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社長! 5
「レンシーはどこにおったん?」
「ええ、保協の方が見えていたのでご挨拶を。
サヴァトーラさんのご紹介でドラゴン研究家の方も来ていらしたので、ジンシーバさんについて色々とお聞きしていたのです」
「そっかそっか…大丈夫そうならいいんやけど…」
「ふふ。さすがにもうケーキを投げつけられる事はないかなー
…そうなってもジンシーバさんが全部食べてくれますもんね?」
昨年のパーティでレンシアは酷い目にあったようだったが、彼はにこにこしながらドラゴンを撫でている。
ジンシーバはケーキに反応したのか舌舐めずりをしているようだ。
「イオンさんは大注目でしたね。あちこちで噂されていましたよ?」
レンシアは、さっきまで立派な社長をしていたのに今はアホ面をかましているイオンを見下ろした。
その眼差しがあまりにも美し過ぎて、ヴェネッタは泣きそうになってしまうのだった。
「…レンシアさん…きょ…今日ポニテなんすか…」
「ええ、……ダメでしたか?」
「ダメじゃないけど…ほ、他の男が欲情するんじゃと思ったらですね……」
「イオンさんは…お気に召さないですか?」
「いや俺は好きっていうかラブっていうかハオっていうか…」
「はぁ…ってヴェネッタ先輩も泣いとるし…」
「ううぅ……神々し過ぎる…っ…生きてて良かった……っ」
「えぇ…?」
イヴィトは若干引いているようだったが、推しが元気に麗しいだけで無限に救われてしまうヴェネッタだった。
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