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第38話 シャドウキャプテンお披露目会。(3)

海軍の軍事施設はボロボロで、死体も転がっていたが仲間は殆ど殺られていなかった。 この状態に出来るセシルはやはり只者ではないとレイズナーは思った。 建物の外に出ると、海軍隊とカインが待ち伏せていた。 「全員まとめて捕らえろ!!」 カインの指示で海軍は捕えに来たが、その隊などを物ともせず、ただ叩き斬っていた。 特にセシルは尋常ではなかった。 レイズナーという荷物を引き摺っているにも関わらず、その闘いぶりなのだ。 化け物と言ったほうがいいのかもしれなかった。 「うちのキャプテンをこんなふうにしたのは、あんたですか」 セシルはレイズナーの口調を真似てそう言った。 「……貴様は何者だ」 「聞いたほうから名乗るのが礼儀だと思いますが」 「私は大提督ウィリアムズの直属の部下、士官候補生のカインだ!!」 「俺はシャドウキャプテン・レイズナーです」 そうセシルは名乗ると、レイズナーを引き摺ったままカインの正面に向かった。

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