126 / 152
第126話 生田芸能
「社長、アタシたちデビュー出来ないの?」
あのノアと美知といずみが、生田芸能の社長に連絡して来た。
(何も出来ないのにデビューとか、怖い事言ってるなぁ。これだから素人さんは。)
生田社長は3人をフローラルグループに紹介する事にした。
社長自身、フローラルグループの花田美鈴には胡散臭さを感じている。もう少し情報を集めたかった。彼女たちがうるさくせっつくので美鈴に連絡してみた。
「いいじゃない。六本木に連れて来てよ。
田舎のお嬢さんたちは六本木のタワマンって珍しいんじゃない?」
すごくバカにしたような言い方だった。
それでも3人を連れて六本木に行った。
「なになに?今日はレッスンに行くの?
ボイストレーニング?
タレントらしい事やらせてよ。」
「六本木のタワマンでショーがあるんだよ。キミたちもそのうち出られるかもしれないよ。」
3人の田舎娘はワクワクしながらついて来た。
「彼氏が一緒に来るって言うの。
ウザいでしょ。結婚なんかしなけりゃ良かった。」
「いずみの子供は元気?」
「知らない。妾が見てるし。」
いずみは亭主の中山の父親の妾に子供を丸投げだった。
「ザ・フリークショー」
タワマンの最上階では何かショーが始まっているようだ。
「本日は特別ゲストをご用意しています。」
薄暗いステージであの花田美鈴が司会をしている。
「皆様のお好きな、身体欠損のモデルの出演です。」
超ミニスカートの露出の大きいドレスを着せられいきなり、義手を取られてステージに出された。
「何すんだよ。ステージで踊るのか?歌うのか?
アイドルの歌でいい?」
3人の女子たちは、音楽に合わせて腰を振った。マイクを持たされて調子っぱずれな歌をうたう。
「全然練習もしてないのに?」
客席では3人の欠損した指を見ている観客がいた。大好評だった。興味深い。
指が欠けた若い女。いたぶりたい。虐めたい。
ともだちにシェアしよう!

