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第113話 俺なしじゃいきられなくなれば良いのに、そうなったのは俺の方
エストレヤが気を失うまで俺達は求め続けた。
あんなに強請られるのは嬉しいが、それ程追い詰められていたんだろう。
俺が宣言したことで噂が減れば良いが。
「エストレヤ」
眠るエストレヤの頬にキスをした。
自身の手を握って眠っていた。
エストレヤは眠っている時も不安時に出る癖を発揮していた。
まだ不安なんだな…。
手を重ね指にキスを贈った。
「エストレヤ愛してる。俺はエストレヤから離れたりしねぇよ。俺と結婚して一緒に暮らそうな。喧嘩してもベッドは同じだからな。子供が生まれてもエストレヤの一番は俺でいろよ。」
もうすぐ夕食だよな。
ぐっすり眠ってるの起こすの可哀想だ。
食事は部屋まで運ぶか…。
「んっんんー」
起きちまったか?
「…アティ?」
掠れた声もまた色っぽい。
頬を撫でたくなる。
「んーどうした?」
「抱きしめて。」
目覚めに抱きしめられることを希望されれば、叶えるしかない。
「エストレヤ」
抱き寄せながらエストレヤの首や胸元にキスを贈る。
「ふぅんんっん」
気持ち良さそうな声に、上下する胸。
そんな気はないのかもしれないが、俺に振れる手が柔らかくて気持ちいい。
ちゅっ
離れる合図として音を立てた。
「だめ…もっとして。」
「ふっ、止めらんなくなるだろ?」
「止めないで。」
止めないで、そんな風に言われたら止めないだろ。
エストレヤに覆い被さり首に噛みつけば、俺の背に手を回すエストレヤ。
以前まではシーツを握りしめて一人で耐えていたが、俺に振れるようになった。
エストレヤはなんでも一人で我慢する癖がある。
俺が言わないと甘えることもしない。
経緯はどうであれ漸く言えるようになった。
もっとワガママに俺を強請って欲しい。
俺の好みの顔にもっとエロい事言われてぇ。
そんなことを考えながらエストレヤを抱いていく。
エッチなエストレヤ見てぇなぁ。
俺の上で腰振るエストレヤとか、俺のを口に含むエストレヤ。
すげぇ見てぇ。
またしてくんねぇかな?
「エストレヤ今度俺の願い事聞いてくれる?」
「ん?うん、」
どんなこと?とは聞かずに頷いてしまうのは嬉しいが心配にもなる。
俺意外にそうでないことを願う。
浮気とかを心配しているんじゃなく、色々…生きていく上で。
「エッチな事でもしてくれる?」
「…ぅん」
「すげぇエロい事してもらう予定だから、覚悟しろよ。」
「……ぁっ…ぅん……ぁんっん。」
俺のエロい願いを妄想して顔を染めるエストレヤはいつまでも初々しい。
「まだ柔らかい…良いか?」
「ぅん」
エストレヤの足の間に移動し膝裏を掴み体勢を作る。
先程まで入っていた場所は、良い具合の締め付けで挿入まで抵抗がなかった。
全てが収まるとゆるゆると腰を打ち付け、もっと奥に入りたいと望み激しく揺さぶっていく。
エストレヤの身体が徐々にずり上がっていくもそんなのどうでもよく、動きと共に喘ぐエストレヤに夢中になる。
学園サボってエッチ三昧とは、爛れた生活とは俺達の事かもな。
それでも、止めねぇ止めたくねぇ。
エストレヤがイキ、俺もエストレヤの中に放つも満足するまで俺達はやりまくった。
エストレヤの体力の限界で俺達の繋がりを解き風呂場に向かい洗うも、シャワーを当てながら尻のものを掻き出してやると気持ち良さそうな声が響く。
態とじゃなくてもエストレヤが悪い。
エッチな身体で気持ち良さそうな喘ぎ声を上げ、俺の身体に抱き付いてくる。
それで俺のが反応するのは当然の事だろ。
エストレヤの片足を持ち上げ俺のをねじ込んだ。
不安定な体勢に必死にしがみつき俺を受け入れ、喘ぎ声と共に卑猥な音が風呂場に反響する。
いつもよりエストレヤの奥深くに入っている気がする。
エストレヤの上げた片足ごと抱きしめ、折角綺麗にした中に放った。
綺麗にしていたはずなのに、やってしまうのは仕方ないよな。
エストレヤがエロいから俺だけの所為ではない…はず。
俺のを抜いた後、もう一度掻き出した。
その間もエストレヤは喘ぎ声を上げ、終わることのない性欲に同じことを繰り返している現実に笑いが込み上げてきた。
エストレヤは押さえているつもりかもしれないが、風呂場では全くの無意味な吐息が響く。
綺麗にし終えると、二人で浴槽に浸かった。
向き合う形で俺の上で寛ぐ姿に欲情しなくもないが、そこは堪えた。
誘っているのか、俺の足を挟み込み足の甲で擦っていた。
腕で胸を守るように隠し寛いでいる姿は、天然であっても魔性だった。
必死に我慢している俺に気付かないのか、気付いていて俺を試しているのかエストレヤは瞼を閉じ安心しきっていた。
俺がエストレヤの背に腕を回し顎を持ち上げると、瞼が開き蕩けた瞳で俺を誘い込む。
行動しているのは俺だが、実際は行動させられていた。
エストレヤは、キスする直前僅かに微笑んだ。
こいつは悪魔だったのかもしれない。
俺は一目あったあの時のエストレヤに捕らえられていたのかもしれない。
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