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出来ること 2

「いいか?どんな趣味だろうが誰と付き合おうが自由だからな。例え理解できなくとも多少は寛容になってやる。 だがこの部屋で性行為等してみろ!2人ともこの窓から投げ捨ててやるからな!」 「いやそんなんしてへんよ…そもそも付き合ってへんし…」 ジエンは見るからに綺麗好きといった所で、真ん中で線でも引いてあるかのように2人のスペースは対象的だった。 ヴェネッタのスペースは作りかけの魔道具や材料や資材でごちゃごちゃになっているが、ジエンの方は床に何の物も置いていないしきちんと整頓されている。 ジエンはため息を溢しながらジャケットを脱いですぐにハンガーにかけており、ヴェネッタは毎日怒られているのだろうなぁと思うと色々と複雑に思ってしまう。 イヴィトもどちらかというと、怒る側の人間なので余計に。 「また泣いてたのか?ったく…」 ジエンはネクタイを解きながら、呆れたようにため息を溢している。 ヴェネッタは少々泣き虫ではあるけど、前からこんな風に泣いていたのだろうか。 自分には誤魔化そうとしていたのに、と思うとなんだかもやっとなってしまってイヴィトは自分の子どもっぽさに呆れて息を吐き出した。 「……ヴェネッタ先輩…なんかあったみたいで…」 「あー。呼び出されていたようだったな。役場の人間が来たとかで…」 「…役場…?」 窓から少し強い風が入り込んできて、ヴェネッタの机の上に乱雑に置いてあった紙を吹き飛ばしていく。 それがジエンの方にも飛んでいってしまって、彼は舌打ちをしながらもそれを拾った。 「…八度の違反通知書か…まあまあの重罪だな。 法令違反による罰金…爵位の剥奪措置… 普通なら禁錮80年だ。金と爵位で解決するなら良い方だろ」 「え…?」

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