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第18話
「では誓いのキスを」
触れるか触れないくらいのキス。
一度は唇が離れたがすぐにまた塞がれた。今度は濃厚で激しい口付けに息も絶え絶えになり頭がクラクラしてくる。
「おめでとうございます。これでお二人は晴れて夫婦になられました」
仮にも一国の皇帝の結婚式なのに。参列者もいず、こんなに簡単でいいのかと思うくらいあっという間に終わった。
「ウォルト、北部に戻るのか?」
「いや、戻るのは明日か明後日だ。俺たちもすることがあるだろ?この国のためにとても必要なことだ」
「いや、でも……ていうかウォルトはエルフではないだろ?」
「あれ、言ってなかったか?俺にはエルフの血が流れている」
「嘘だ」
「嘘じゃない。それを今から証明してやる。俺がレイをどれだか愛しているか分かっていないようだから、その体に刻み付けてやるから覚悟しておけ」
「ジルさま助けてください」
「どうぞごゆっくり」
満面の笑みを浮かべひらひらと手を振るジルさま。
そのまま奥の部屋に連れていかれた。ベット以外なにもない殺風景な部屋なのに大きな窓からは日差しが降り注ぎぽかぽかしてとても温かった。明るすぎるからせめて夜まで待ってほしい。恥ずかしい。とウォルトには言ったが素直に聞き入れるわけなどなく。
あれよこれよというまに服を下着ごと剥ぎ取られ、ベットに押し倒された。抵抗する間もなくすぐにウォルトがのし掛かってきた。
ウォルトは有言実行の男だ。宣言した通り嫌というほどウォルトのヤバすぎる愛の重さを身をもって知ることとなった。精も根も尽きるまでウォルトに深く深く愛され、俺が意識を手放すまで何度も何度もイカされ、俺の胎内にウォルトは精を注ぎ込み続けた。
本当に子どもが出来るかも知れない。
男が妊娠するなんて絶対にあり得ない。荒唐無稽な話しだと思ったが、あながちあり得なくもない。
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