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眠たい....

菖綺(あやき)?どうかしたか?」 「稜生(いつき)!?いつの間に」 「気づかなかったのか笑」 「うん....」 「なんか考え込んでたもんな」 「あれ?兄貴は?」 「零軌(しずき)は買い物」 いつの間にか稜生が後部座席に乗ってて、いつの間にコンビニで兄貴が車を降りてた。 全然気づかなかった.... そんなに俺は考え込んでたのか? 「お、帰ってきた」 ガチャッ 「お待たせ!ごめん遅かった?」 「いや、全然。」 「そう?なら良かった!じゃあ出発しようか!」 出発して目的地まで車を走らせた。 兄貴がコンビニで買ってきたお菓子とかをつまみながら外を眺めていた。 遠出なので高速道路に乗った。 高速道路を走っていたら、眠気が襲ってきた。 遠出するということでいつもより早起きだったので、眠くなってしまった。 でも兄貴の方が俺より早起きだったし、昨日も仕事で寝るのは俺より遅かった。 稜生もそうだろう。 なのに、冬休み中の俺が兄貴よりも稜生よりも先に寝るなんてダメだろ!と思いながらウトウトしながらも眠気と闘って、どうにか寝ないように頑張っていた。 「菖綺、眠いなら寝ていいよ?」 「うぅん」 「眠そうだな」 「でも....」 「ん?」 「あにきといつきのほうが、しごとして、ねむいのに、おれが、さきに、ねるのは、だめ、だから....」 「眠すぎて話し方が笑」 「兄ちゃんたちのことを思って眠気と闘ってるなんてあやくん優しすぎるし可愛すぎる♡」 「眠過ぎて零軌が可愛いとか言ってるのに怒らない笑もう脳は寝てるな」 「あや、ありがと!兄ちゃんたちのことは気にせず眠かったら全然寝ていいからね!(あやくんの寝顔癒しだし♡)」 「うん....ねるぅ」 「いいよぉ!早起きだったもんね、おやすみ」 兄貴と稜生が寝てもいいって言ってくれたし、俺ももう限界だったから、眠りについた。 「あ、寝ちゃった」 「相当眠かったんだろうな」 「早起きはそんなに得意じゃないからね、」 「そうだな笑」 「寝顔も天使ー!可愛すぎるぅ♡」 「はいはい、ブラコン発動してないで運転に集中してくださーい!可愛い可愛い弟のためにも安全運転でお願いしまーす!」 「もちろん!可愛い癒しの天使のあやくんに痛い思いなんて絶対させない!!」 「治療は痛くても泣かせてまでするのにな笑」 「いやいや、俺も本当はしたくないけど心を鬼にしてやってるんだからね?俺もきついからね?泣かせたくてしてるわけじゃないからね?」 「じゃあ、しずは菖綺の泣き顔見たくないの?」 「そんなことは言ってない!あやくんの泣き顔が可愛いし可愛いし、とにかく可愛いからみたい!」 「語彙力笑笑」 「んんぅ」 「あ、やば。あやくん起きちゃう」 「そうだな、起こしちゃ悪いからな」 どのくらい時間が経っただろうか。 胃の不快感で目が覚めた。 うぅ、気持ち悪い なんで? 酔い止め飲んだはず.... あ、 そこで酔い止めを飲み忘れたことに気づいた。

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