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第54話 やり過ぎ注意
その後は朝宣言した通り、エストレヤの身体を堪能していく。
ソファの上で丁寧に制服を脱がす。
抵抗や隠すわけではなく協力的だが身を縮める仕草をされると、暴きたくなる。
見られるのに未だに慣れておらず、俺の視線から逃れるように身体の距離を縮める。
細い身体を抱きしめ首筋や肩にキスを贈っていく。
鼻に掛かる声と息遣いを耳元で聞きながら、しなる身体を支える。
「はぁっんっん…アティランもっ…脱い…で。」
「ん~ならエストレヤが脱がして。」
「んにゃっ…はぃ…」
予想外だったのか「んにゃ」と鳴かれた。
猫のように可愛くて愛でずにはいられず、ちゅっちゅっと喉や顎にキスをした。
「ぁっん…アティ…ラン…待って…。」
「ん~」
「脱がせられないよ…。」
「…わかった」
エストレヤから身を離し、俺の制服のボタンに触れていく。
その間も大人しく待つなんてことは出来ず、淫らに誘うエストレヤの可愛らしい胸の突起に指が導かれてしまった。
「んやぁん…アティラン様…だめっ」
両手で摘まんだり押し潰したりと可愛がると、胸を隠されてしまった。
「ん~待てなかった」
「んんふぅんんっ…あんっん゛」
隠された腕の下では往生際悪く、未だにエストレヤの胸から離れずにいる俺の指はおかしいのかもしれない。
いつまでも止めずにいるとぎゅっと抱えられてしまった。
「胸…触っちゃだめ…」
エストレヤの魅力的なつり目が潤んで、悩殺するように俺を捕らえる。
「早くエストレヤに触りたい。」
「んっぅん、僕も…待ってて。」
頬を赤らめエストレヤの腕が緩んだ。
「わかった…けど、その前に…。」
「んっんふぁんんぁむっんんっん…ふぁ…んっんん゛ぁんん゛」
するりとエストレヤの腕の下から手を引き抜き、顎と腰に移動し唇を奪った。
唇を離しかけ油断しているのを確認して再び舌を求めた。
「これで少しは我慢出来る…少しだけなっ。」
「はぁはぁはぁ…ぅん」
呼吸を整えながら、俺の服に手を伸ばしてい。
ボタンを外しジャケットを脱がす際、距離が縮まり俺の身体をシャツの上から撫でられた。
些細な事も逃さずエストレヤを感じてしまう。
真剣な表情で脱がしているエストレヤを眺めていたいのと、イタズラして困らせたいという葛藤に襲われている。
脱がされたジャケットはソファの背凭れにかけられ、次にシャツのボタンに手が伸びた時エストレヤの手を掴み指を咥えていた。
「やぁんっ…アティラン…イタズラ…だめぇ。」
「イタズラじゃなくて本気なんだけどな…。」
「…もう少し待って。」
「…ぁぁ」
渋々エストレヤの手を離し腰に回した。
服の上から尻の割れ目を撫でれば「んゃっ」と反応し視線で抗議され「だめ」「やめて」と訴えているであろ瞳は俺にとっては更に刺激を強めたらどんな反応するのか好奇心を押さえられなくする。
痴漢する奴ってこんな感じなのかも。
やめらんねぇ。
「んっ…はぅ…んっ…」
尻を触られて感じながらも必死にボタンを外しにかかる。
邪魔をせずに待つ俺はなんともいじらしいよな。
漸く全てのボタンが外され、腕からシャツを引き抜かれる。
上半身が裸になったことで、心置きなくエストレヤを抱きしめ肌にかぶり付いた。
エストレヤは背を逸らせながらも俺の肩にしがみつき身体中にキスを受け入れている。
ローテーブルに寝かせ、不安気に見上げるエストレヤからは緊張・恥ずかしい等の感情が溢れていた。
「可愛い。」
真上からエストレヤを見つめながら告げれば、顔を赤くし首を振っていた。
ゆっくり見せつけるように胸を口に含んだ。
片方の突起は指で感触を確かめ、もう片方は口の中で舌で転がす。
「んっくぅんんっはぅんっんっ…やんっ」
あまりにも可愛らしい声で啼くので痛みを与えたくなってしまい、口では軽く噛み指は引っ張っていた。
エストレヤの鳴き声に満足し、その後はまた優しく舌で何度も撫でた。
「…アティ…ラン…胸は…もぅ…」
「ん~さっきまで大人しく我慢してたんだから、今度は俺の好きにして良いだろう?」
「…んっ」
エストレヤってなんでも俺の言葉信じるよな。
先程までだって、大人しく待ってなかったろ?
こいつはきっと、ダメンズを造るタイプだな。
今も俺が好きなようにいじくり回すのを、エストレヤは瞼をぎゅっと閉じ耐えている。
耐えられなくなり始めたのか「ひゃぁんんひゃっんふぅぁん」と鳴き出す。
いじめすぎた所為かズボンの上からエストレヤのモノが存在を主張しているのがわかる。
ズボンとパンツを一緒に脱がしエストレヤのモノに触れた。
テーブルの上で裸となったエストレヤを見下ろしながらソファにある二人のシャツを手にした。
何をされているのか分からないエストレヤは素直に右手足を縛られ、左手足も同じように縛られている。
状況が飲み込めないで困惑の表情を浮かべながら俺に助けを求めているよう庇護欲を掻き立てる表情だ。
「エストレヤ…大丈夫。」
笑顔を見せながら、エストレヤの閉じている足を開かせた。
「…ゃん…恥ずか…しぃ。」
「エストレヤ…全部見せて。」
「…でも…」
「俺だけのエストレヤが知りたいんだ。」
「もっ僕は…アティランの…だよ…。」
「なら、エストレヤさえ知らないエストレヤを見ても良いよな?」
「…ふぇっ?僕さえ知らない僕…?」
観念したのか、俺が押さえなくても足は開いたまま状態を保っていた。
エストレヤの足元に立ちテーブルの上でイヤらしい格好で寝そべる姿を満足気に眺めた。
「ふふっ、うん。すごく綺麗だよ。」
俺が声をかけてもエストレヤは美しい緋色の瞳を隠し、顔を背けていたので横にしゃがみこみ、指先で身体をなぞった。
「ぁっん…」と小さく喘ぎながら必死に耐えるのが可愛くて、既に反応を見せるエストレヤのモノも指先で辿った。
透明な液体が流れ始めたので指先でなく舌先で辿った。
顔は背けられたまま、「ひゃっ」と息を飲むもまだ固く瞳は覆われている。
エストレヤの液体を舌で猫のように舐めとりながら反応を伺った。
「…あ゛っ…」
しまった…。
エストレヤの固く閉ざされた瞳から涙が流れていた。
エストレヤが愛おしすぎて、誰も知らないエストレヤを俺のモノにしたかっただけだが、それはエストレヤにはハードルが高かったようだ。
追い詰めたかった訳じゃない…が、結果そうなってしまっていた。
エストレヤから離れベッド脇に置いてある香油を手にしながら、反省していた。
振り向き俯いたままエストレヤの元へ行けば、緋色の瞳と目があった。
エロイ格好のまま俺を待つ姿に喜びを感じながらも、エストレヤの純粋な瞳が醜い俺を貫いた。
俺の愛は、独りよがりだったことに気付いてしまった…。
エストレヤの足元に跪き、手足を拘束していたシャツを解いた。
香油を手にしながらエストレヤを解すも、視線を合わす事が出来ず俺は逃げた。
エストレヤの視線から逃れるよう解すことに集中していれば、次第に充分解れ挿入出来るまでに…だが、躊躇っていた。
俺の不安が伝わってしまったのか、悲しげな表情のエストレヤと目が合い硬直してしまった。
「…ぃぃよ…。」
「…へっ?」
「…もう、大丈夫だから…。」
「入って…いいの?」
「ぅん」
エストレヤからの許可で、足を抱え俺のを押し込んだ。
軽く抵抗はあったものの、すぐに馴染み俺を受け入れてくれる。
エストレヤの中は温かく気持ちがいい。
中に入っただけで心がじんわりと満たされ、動かず強く抱きしめていた。
「んっ…アティラン?どうしたの?」
「………」
「アティラン?」
「…愛してる。」
「んっ僕もだよ。」
「さっきのは…やり過ぎた…。」
「…ぅん。」
「離したくないだけなんだ。」
「僕はアティランのだよ。」
「不安なんだ。」
「どうしたら信じてくれる?」
「信じてる…けど、愛しすぎてさっきみたいに暴走しちまう…。」
「んっ…僕は…アティランからだったら…なんでも…嬉しいょ。」
「泣く程嫌だったんじゃないのか?」
「…あれは…けど、アティランの事は嫌いにならないよ。」
「…ならさっきみたいな事、これからもしていい?」
「………だめ…。」
…ダメかぁ。
「………。」
「恥ずかしすぎて…やだ…。」
「…わかった。」
「ぅん。」
「エストレヤ…愛してる。」
「僕も…あいしてる。」
エストレヤの言葉を合図に動き始めた。
泣きながら耐えていた時とは違い、今は気持ち良さそうに喘ぎ絶頂を迎えていた。
エストレヤの姿に安堵し、俺ももちろんエストレヤの中で絶頂を迎えた…。
「アティラン?」
放ったにも関わらず、そのまま動かなくなってしまった俺に不安を感じたんだろう…。
顔を見られたくなく、エストレヤを抱き起こしいつものように膝に座らせた。
「エストレヤ抱きしめて…。」
子供のように抱きしめてもらうことを強請っていた。
エストレヤの両腕が背中に回り、鼓動を感じる。
「僕はアティランが大好きだよ。アティランの愛も大好き。安心して…大丈夫だから…。」
エストレヤも俺の弱さを感じ取ったのだろう…。
「………。」
その後はよく覚えてないが二人で風呂に入りベッドに入った。
いつもなら俺がエストレヤを抱きしめるが、今日はエストレヤの胸の中で眠った。
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