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第125話 R18
太陽と別れて走って家に帰り部屋に入ると兄貴が洗濯物を畳んでてそんなの構うかって抱きついた。
「痛い」
「ただいま!」
「おかえり。着替えてこい」
頭を撫でられて、うん、と頷き部屋着に着替えて手荒いうがいをして、兄貴のところに戻る。
「ねえねえ兄ちゃん兄ちゃん!」
「はいはい」
「こっち向いて!」
洗濯物に視線をやったまま返事をした兄貴の顔を無理矢理こっちに向けてキスをする。
「疲れた」
「お疲れ」
「エッチしたい」
「疲れたのにしたいのかよ」
「したい、だって昨日もしてない」
明日は学校行くんだろ?じゃあ今日は大人しく寝ろ。って言って昨日はエッチできなかった。
ブツブツとそれを言ってると顎をクイっと上げられてキスをされる。
「これ、全部終わったらな」
「本当?」
「ああ、だから準備しててくんねえか」
「わかった!!」
立ち上がってお風呂に入って綺麗にして、外に出た頃には兄貴も洗濯物を全部しまい終えていた。
「俺も風呂入ってくる」
兄貴がそう言って風呂に入って、俺はその間テレビを見てボーッとすることに。少しして風呂から上がった兄貴に抱きついて一緒にベッドに行って抱き合うと自然と体がウズウズしてきて兄貴の首に軽く噛み付いた。
兄貴の手が肌を撫でる。それだけなのに気持ちよくて抜けるような声が出た。
キスをしながら兄貴の手が俺の中心に触れると体がビクッと震える。
先端をぐりっと親指で抉るように触られて射精感が強くなる。それを耐えてると耳元で「我慢すんな」と兄貴の低い甘い声が聞こえて、それと同時にまた指が同じように動かされて堪らずイッてしまった。
「はぁ···、やば、気持ちいい···」
「そのまま力抜いてろ」
ぐっと俺の吐き出したもので濡れた指が中に入れられる。異物感はあるけど苦しくもないし痛くもない、中を探るように触られて前立腺に触れられた時キュッと喉がなった。
「あ、ぁっ」
声を漏らすとキスをされて舌を絡めて中がグズグズに開かれていくのを待った。準備ができて兄貴に1度だけ額にキスをされて熱が中に埋められていく。
「ん、うぅ!」
「痛いか?」
「いた、くな、ぁ、···あぁっ」
俺の呼吸が整うまで動かないでいてくれる兄貴に腕を伸ばす。その手を掴んで勢いよく俺を起こした兄貴、その所為で対面座位っていう体位になって、奥に当たるところが深くなって、それだけでイッてしまった。
「あ、あ···深いぃ···」
「すげえ出てる」
「あ、さわ、らないで、ぅあ···!」
イったばかりのモノを触られると神経を直接触られてるような感覚になって苦しい。兄貴にしがみついて息をしてると1度強く中を突かれた。
「ひっ!!ま、待って、や、やだっ」
「何がやだ」
「これ、よ、すぎて、怖いっ」
「それなら大丈夫だ」
大丈夫じゃねえよ!!と突っ込みたいのに構わず奥を突かれてキスをされる。その甘さに涙が溢れた。
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