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第148話

結局学校はつまらない感じで終わる。 照ちゃんにも呼び出しをくらってあんなに殴っちゃダメだろ。と怒られ、下がったテンションのまま家に帰る。 いつもはいるはずの人がいない、だからすごく寂しくて、今日はもうどこにも行かないでおこうって風呂に入ってテレビをつけた。 *** 「······あれ、もう1時···?」 ずっとテレビを見ていたらどうやら時間はすでに日を跨いで夜中の1時になっていた。若干焦りながらもまだ帰ってこないのかぁ···と悲しくなって、テレビを消してベッドに潜る。 安心する匂い、それに比べて空いている隣のスペース。朧がいないだけで自分はこんなになるんだ。それは少し恥ずかしい。 重たくなってきた瞼に逆らわず目を閉じる。朝起きたら、隣に朧が眠っていてくれたらいいのに。そう思いながら意識を暗い世界に飛ばした。

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