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500年の清算 6
「いや絶対それはおかしいよ…
まず0歳の名義で借金なんてできるわけないし…その時点で非合法だなって思うけど…
そうだとしても3億円なんてぽんと貸して貰えるわけない…
…先輩、元々いくら借りてたかわかる?」
「い…いえ……“500年かかる”としか……」
「どういうこと?嘘って事…?」
「まぁ、十中八九そうだろうねぇ…この国の法律はよく分かんないけど…普通に高利貸しというか闇金というかなんというか…」
「というと?」
「えーとだから…例えば本当は100万円借りたとするじゃん?
でも1日毎に手数料が加算されている…“利子”ね。
返す時はこれもプラスして返さないといけない…仮に利子が5%だとすると払う金額は正確には105万円ってわけ。
…でもそういう悪徳業者はあり得ないくらいの利子をつけているわけだよ。
例えば20%とか超えてくるともう普通に良くないというか…
例え1000万円借りれたとしても3億円にはならないはず…」
「エン…ってなんだ?」
「え?あ……」
嘘…?
ヴェネッタは恐々とフードの下からイオンを見た。
「…じゃ、じゃあヴェネッタさんは払わなくてもいいお金を払わされているかもしれないってことですか!?」
「まあ…おそらく…」
「そんなの許せません!カツアゲと同じではありませんか!」
「カツアゲて…」
レンシアはとても怒っていて、それでもキリッとしたその紫色の瞳にヴェネッタはつい口を開けて眺めてしまう。
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