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第199話 R18
「ふ、む···ん」
キスをしてトロトロになる頭の中。
力がだんだん抜けていって兄ちゃんに凭れ掛かると抱っこされてベッドに運ばれる。
「ぁ···はぁ、兄ちゃん、ちょうだい···、いっぱいちょうだい···っ」
「ああ」
俺に覆い被さって優しくキスをして、ゆっくりと服を脱がされていく。
「ぁ···兄ちゃんも、脱いで」
「ん」
兄ちゃんが服を脱いでかっこいい体が目の前に現れる。
「かっこいい···触っていい···?」
「いいよ」
兄ちゃんの胸に手を伸ばす。
そのまま指を滑らせて腹筋に。
「んー···かっこいい」
「架月、腰上げて」
言われた通り腰を上げると服と下着を脱がされ、生まれたままの格好になった。
「はぁ···」
「架月、触るよ」
「う、ん」
兄ちゃんの手が乳首に触れる。
気持ちよくてビクッと震える俺を見て兄ちゃんは優しく笑う。
「あぅ、ん···っ、」
「もう硬くなった」
「んっく、ぅ···」
ピンってなった乳首に触れられたかと思うと兄ちゃんの口が近づいてそこをペロッと赤い舌で舐める。
「あぁっ、はぁ···ん···」
「気持ちいいか」
「あぅ、あ、いい···ん···」
「これは?」
そう言って兄ちゃんが乳首を噛んだ。
背中にビリビリした感覚が走ってイキそうになって、それを見た兄ちゃんはくすくす笑う。
「ぁ、あ···い、イッちゃう、とこだった···」
「乳首だけでイキそうになってんの?」
「イッちゃう···気持ちいいもん···」
「じゃあやってみろよ」
そう言って妖しく微笑んだ兄ちゃんはまた乳首に噛み付いてその力をつよくしたり弱くしたりと俺の体を弄ぶ。
「はぁ、あ···待って、本当にっ···あぁっ、いく、いくってぇ···!」
「いいよ」
その兄ちゃんの言葉に脳内がグラグラと揺れて、同時に達した俺は背中を反らし体をガクガクと震わせた。
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