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見つかりだした! 7

「つまり、イヴィトさんが頑張れば良いのですよ」 「うわー…そうなってくるか……」 イヴィトは苦笑しているが、もう充分すぎるくらいだとヴェネッタは思っていた。 こうやって危ないときは毎回助けてくれるし、彼が隣を歩いている時は誰だって言い寄ってなんて来ないし それどころか悪口の一つもかけては来ないのだ。 「ほら行こ、ヴェネッタ先輩」 イヴィトは床に頽れていたヴェネッタを持ち上げるようにして立たせてくれた。 なんとなく頭がぽわっとなって彼を見つめてしまうけど、イヴィトとレンシアは食堂に向かって歩き出すのでヴェネッタは慌てて追いかける。 食堂に行けばいつもの端っこの席には誰かしらが座っていて、ヴェネッタも大体そこで食事をとる事が多くなっていた。 今まではずっと1人で食事をしていて、そもそも食えるだけありがたかったし時間もそんなになかったので ゆっくり味わうとか誰かと会話を楽しみながらみたいなんていう発想すら無かった。 だけど今は誰かしらと顔を合わせて食事をする事ができたり、1人だとしても結構ゆったりと楽しんだりが出来ていた。 これは奇跡みたいなものだと毎回思いながらも、食堂の端に3人で向かうと既にローラとイオンの2人の姿があった。 「半分正解だな。誰かが観測するまでは全てが確率だ。 誰も見ていないサイコロの目は6分の1のまま、誰かが確認して初めて確定する、ということだ」 2人は相変わらず難しい話をしているらしかったが、3人が近付くと見上げてくる。

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