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500年の清算 7
「大体なんです!?赤子に借金って!そんなの許されていいわけがない!」
「そうだねぇ…まあでも向こうがそんなに強気なら何かあるんだろうな
契約書とかさ…」
「うん。確か次は本物を持ってくるとか息巻いとったな…」
「じゃあ…やっぱちょっと法律とかを洗っとかないとだな…」
イオンとイヴィトはビジネスの話のように業務的に話しており、ヴェネッタは2人の顔をキョロキョロと見上げてしまう。
「ひひ。良かったなぁヴェネッタ。借金がチャラになるかもしれんぞぉ」
「ちゃ…え……?」
「絶っ対そうなるべきです…!イオンさんお願いしますね!?」
「は、はい!もちろんです!」
イオンはレンシアに言い付けられて何故か嬉しそうに敬礼している。
「ちょ…ちょ、待ってください…じ…じじ自分のためにそんな…」
「当たり前やんか?」
「そうですよ。ヴェネッタ先輩の借金が無くなればうちの仕事をめちゃくちゃ手伝って貰えるようになってあわよくば社員になってもらえるかもしれないし…」
「え、なな…なんで……そこまで…」
「当然でしょ、友達ですから。ですよね?イオンさん」
「…う、うん…友情ね…友情」
イオンの言葉にレンシアは何故かくすくすと笑っており、またその2人だけのメロい空気には拝みたくなる所存だったが
ヴェネッタはなんだか自分の為にみんなが動いてくれるという未だかつてない状況にひたすら困惑していた。
まさか騙されているのでは、とすら思ってしまうような。
「…ぁぅう……」
どうすればいいのかわからなくなってしまって
変な声で唸りながらも、ヴェネッタはまたフードを深く被って縮こまるのだった。
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