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第4話 親友からの告白 **
「ゃめ、出し、それぇっ……!!」
ぐっちゃぐちゃの、どろどろ。
俺の全ての体液が、これでもかと言う程に排出され続けていた。
「……どう? 気持ち良くなってきた?」
尻穴をとことんほじくられ続け、時間の感覚すらない。
ともかく、最初は違和感しかなかった挿入感が、前を一緒にしごかれる事によってむしろ違和感がなくなってきてしまった事の方が衝撃だった。
挿入されるブツも、いつの間にか指ではなくエログッズになっている。
「ヒィ、ひぐ……っ!!」
「喉乾いたかな? ……ほら、お水……」
國臣から何度も口移しで水分補給されては、掠れてきた喘ぎ声が復活してしまう。
そのシャワー、俺の口に直接向けてくれませんかね……!?
「も、無理ィ……」
「大丈夫、凄く解れてきたよ。初心者向けのグレープボムがもう難なく呑み込まれてる。……すげー、視覚にクる光景だ……やば……」
ぬぷ! ぬぷ! ぐっちゃ、ぐっちょ!!
シリコンで出来たエログッズを俺の尻穴に出し入れしながら、何度目なのか再び起き上がった前を同時にしごかれた。
「ァ、……アア──ッッ」
もう、何回導かれたのかわからない。
一日の発射回数の最高記録をずっと更新していた。
國臣の掌は俺の放った精液でベトベトで、國臣はそれを潤滑剤がわりに今度は自分のペニスをシコって大量の子種を放出している。
「なん……こんな、こと……」
俺の頬に伝っていた涙を國臣は舌先で優しく拭う。
そんなんしないで良いから、俺の手錠なんとかしろよ、と心の中で悪態をついた。
「好きだから」
「……は?」
いや、好きだったらむしろこんな事しないだろうが。
俺の苛立ちが通じた筈なのに、國臣の視線は涼しいままで。
涼しい、というより真剣な表情。
「好きだから。……希翔の身体全部隅々まで愛撫して、沢山可愛がって、犯して、四六時中俺の事しか頭ん中考えられない様にしたいって意味で、好きだから」
「……え」
え? 國臣が、好きな子って……いや、好きな人って、まさか俺!?
俺は驚愕しながら、國臣の好きな人の話を思い返した。
一年の時にクラスでオタク認定されてた奴?
あ、もしかして仲村の事か?
教室でWeb小説書く為の何か書いてて……書いてる小説がハイファンだって言うから、読んだらめっちゃ面白かったんでクラスの奴らにも紹介して暇なら読めって広めた話か??
國臣も、確かに最初独りでいる事が多かったっけ。
俺人見知り皆無だから、先に話し掛けてそこから仲良くなったけど……クラス皆、仲良かったしなぁ?
まぁ、確かに顔は良いしお調子者だから、二年も三年も楽しく皆と馬鹿やって騒いでたけど……それって、普通じゃねぇ??
國臣を恐る恐る見ると、物凄く澄んだ目でこっちを見てた。
……いや、騙されるな俺。
澄んだ心の持ち主が、友人に手錠を嵌める訳がない。
「……好きなら好きで、やり方間違えてねーか……?」
ふと疑問を口にする。今の俺、女だったら……いや女じゃなくてもされてる事はレイプな気がする。
「……うん、わかってる。でも、俺がまともに告白なんかしても希翔は取り合わないだろ? 身体から堕とす方が、まだチャンスあるかなと思って」
「……成る程」
「両思いになれるのが一番だけど、男の感じ方は意外と色々あるって希翔が知れば、昔の女のトラウマは頭から消えるかなー、と期待してる」
「これが新たなトラウマになるとは思わなかったのか?」
「うーん……ひとまず、希翔の頭の中に忘れられない女がいるって方が嫌かな。俺で塗り替えられるなら、むしろ万歳」
「……國臣って、もっと安全 な奴だと思ってたわ……」
ヤバいこいつ。
俺と両思いになれないなら、せめてトラウマとして頭の中に残り続けたいって考えてるとしか。
「……マトモ? 希翔を脳内でいつも犯してる俺が、安全だって?」
國臣は、顔を片手で押さえて乾いた笑いをした。
「……もう、好きすぎてとっくに壊れてる。心が貰えないならせめて……身体だけでも、欲しくて堪らない」
「ぅあ……ッッ、急に、抜く、なぁ……ッッ」
尻の穴の奥深くまで埋められていたエログッズを、一気にずぽっと抜かれて俺は悶える。
「休憩はここまで。折角希翔のオスマンコがここまで広がったんだ、早いうちにどんどん拡張しないとね」
俺は、國臣の手にしたものを見て身震いした。
「な、なんだよそれ……っ!! やめろよ、入らねーよ! 裂けるって……!!」
「アナルバイブだよ。好きな角度で止められるし、これで掻き回せばしっかり前立腺を刺激できる。振動の種類も豊富だから、きっと気持ち良くなるよ」
「く、ぅう……ッッ、あ、ふぁ……」
ぬちぬち、と先程のエログッズより図太いそれを、國臣は俺の様子を見ながら丁寧に丁寧に埋めていく。
「ぬ、抜けよ……っ!!」
「凄い、希翔のアナルがバイブを美味しそうに食べてる……」
國臣は、俺の尻に力が入らないよう解しつつアナルバイブを突きいれられたそこを凝視した。人に肛門をじっくり見られるなんて、人生で一度もない。
「見るなぁっ!!」
恥ずかしくて、やめて欲しくて。
でも、ズブズブと侵入してくるバイブが、こりこりと何かを掠めた時に、俺の身体はわかりやすくビクッと反応した。
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