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第63話 R18

※尿道責めの表現ございますので、苦手な方はご注意ください。 この前歩いたはずの廊下、何とか兄貴のいると思われる部屋に行こうとするんだけどやっぱり道がわからない。 「···何でこんな広いの」 広すぎるのも考えものだね。 そんなことを思ってると「あれー?」と声が聞こえて肩にいきなり重みがかかった。 「架月だったっけー?この間ぶりだなぁ」 「···あんた、誰だっけ。」 顔は覚えてるんだけど、名前がわからない。 そういうと眉を寄せて「マジかよ」って言葉を零す。 「錦です」 「···ごめん」 「いいけどさぁ、今何してんの?」 「兄貴探してる」 錦に肩を組まれたままどこかに連れて行かれる。 何も言う暇がないくらいマシンガントークを繰り出す錦に面倒だなって思って肩を組まれてるのをやんわりと解いた。 「あ、兄貴!!」 「架月、話終わったのか?···何で錦といるんだ」 「なんかこの人ずっと話してくるんですけど。マシンガントークすごいよ」 「···だとよ」 兄貴が冷たい目で錦を見る。錦はへらへらと笑って「はいはい、黙りますよー」ってどこかに消えてった。 「若に失礼なことしてないか?」 「クッション投げつけたくらいかな」 「はっ!?お、お前、何して···!?」 腕を強く掴まれる。いやでも、あの人怒ってなかったし。 「燈人は怒ってなかったし、て言うか仲良くしたいって名刺くれたよ」 「名、刺···」 「何かあったら連絡してこいって。いつでもここにきていいって」 「···なんか、混乱してるからとりあえず、俺もすること終わらせたし、帰るぞ」 「うん」 腕を掴まれたまま車に連れてかれてそのまま家に帰る。マンションの自分達の部屋について玄関に入った途端、俺は兄貴の首に腕を回してキスをした。 「···いきなりだな」 「嫌だった?」 「いや、むしろ歓迎」 後頭部を支えられてだんだん深くなるキスに感じてしまって腰が立たなくなる。 「あ、っ···ふっ、」 「もう勃ってる」 「っ、···仕方ないでしょ」 いつの間にか熱を持ってた中心。兄貴が服の上からそっと触れたせいで腰が引ける。 「······あ、もう···っ」 「今からするか?」 「は、早くっ」 我慢できない、兄貴に抱きかかえられてベッドに連れて行かれる。あ、でもちゃんと準備しないとまずいよね。 そう言うと「ゴムするんだしいい」と跳ね返されて何でか知らないけど両手を頭上で拘束され、上の服だけ脱がされる、けど服は拘束されたそこで止まった。 「何、これぇっ」 「うるさい」 ガブッと脇腹に噛み付かれる。痛くて体が震えてそれを面白がる兄貴に次々と歯型を残される。 「い、たいっ」 「痛くしてる」 「やだ、っ、気持ちよく、してよ」 「お前M気質あるからいつかこれも気持ちよくなるだろ」 そんなことを言いながら下も全部脱がされる。勃ち上がったそれを掴まれて腰が跳ねた。 「もうこんなになってんのか、お前は」 「だから、早く···っ、あ!何っ!」 早く気持ちよくなりたいのに、兄貴が俺の前にチラつかせたそれを見て顔が青くなったのが自分でも分かった。 それは嫌だって逃げようとする俺を宥めようとキスをしてくる、けど兄貴が手に持ってるそれに対する恐怖心が拭えなくてガクガクと震えだした。 「それ、やだ···嫌···っ」 「大丈夫、気持ちよくなる」 すごく細い棒、ローションに塗れたそれを熱の先端に充てがわれて体が固まった。 「使ったことあんのか?ここ」 「ないよっ!!怖い···っ」 「あんまり動いたら中が傷つくし、大人しくしてろよ」 「む、無理、無理む、っ!!ぁ、ああ!!」 尿道に無機物が入ってくる。 開かれる痛みに腰が動きそうになるのを堪えて深く呼吸を繰り返した。 「え、ぁ···あ、あ···っ!!も、やめて···っ!」 「もうちょいな」 「ひぃっっ!なに、それ、やだぁっ···!」 尿道を進んで少ししたら酷い快感に体が包まれる。 腰が何度も動いて今にもイってしまいそうで。 「あ、ぬ、抜いてっ!」 「これ前立腺に当たってんだよ」 「だめ、だめぇっ!!」 秘所にローションで濡れた指が充てがわれる。このドS、まさかこれを抜かないままそっち触る気かよ!! ぐっと秘所に指が入ってきてとにかく力を抜かないとって呼吸を繰り返す。すんなりと中に入って動き出した指は前立腺を探してるのかお腹側を触る。 「ひ、うぁぁ───ッッ!!」 「すげえな、お前」 「い、イク、イクっ!これ、抜いてぇっ!!」 中からも前立腺を触られるともうわけがわかんなくなる。早くイキたいのに、尿道にささる棒が邪魔をしてイけない。 「このままでイけるだろ」 「やだ、やだぁっ、あれ、怖い···ぁっ、やめ、っ」 嫌だって言ってるのに頭を撫でてキスをしてくる。 そのキスに酔っていたら中に入っていた指がグッと前立腺を押した。 「────ッ!?」 途端ひどい快感が身体を巡る。目の前が真っ白になって声も出ない。出さないでイクのは辛いのにっ! 「っ、は、はぁっ」 「ほら、抜いてやるよ」 「無理、無理ぃっ、今、だめぇっ!!」 中に入ってた指と尿道にささる棒を勢いよく抜かれて体が跳ねた。開放された熱に頭がクラクラして、さっきまで白く霞んでた視界が暗転した。

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