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第17話 R18
「ぁぁあ···ッ!!そこ、やめっ···お願いっ!!か、づきぃっ、ぁ、あ、んっ!!」
「気持ちいよね。俺、ここ攻められるの大好き」
「ひゃっ···ッああ!!」
「ここをこうやってさ」
そこを擦りながら奥を目指す。指を動かすと日向は堪らずイッてしまったようだ。後ろだけでイくの、すごく気持ちいけど疲れちゃうからここまでかなって指を引き抜いた。
「ぁ···は、はぁ···っ、」
「力抜いてね。···ていうか抜けてるか」
イッたおかげで力が抜けてて丁度いい。
手早くゴムを付けて秘所にピタリと勃ち上がったそれを当てグッと中に入れる。
少しの抵抗はあったけれどそれを無視して日向の呼吸に合わせ押し進めると思っていたより楽に入っていく。
「ひ、やぁぁっ···!は、いって、るっ···っああ!!」
「いい子だね、上手に力抜けてるよ」
「ひ、ひっ、ぁ···」
「キスしよっか」
キスをして落ち着かせる。腰をまたグッと押し進めるとピタリ、肌と肌がくっついて最後まで入ったのが日向にもわかったみたい。
「は、いっ、た···ぁ?」
「うん、痛い?」
「いた、く、な···」
「よかった。まだ動かないでいるから、息、整えようね」
俺が変に動いたら中に当たるところが変わるから動けない。日向は何度か深呼吸を繰り返して、けれどその度に中にある俺の存在に感じてビクッと震えていた。
「あ、···もう、大丈夫···」
「そう?動いていい?」
「うん」
しばらくすると日向から大丈夫だと言われてゆっくり律動を開始する。少しずつ前立腺に当たるようにしながら抽送を繰り返すとしきりに甘い声を出して気持ちいいと口にした。
「日向、もうちょっと早くしてもいい?」
「う、ん···」
日向の腸液のおかげでスムーズに動ける。
さっきより早く律動すると日向は首を反らして「ぁあ!!」と大きな声を出した。
「あ、だめ、気持ち、···っあ、あ!あ!!」
「っ、はぁ、」
「ぁ···か、架月···っ」
日向の手が俺を求めて伸びてくる。
その手を掴むと安心したように笑った。
「ん、はぁ、っぁ、架月、は···気持ち、いい···?」
「気持ちいいよ」
その手の甲にキスをして律動を速める。
言葉にならない言葉を吐いて話せなくなった日向はおれにされるがまま。
「ぁ、やぁ、んっあ!!イク、いっちゃ、いくいくいくっ!!」
そう日向が叫んだのと同時、中がぎゅっと締め付けられて持っていかれそうになるのを堪える。
白濁を吐き出した日向に申し訳なく思いながらも「ごめん、もうちょっと頑張って」って言って律動した。
「ひ、きゃっ、ああ!···やぁっ、イッた、まだイッてる、のにぃっ···!」
「ごめんねっ、」
だっておれイけてない。
日向が泣きながら堪えてるのを見て、少しして俺も欲を吐きだした。ズルッと中から自身を抜いてゴムを外し口を縛ってゴミ箱に投げる。
「ぁ···おわ、った···?」
「うん」
「ふふっ··気持ち、よかった···前とは、全然、違う、から···」
「そう···よかったよ。眠たいなら寝てな、お風呂入れてあげるから」
瞬きの回数はゆっくりゆっくり繰り返すもんだから少なくなって、いつの間にか夢の中に沈んだ日向を抱き上げて風呂場に連れて行った。
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