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キミのすべてを、受け止めたい・第4話-4
「あぁんっ、ダメっ、ダメっ、なかふじぃ、なんか変な感じだから、やめてぇ」
精液ではなく、別の何かを漏らしてしまいそうな感覚が押し寄せて、半藤の胸を押し返そうと両手を伸ばした。
「ダメですよ、阿方さん。Stop! 手は後ろに回して、自分で固定してください」
やんわりと命令を下されて、蒼真は「はい……」と両手を組んで背中の下に敷いた。
「わぁ、いい子、阿方さん」と抵抗できなくなった姿を見た半藤は「もっともっと気持ちいいことしてあげますからね」とさらに手を動かす速度をあげた。
「やぁっ! ほんとに、漏らしちゃうからぁっ! なかふじぃ……っ!」
「いいですよ。ボクにみせてください。なにを出しても阿方さんのものだから愛おしいです」
「わぁんっ! 出るぅっ!」
なにが噴き出したのかは分からない。頭のなかは真っ白になり、半藤の顔がびっしょりと濡れてしまったことだけは理解できた。
「盛大にお漏らししちゃいましたね。見て、ほら、ボクの顔にも服にもいっぱいかかってます」
「ごめんなさい、ごめんなさい! 俺、いっぱい汚して、悪い子だぁ」
「いいえ、まさか。とってもよくできました、阿方さん。可愛いくて仕方ありません。ご褒美をあげないと」
半藤は唇に軽くキスをしたあと、べとべとに汚れた蒼真の性器を丁寧に舐め上げた。
「あぁんっ、そんな、とこ、俺のなんて半藤が舐めることないのに──」
「どうして? ボクのために頑張ってくれたんだから当然です。おいで、阿方さん」
Comeと言われた蒼真は体を起こして半藤に抱き着く。
「いっぱい甘やかしますから、阿方さんの体が大丈夫であれば、ボクのここも慰めてくださいね」
はち切れそうなほど半藤の下半身が勃ち上がっており、蒼真の腹部にそれは当たっていた。
「……ん、な、舐めたい」
「え? なんて言いました?」
抑制剤を多く飲んだ副作用もすっかり吹き飛んでいた。むしろいまはSubとしての欲望が抑えられない。早く半藤と繋がりたくて疼いて仕方なかった。
「半藤の苦しそうなここ、舐めたい」
「もう、それはボクが命令することですよ? 阿方さんの尽くしたくて褒められたい欲求がものすごく出てますね」
おかしい、もう自分で欲望をコントロールできない。知らない自分が現われて半藤のズボンの上からでも分かる膨らみに勝手に口づけをしていた。
「すきぃ、これ、なかふじのこれ、欲しい」
「ちょっと待って、阿方さん……サブスペース入ってしまいましたね。さっき出したばっかりなのに、また勃ってますし」
半藤はベルトを外して、ズボンを下ろす。下着から先端がはみ出すくらい反り返っているものが目に入ると、蒼真は勢いよく咥えた。喉の奥に突き刺さりそうになり、一瞬、咳き込む。
「あぁっ、もう、待てができないのも可愛いんですけど、ボクの調子が狂います!」
余裕のない表情で半藤は必死に舐める蒼真の髪を両手で撫で回した。
「んぅ……おいひぃ……なかふじの……いっぱい俺の口のなかに出してください」
「ダメ。Stopです。阿方さん。お口に出すのもいいんですが、ボクは阿方さんの中に入りたい」
コマンドを使われた蒼真はぱっと口を離してぺたんと座り込んだ。
「Crawl !」
コマンドで命令された蒼真は臀部を半藤のほうへ向けて四つん這いになった。
「あぁ、すごい、びっしょり濡れてるから入口が輝いてますね」
そう言いながら、ベッド脇の棚から蒼真が半藤とのセックスのために買ったローションを取り出した。あれから量は減っていない。ひとりでもしていないことが証明された瞬間だ。
「報告なかったけど、ほんとうにひとりでしてなかったんですね。とってもいい子です。ボクは毎晩、阿方さんとエッチするのを想像しながらしてましたけど」
半藤はローションを蒼真の臀部に垂らし、奥の窄まりへ指を伸ばす。使ってなかった割にはひくひくと指を待っていたかのような動きをみせた。
「ボクもけっこう限界なので……」
すぐに指が入り、するりと蒼真が気持ち良くなれるポイントに到達した。
「ここでしたね」
背中がぎゅんと反り、喘ぐ声が大きくなる。さっきとはまた違う快感が中で渦巻く。
「気持ちいいですね? ここ。我慢しないで感じてください」
なにかが前から出るわけではない。体の奥がきゅんとするようなスピード感のある快楽が駆け巡る。
「あぁっ! なにもでないのに。なんか、いっちゃう!」
ぶわりと目の前が白くなり、じゅわっと脳がとろけるように熱い。
「中だけで、いけましたね。ひとりではしないのに、ボクの前ではものすごくエッチな姿になってしまうところも好きです」
蒼真がちかちかと快感の余韻に浸っているうちに、半藤は指を増やして中をとろとろにほぐした。
「阿方さん、今日のボクは何をしてしまうか分かりません」
ずるりと指を抜いたと思ったら、すぐに半藤の硬く熱く反り返ったものが蒼真の臀部の奥へ挿入された。
「あぁっ!」
中に入ってきた瞬間、蒼真は吐精した。こんなにすぐに達することができるなんて考えられなかった。半藤とだからこうなってしまうのだろうか。
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