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500年の清算 5

「み…み皆さんに…ご、ごご迷惑をおかけして、申し訳ないとは…思っておりますゆえ…っ」 「ご迷惑とは思ってないよ…?」 「そうですよ、ヴェネッタさん…何かお困りなのでしょう?」 「い…いやえと…推しに認知される方が困……」 レンシアに名前を呼ばれるとおかしくなりそうでヴェネッタはつい隣のイヴィトに身を寄せて彼の大きな背中に隠れたくなってしまう。 「うーん…なんていうか……、そもそも学園内には部外者侵入禁止だから…学園にいる間は大丈夫と思うけど 1人で会いにいったりしたらあかんよ?」 イヴィトにフードの上から頭を撫でられながら怒られてしまい、ヴェネッタは唸りながらとりあえず頷いておいた。 確かにあんな事があった後でのこのこ会いに行くのは怖すぎるが、だけど返済はせねばならないしとは悩んではいた所ではあったのだ。 「ヴェネッタ先輩…聞きたいんだけどさ、いつから返してて 今残りどれくらいあるの?」 急にイオンが真面目なトーンで話しかけてきたので、ヴェネッタは恐々とフードの下からそちらを見た。 「…え、えっとぉ……15歳の時から……月大体5万…くらいですかね… 残りは…それの×6000ヶ月くらいなので…」 「…3億くらいってことですか……?」 「おいおい…何に使ったんだそんなに…」 「さ、さぁ……?…自分が産まれてすぐ借りたみたいですから……」 ヴェネッタが呟くと、イオンは腕を組んで眉根を寄せている。

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