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【サブ】俺とクロイスの、新しい関係(4/4)*

 〈引き続きヒアッカ視点〉  早く、俺を、もっとグチャグチャにしてくれ……っ!  ゴチュッ、と鈍く響く音を立てて、クロイスのモノが俺を奥まで抉る。 「ぁあああああああっっ!!」  腰骨にヒビが入りそうな衝撃に、ビリッとした痛みが走る。  それがさいっこーに気持ちイイ。  もっ、と、もっと、はげし、く……っ!!  クロイスが俺に答えて激しく腰を揺らす。  俺の腰は、クロイスの両手に掴まれて、少しも逃げられない。  身じろぎも出来ない中で、ひたすらにクロイスのを深く深く叩きつけられる。 「ぁあっぁあぁっぁぁあああっっぁああんんんっっ」  激しい快感と、ぎゅううっと腹の奥から引き絞られる感覚に、バチバチと目の前で光が舞う。  俺のモノからも、触られてもねーのに、白いのがどんどん出てくる。  声、息、継げね、ぁ、気持ち、い、すげぇ、気持ちいいいいいいっっっ!!! 「ヒアッカ、ナカに出すよ、いい?」  あっ、きて、ナカ、ほし、クロイスの、そそいで、おれにっっ、ンンンンンっっ!  ドクンと脈打ったクロイスのモノが俺の中を押し広げる。  ミチミチになった内側が、弾けそうで、痛くて、気持ちいぃぃぃぃぃっっっ!! 「くっ」  小さなうめきは、クロイスのいつもの声より低くてカッコ良すぎる。  ぁあああっ!?  熱いのがっ。  奥っっ、来て、あああっっ。  クロイスの、ぁああっ、熱いの、嬉し、ぃ、クロイスの……っっ。  俺のナカ、もっと、ぎゅうぎゅうになっちゃうぅぅぅぅぅっっっ!?  ビクビクと内腿が跳ねて、カクカク脚先が揺れる。  こっ、これ以上、イケね……っっっ!  もうぎゅうぎゅうなのに、クロイスのがゆっくり動くと、もっともっとって締め付けちまう……っっ。  ぁあああああっっっ!?  ひ、あ……っ、んんっっ……ぁ……。  ま……また……、また、イッちゃ、っっっぅぅぅぅんんんんんんんっっ!  あ、あ、あぁぁ、ああ……。  も、もう動かな、で……クロイスぅ……っっ。  俺のナカで、クロイスがピタリと動きを止める。  うぅ……なんか……、お腹、気持ち良すぎて、ドロドロに溶けそう……。  ……っ、俺……。 「ヒアッカ、大丈夫……?」  そっと目元から頬を拭われて、自分が涙を流していたことにようやく気づく。 「ん……だいじょ……っ、んんっっ」  だめ、だ、まだナカ、が、すげー気持ちよくて。  何回でもイッちまう……っ。  なんだこれ……。怖え……。 「ふふっ、ヒアッカ可愛い……」  俺の腰を布団に戻して、クロイスが優しく撫でてくれるのに、そんな些細な刺激にも、勝手に腰が揺れそうになる。 「なんだかいっぱいイっちゃったね。そんなに気持ちよかった?」 「……ん」  すげー、よかった……。  ってか、まだナカがビクビクしてる……。  クロイスは「どこも怪我してないといいんだけど……」と俺を心配しながら、手拭いを俺のケツの下に敷きつつ、もう一枚で穴のとこを押さえるようにして、そうっと抜き取った。  ……つーかまだ勃ってんのかよ……、クロイスすげーな……。  途端、ドロドロとしたものが沢山俺のナカから溢れてきた。  うーわ……こんなに入ってたのかよ……。  クロイスは両手を俺に翳して何やら真剣に魔術陣を展開させている。  あれは鑑定か。  兄さんがやると一瞬だけど、本当はこんなに時間がかかるもんなんだな。 「よかったぁ。どこも怪我してないね」  ほっとした様子のクロイスが嬉しそうに笑う。 「だってクロイスめっちゃ丁寧にしてくれたし、香油もいっぱい使ってくれたもんな」 「でも心配だったんだぁ、だってヒアッカ痛いのが好きだから……。悦ばれると、つい、もっとしてあげたくなっちゃって……」  そっか……、そーだよな。  俺は怪我してもヘーキって思ってても、怪我させた方はそんな風には思えねーよな……。  俺だって、クロイスに怪我させんのは絶対嫌だ。 「うーん……、僕、魔法の適性って水なんだよね……」 「珍しーやつじゃん」 「ヒアッカは?」 「風」 「あははっ、どう見ても火って見た目なのにね」 「よく言われる。兄さんなんかも真っ青な見た目で火だけどな」 「確かにそうだね」  クスクスと笑ったクロイスが、真剣な目をして俺を見た。 「僕、治癒魔法覚えるよ」 「……治癒魔法って……すんげーややこしーやつだろ……?」  ややこしいぶん、それが一つ使えれば就職先には困らないってやつではあるけど、消費魔力も多いし、そもそも水の適性がある人間ってのが10人に1人くらいしかいない。  殆どが風で、次に多いのが火。水と土は同じくらい珍しくて、さらに珍しいのが精神系だ。 「うん、でも騎士団にいる以上、使えないより使えた方がいいし」  そう言ったクロイスが、俺を見つめて優しく微笑んだ。 「僕が洗浄と治癒ができたら、ヒアッカと思い切り抱き合えるでしょ?」  言われて、息が止まった。  正直、俺は生まれつき痛みに鈍くて、そのせいで昔から周りの奴らに気味悪がられることがあった。  最初は、そんな俺だからこそ、護衛騎士ってのがちょうどいい気がしてた。  だって、騎士なら無理して痛がらなくてもいいだろ?  痛くても痛くないフリで戦いつづける奴らの中でなら、俺も普通でいられるかと思った。  けど、あんま痛くなくても、ひどい怪我をすると、人間は動けなくなるらしい。  俺は1年目の巡礼で大怪我を負って、2年目は巡礼に置いてかれた。  3年目は、見えにくくなった片目を庇いながらの巡礼だった。  それでも、一匹でも多く倒して、じいちゃんに喜んでもらえれば、うっかり途中で死んじまっても、まあいーか。  そんなふうに考えてた。  じいちゃんは、俺のことを大丈夫だって言ってくれた人だから。  できるだけいっぱい魔物を倒して、じいちゃんを喜ばせたかった。 『暑さに強い者、寒さに強い者、辛味に強い者、色んな人間がいる。ヒアッカは痛みに強い、それはヒアッカの武器になる。大丈夫、何もおかしなことじゃないさ』  そう言って、小さな俺を撫でてくれたじいちゃんが大好きだった。  けど、俺の3年目の巡礼には、ケイト様と、兄さんと、クロイスがいた。  ケイト様と兄さんはすげー強くて、俺の思ってた『強い』ってのは、本当の『強い』じゃなかったんだって、よく分かった。  クロイスは俺より小さくて、俺の後輩だったから、同じ班の俺が面倒見てやろうって思ったのに、巡礼が終わる頃には、俺の方がよっぽど面倒見てもらってた。  すげー特別な力を持ってて、でもそのせいで友達がいなくて。  引っ込み思案だけど、言うべきことはちゃんと言って。  優しいのに、ちゃんと強くて。  めちゃくちゃ可愛いのに、かっこよくて頼もしかった。  俺に恋を教えてくれて、俺の恋人になってくれた。  それだけで、俺はもう十分だったのに。  クロイスは、俺の痛いくらいが気持ちいいって思う感情を、気持ち悪いとか、危ないからやめようとか、そんな風に言わないでくれて……。  それだけで、もう……、本当に、十分だったのに……。 「ヒアッカ!? なんで泣くの!?」  クロイスが、慌てて俺をぎゅっと抱きしめた。  ちげーよ……、悲しいんじゃなくてさ……。 「悲しいんじゃなくて……?」 「……嬉しいんだよ」 「嬉しいの……?」 「ああ、俺……クロイスに出会えて……、クロイスの恋人になれて……、すげー嬉しい……」  俺の言葉に、クロイスが息を詰める。 「……っ、僕も……っ、僕もだよっ!」  そう言って俺にぎゅうっとしがみついてきたクロイスの声は震えていた。  俺の肩に、俺と同じ温度の雫がぽたりと零れると、どうしようもなく胸がじんとした。  ……ああ、クロイスはいつだって、俺と一緒でいてくれる。  一緒に迷って、一緒に悩んで、一緒に考えて……。  イライラも、ドキドキも、こんな幸せな気持ちも……。  きっと、これからもずっと、一緒に感じていけるんだろうな。 「ふふ、これからもずっと、よろしくねヒアッカ」  クロイスの、ちょっとだけ甘えるような声がすげー可愛い。 「おう、こっちこそよろしくな、クロイス」  俺は、これまでの人生で最っ高に幸せな気持ちで、笑った。

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