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おしゃれとは? 3

「いいか?いくら、見た目なんてどうでもいい…人は中身さ… なんて言われたとしてもそれを真に受けて努力を怠るな? 所詮人間は見た目が9割だ」 ジエンはヴェネッタの机に勝手に腰掛けながらも、片手を振っていて それに呼応するようにヴェネッタの髪が持ち上がり、眼鏡も顔から離れていってしまった。 「わ、わ…!?」 どこからともなく霧吹きが飛んできて顔に液体を吹きかけられたりし始める。 「彼ならわかってくれている…!とか思っていたらある日突然飽きたとか言われるんだからな」 「…な、何か身に覚えでも……?」 「うるせぇ!」 「ひぇ…っ」 ジエンに怒られてしまいヴェネッタは口を閉じる事にした。 「この眼鏡もなんだ?時代遅れのフレームに…ちょっと歪んでるじゃ無いか。 せめて磨いたりしろ?」 眼鏡なんて高価なもの買えるわけがないし、10年単位で同じものを使い続けているのである。 暫く勝手に弄られていると、眼鏡が戻ってきた。 なんだかいつもより少々クリアーに見える。 「まあこんなもんだろ」 ヴェネッタの前に鏡が飛んできた。 恐々と覗き込むと、髪の毛が後ろで綺麗にまとめられているようだった。 「え!?す、すごい…!髪がどこかへ行ってしまったようですぞ!?!」 「他に表現方法ねえのかよ…」 首を振って見てみると、どうやら頭の後ろで綺麗にまとめて収納されているらしい。 自分の首がこんなにスッキリ見えたことなんてなくて、ちょっと恥ずかしいような気もしてしまう。

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