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社長! 2

「で、ヴェネッタさんは商品開発の方を手伝って頂いてまして 何を隠そうあの“無限ペン”の製作者なのですよ!」 急に紹介されて紳士たちに、ほう!とヴェネッタは見つめられ頭が真っ白になりそうだった。 しかしイオンはヴェネッタをイヴィトの背中から引き摺り出すと、紳士達の前に見せつけるようにして立たせてくる。 「彼はうちの支援を受けている生徒でもあるんですよ。 それまでは結構資金面で苦労されていて…、勉学にも手が付かないほどに… 今は資金面の問題をブレイクスルーしてうちの会社を手伝ってもらえるほどになったのです。 するとたちまち成績を取り戻し…輝かしい功績を上げてくれています。 つまり!今までは優秀な力を正しく使えず、リソースを学費に取られていたというわけです。 みなさんのご支援がなかったら彼の力は損なわれていたかもしれません!」 イオンの胡散臭い高説には苦笑しか出なかったが、支援してもらっていることには変わりないのでヴェネッタはぺこりと頭を下げた。 「あ…あのえと…ほ、本当にありがとうございます…! お、おかげさまで…工場で働かなくてよくなって…その、勉強にも身が入るようになりましたし… …あ、あと…新しい靴下とかも買えるようになりました…」 ヴェネッタが余計な事をいうと紳士達は、はぁ、と胸を抑えている。

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