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第16話 R18

風呂に入り、ゆっくりと時間を過ごした。 風呂から上がっても日向は眠っていて、髪が濡れたままテレビをつけてボーッと眺める。 「起きたらお腹空いてるかな···」 面倒に思いながらも冷蔵庫の中にあった食材で適当にご飯を作って置いておく。 ベッドを見るとモゾモゾって日向が動いたから起きたのかと思って「起きた?」と声をかけた。 「ん···」 「お腹空いた?ご飯作ったよ」 「架月···」 「え、ちょっと、何?」 急に腕を引かれてベッドに俺も入る形になる。 キスしてって言われて、してやると嬉しそうに笑って俺の背中に腕を回した。 「ねえ、架月···」 「何?ご飯さっき作ったばかりだからまだ温かいよ、食べる?」 「ううん。···セックス、したい···」 日向がそんなこと言うもんだから驚いて目を見開く。 今の言葉の意味をちゃんとわかってるのか確認したくて「本気なの?」って聞いてみたら一度大きく頷いた。 「そう、じゃあご飯は後でね」 「ん···お風呂···」 「風呂なんてもういいよ」 日向に馬乗りになってキスを落とす。 首に腕を回してきた日向に薄く笑いかけて服の裾から手を差し入れた。 フニフニと柔らかいお腹を撫でて上に上に手をずらす。胸の飾りに触れると目をキュッと強く閉じて「ハッ···」と息を吐いた。 「っん、ぅ···」 「これ、感じる?」 「ぁ···な、んか···変な感じ、する···」 モゾって動いて確かに何かを感じてる日向が首を横に振った。 「やだ、そこ、ばっかり···」 そう言葉を吐いた日向にまたキスをして、今度は手を下に下にと肌を撫でながら降ろしていく。 「あっ!」 「大丈夫だよ」 日向の中心に触れると不安そうな目が俺を見て大丈夫って空いていた手で輪郭を撫でる。 熱を持ってる中心はまだ力無いままだけど、日向は気持ちいいのか小さな甘い声を出していた。 「ふ、っぅ···ぁ、あ···」 「気持ちい?」 「う、んっ」 声を涙で濡らして、まつ毛もキラキラと光ってる。 それを見て綺麗だなぁって感じてると俺の首に回されていた腕が動き出してそっと俺の中心に触れる。 「日向···?」 「僕、ばっかり···だから···っ」 「今日は日向が気持ちよくなれたらそれでいいんだよ」 その手をやんわり退かせて、ついでに日向の履いていたズボンと下着を脱がせた。 恥ずかしがって足を閉じて着ていた上の服の裾を引っ張りそこを隠そうとしている。 だから足を割って両膝が胸につくくらい体を折畳ませた。 「あ、や!こんなの、やだっ」 「んー···」 「ひっ!や、汚い、からぁ、っ、やめてっ」 日向のそれを手で扱いて、先っちょをパクって口に含む。ビクビクと震えて感じてる日向のお尻に手を持って行き固く閉じてる秘所に指を持って行った。 「あっ!!」 「日向、口開けて」 「ん···むぅっ!?」 日向の口に二本指を突っ込んで唾液を纏わせる。 舌を無意識にか指に這わせる日向に目を細めて、十分濡れた所で口から引き抜きまた秘所に持っていく。周りを撫でてからクッと力を入れ指一本だけを中に入れると違和感と男達に襲われた時の恐怖を思い出したのか、急に力を入れた。 「やっ、やだっ、架月っ!!」 「ん、大丈夫だから、こっちに集中しな」 日向の中心を触って秘所への感覚を紛らせようと裏筋を舌でグッと強めに押しながら舐め上げる。背中を反らした日向は俺の頭に力なく手を置いた。何度かそれを繰り返していると中心は熱い熱を持って日向はうわ言のように言葉を繰り返す。 「あ···ぁ···出る、出ちゃう···っ」 「うん、いいよ」 先っちょを尖らせた舌で刺激すると、ぴゅっと白濁を吐き出した。 その間にも突っ込んでた指は中を解すように動かしていたから中は最初よりは緩くなった。日向がイッた後、中心から顔を離して日向を上から見下ろすようにしながら中にある指の本数を増やし刺激をしてると「待って」と涙声で訴えてくる。 「あ、今、イッた、ばっかり···っ」 「うん、力抜けてるから丁度いいよ」 「やだぁ···変、変、だからぁっ」 「大丈夫だよ」 日向の頬にキスを落とすと少し安心したのか目を細めて俺を見た。でも中にある痼に触れた時、細められてた目が大きく開いた。 「────ッ!!!」 「あ、見つけた」 「そこ、だめっ、ぁああ!!いやぁっ、やだッ、ぁ、あっ···!」 背中を浮かせて、震えながら、大きな快感に泣いている日向はすごく可愛くて俺の中にある加虐心が唆られた。

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