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第126話 生田芸能

「社長、アタシたちデビュー出来ないの?」  あのノアと美知といずみが、生田芸能の社長に連絡して来た。 (何も出来ないのにデビューとか、怖い事言ってるなぁ。これだから素人さんは。)  生田社長は3人をフローラルグループに紹介する事にした。  社長自身、フローラルグループの花田美鈴には胡散臭さを感じている。もう少し情報を集めたかった。彼女たちがうるさくせっつくので美鈴に連絡してみた。 「いいじゃない。六本木に連れて来てよ。 田舎のお嬢さんたちは六本木のタワマンって珍しいんじゃない?」  すごくバカにしたような言い方だった。 それでも3人を連れて六本木に行った。 「なになに?今日はレッスンに行くの? ボイストレーニング? タレントらしい事やらせてよ。」 「六本木のタワマンでショーがあるんだよ。キミたちもそのうち出られるかもしれないよ。」 3人の田舎娘はワクワクしながらついて来た。 「彼氏が一緒に来るって言うの。 ウザいでしょ。結婚なんかしなけりゃ良かった。」 「いずみの子供は元気?」 「知らない。妾が見てるし。」  いずみは亭主の中山の父親の妾に子供を丸投げだった。 「ザ・フリークショー」  タワマンの最上階では何かショーが始まっているようだ。 「本日は特別ゲストをご用意しています。」  薄暗いステージであの花田美鈴が司会をしている。 「皆様のお好きな、身体欠損のモデルの出演です。」  超ミニスカートの露出の大きいドレスを着せられいきなり、義手を取られてステージに出された。 「何すんだよ。ステージで踊るのか?歌うのか? アイドルの歌でいい?」  3人の女子たちは、音楽に合わせて腰を振った。マイクを持たされて調子っぱずれな歌をうたう。 「全然練習もしてないのに?」  客席では3人の欠損した指を見ている観客がいた。大好評だった。興味深い。  指が欠けた若い女。いたぶりたい。虐めたい。

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