやかな表情のままで、
『お前なんか一度刺されればいいんだって、肇にはいつも言ってましたよ。でも、祈里くんには肇じゃないとダメなんですから、俺が何を言っても仕方が無いじゃないですか』
と言った。
「……お前、そんなこと言われるほど酷かったのかよ」
まるで汚いものを見るような目でそういった咲人に、肇はまた顔を背ける。
「……否定は出来ません。ごめんなさい」
その肇の言葉を聞いて、俺の隣に座っている祈里は、腹を抱えて笑い始めた。
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