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第129話 R18

パッと目が覚めた。 それは玄関のドアが閉まった音が聞こえたから。 起き上がると鈍い腰の痛み、舌打ちを零すと「あ、起きてる」と朧が部屋を覗いてきた。 「買い物行ってた」 「うん」 「あれ、怒ってる?」 「怒ってないわけねえだろ」 「ごめんごめん。とりあえずこれ水、飲むだろ?」 ペットボトルの水を渡されてそれをゴクゴク飲む。 朧が俺も飲むーと自分の口に何かを含んで俺の手の中にあった水をとった。 朧が自分で飲むと思ってたのに、水を含んだ瞬間、俺にキスをしてきて水が口の中に入ってくる。それと同時にさっき朧が飲もうとした何かが中に入ってきて反射的に飲み込んでしまった。 「、な、に今の」 「秘密」 「···吐いてきていい?」 「ダメだ」 抱きしめられて、何度も身体中にキスをされる。 それは心地の良い気持ちよさで目を閉じて身を委ねてるとガシャンと頭上で音がした。へ?と上を見上げると手が拘束されてる。 「お、朧、さん?」 「何だ太陽さん」 「何で、手···」 「暴れられたらちょっと困るから」 「俺が暴れないといけないようなことするのかよ」 「いやいやだから暴れられたら困るんだって」 また、ヤるつもりか?それなら別に暴れることじゃない。さすがにしんどいなぁとは思うけど。 「さっき、お前に飲ませた奴、なんだと思う?」 「へ?」 「答えは媚薬」 「な、なんで!?」 何でそんなもの飲ませたんだ!?俺の反応が鈍くて嫌だったとか!?すごく焦ってると朧の冷たくなった手が乳首に触れた。 「ひゃっ!」 「おお···可愛いな、今の」 「待って、朧、落ち着けって!!」 「いや、お前が落ち着け」 指で触ってたそこに熱い舌が触れる。 ジンジンと気持ちよくなっていつの間にか胸を反らしながら喘いでいた。 「媚薬なんて飲ませて、なに、しようとしてんの」 「ん、まずこれ」 細い棒を見せられて逃げ出したくなった。 それは1度俺が真守に、使ったことがある奴にそっくりだったから。 「さっきは綿棒だったけど、今、体気持ちよくなってんだ。これいけんじゃねえかな」 「やだ、やだ、頼むから、やめてっ」 「痛くねえように薬も塗るし、大丈夫だよ」 そう言ってその棒と俺のモノにヌルッとした薬を塗る。 棒が近づいてきて先端に触れると恐怖で体が震えた。 「大丈夫、気持ち良いから」 「あ、あっ、ああ!!」 中に、入ってくる。 確かにさっきみたいに痛くはない、けど気持ち悪い。 「うぁ、ああ!!は、はぁ、やぁっ」 「ほら、見てみろよ、すげえ入る」 「やぁぁ!待って、止めて、だめ、ぁ、あ」 ある程度入ったところで止められる。 「は、はぁ、はぁっ、」 「な?痛くねえだろ」 「でも、だめ、これだめぇっ」 「大丈夫」 止まってた棒が上下に出し入れされる。 頭が溶けそうなくらいの快感が走って泣いた。 「───ッッ!!あぁッ!!ぬ、抜かないでぇぇ、お、朧、やだぁあ!」 「気持ちいいか?」 「ん、ぁああ!!だめぇぇ、もう、やめ、っ」 動きを止めた朧、そのおかげで少しだけ落ち着いた。 けれどまたちょっとするとその棒を奥に進めて、あるところに来た途端、自分が自分じゃなくなるような、それくらいの快感に襲われた。 「────ッッ、!?何、何これ、い、やぁああ!!」 「前立腺に当たってんだろ」 「抜け、早く、早くっっ!!」 そう言うと朧は一気にそれを引き抜こうとした。慌ててそれを止める、だって俺はそういう意味で言ったんじゃない。 「ゆっくり、抜いて、おねが···っ」 「わかった」 ゆっくり抜かれていくそれ、声を上げて快感に耐えてるとやっと全部が抜けて、それと同時に達した。終わった···と思って脱力してると朧がにこりと笑う。 「まだ終わりじゃねえぞ?」 「へ?」 「今、触られるだけでも感じるんだろ?」 「っ、な、何するんだよ···俺、もう嫌だ···」 「痛いことなんてしないから安心しろ」 優しいキスをされて目を閉じる。 俺の肌を撫でる朧の手、少し触れられるだけで気持ちよくてモノからドプッと液が溢れたのがわかった。

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