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第120話 放課後 二日目の後
強引に抱いておきながら、反省しかなかった。
しばらくの間エストレヤを抱きしめ続けた。
「アティ?」
「………」
「アティ?」
「……俺の事、嫌いになったか?」
こんな時に弱さを出すのって卑怯だよな…。
「えっ?ならないよ。どうしたの?」
「…無茶し過ぎたろ?」
「…んっちょっとビックリしたけど、アティだったから…。」
「…悪かった。」
「そんなこと言わないで、アティ…僕…気持ちよかったょ。」
「………」
「気持ちよすぎて…怖かったの。」
「………」
「アティ?」
「………」
「…一人にしないで。」
「…ありがと」
「んっ」
「エストレヤ、エロくなったな。」
「えっ」
「俺の好みすぎて、押さえらんねぇんだよ。」
「………本当?」
「あぁ。」
「嬉しっ。」
「そんなこと言って後悔するぞ。」
「後悔なんてしないよ、アティの事大好きだからそんな風に思ってくれるの嬉しいっ。」
「………」
その笑顔は反則だろ。
「アティ?」
「ん?」
「大好きだよ。」
俺を安心させるためだろうが…お前が悪い。
「…あぁ」
抱きしめる腕に力を込めた。
「これからもいっぱいしてね。」
「……」
………。
「ぁん」
エストレヤを抱きしめている手をイヤらしく移動させた。
俺は今誘われたんだよな?勘違いじゃねぇよな?
可愛く膨れ上がっているものを指でつまみつつ、足の間に隠していたモノも見つけ出した。
「学園でやるの抵抗なくなったんだな。」
「え?」
「いつも学園じゃだめっつてたろ?」
「ぁっ…んっん…あっだっめ…。」
エストレヤは急に焦りだして否定の言葉を紡ぎ始めた。
「いっぱいしていいんだろ?」
「学園じゃ…だ…め。」
もうやっちまっただろ?
「今更だろ。」
「んふっん…ぁん」
扉の前で床に四つん這いにさせ、足を開かせると俺が出したモノがエロく太ももを伝っていた。
「だめ」と抵抗の言葉を口にするも、俺が誘導するように体勢を変えれば素直に従う。
先程まで俺を受け入れていたそこは、再びの挿入に「おかえり」と言っているように俺を迎えてくれるので、扉に手を付きエストレヤに「ただいまのキス」で追い立てていく。
激しく動く度にエストレヤの身体も揺さぶられていく。
ぎゅっと絞まるのはエストレヤがイク時の癖、俺のを搾り取りながら自身のを放っていく。
後ろから隙間なく抱きしめエストレヤの身体を俺の方へ引き寄せ、俺もエストレヤの奥へ奥へと入り込んでいた。
苦しみからエストレヤの奥がぎゅっと狭まると、俺もエストレヤの中に放っていた。
出しきった後は、エストレヤを抱き起こし凭れさせた。
「エストレヤの中、すげぇ気持ちよかった。」
耳元で囁くと、恥ずかしそうに照れ小さく頷いた。
繋がったままの体勢で両膝でエストレヤの足をM字に開かせた。
されるがままのエストレヤは自分が今どんな体勢なのか気付いていないようだった。
「エストレヤ?」
「ん~?」
「学園だぜ?」
「…ぅん」
「ここは個別室。」
「…うん?」
「突然誰かが扉開けるかもな。」
「へっ?……やぁん…アティ…」
エストレヤは膝を閉じようとするも、更に開かせた。
顔を両手で覆い隠していた。
「こっちは隠さなくていいのか?」
抱きしめていた手を焦らしながら滑らせ、エストレヤのモノに覆い被せた。
「…んやっ」
「隠すのが嫌なのか?」
「うんん」
「俺が隠してやろうか?」
「…ぅん」
手のひらで覆い隠し、優しく扱いていく。
焦らされているようなもどかしい刺激を送る。
「んやっ…アティ…んふぅんっん」
拒みつつも気持ち良さそうに身体を俺に預け、エストレヤは日に日に快感に弱く流されやすい身体になっていた。
「エストレヤ顔隠すなよ…キスできねぇ。」
「………」
俺がキスを望んでいると伝えると、ゆっくり手を外し振り向いて俺を見た。
キスを求めているんだろうが、エストレヤの表情は俺を誘惑し思考を奪うような力をもっていた。
顎を取り唇を重ねた。
自分が今どんな状況におかれているのか、もう頭にないようにエストレヤは俺の与える快楽に身を預けていた。
窮屈な体勢にも関わらずエストレヤはよく感じている。
こんなエロいエストレヤを誰にも見せるつもりはなく、扉には鍵を掛けていないが足で押さえている。
鍵をかけておくべきだったなと少し…反省した。
混乱しながらもエッチを受け入れてしまうエストレヤが好きだ。
手のひらでエストレヤを受け止め、俺はエストレヤの中に出した。
「残念。」
「へ?」
「誰も扉開けなかったな。」
「えっ…やんっ。」
思い出したように全身を隠すように両手で身体を抱きしめていた。
「エストレヤの可愛い姿自慢したかったのに。」
「やだっ。」
「…うっそ、こんなエロいエストレヤ誰にも見せたくねぇよ。」
エストレヤの足を自由にし、繋がりを解いた。
脱がした制服を俺が着せるも個別室にシャワーなどないので、そのまま着せるしかなかった。
二人分の荷物を持ち、エストレヤを抱えた。
部屋は汚れたままでは不味いので、部屋に備え付けの魔道具に魔力を注いだ。
魔力を注ぐだけで部屋が綺麗になる仕組みらしい。
個別室から寮へと向かう途中、すれ違う奴からは視線を受けた。
最近気になり出したのが、俺への視線よりエストレヤへの絡み付く視線だ。
嫉妬や羨望などの類いではなく、獲物を狙うような視線だ。
俺が側にいるからすぐに視線は逸らされるが、エストレヤの身体を舐め回すような不愉快な視線を感じるようになった。
俺に抱かれるようになって、ただ綺麗なエストレヤから色気が加わり出していた。
本人はそのつもりはないのかもしれないが、誘惑するような視線に蠱惑的な仕草そして妖艶さを振り撒くようになっていた。
自分は抱く側だと考えている人間は、エストレヤを欲望の対象として見始めていた。
俺がエストレヤの身体に付けた痕を発見し興奮している奴もいた。
全員とは言わないが頭の中でエストレヤで妄想している奴は少なからずいる。
見せ付けることで牽制できている部分が有ったが、反対に刺激してしまっているのも確かだった。
部屋に付くまでエストレヤは俺のもんだと宣言しながら歩いた。
部屋に入ると風呂場に直行し綺麗にしつつエストレヤの中に入った。
壁に押し付けながら腰を突き進めると、背を逸らしながらつま先立ちでお尻を少し付き出しているのが可愛い。
初めて会った時より、昨日より、今日のエストレヤを愛してる。
妖艶な背中に唇を落とし、湯気が立ち込める風呂場でエストレヤの身体を堪能した。
浴槽では身体を休め、ただ互いに抱きしめ合っていた。
風呂から上がり火照った身体をクールダウンさせるために、バスローブ姿でソファに座っていた。
充分休憩するとバスローブの紐を解いて、エストレヤの肌を露にさせた。
前面を曝しながら肘にバスローブを引っかけた状態にするも、エストレヤは恥ずかしがりながらされるがまま。
「アティ…食堂…行かなきゃ…。」
「……あぁ」
授業が終わってから個別室に行きエストレヤと愉しんだ後すぐに風呂に入ったが、時刻は既に夕食の時間になっていた。
服を着る前に裸のエストレヤを抱きしめた。
チュッと頬にキスをしてから俺の服を渡し、エストレヤは疑うことなく素直に俺の服を着る。
服に何かを仕掛けているわけではない、ただエストレヤにはサイズの合っていない俺の服を着せている、それだけだった。
二人で食堂に行き食事を済ませた。
果たしてエストレヤが俺の服を着ていることや、その意味についてどのくらいの人間が気付いているのか。
エストレヤを邪な気持ちで見ている奴らはその意味を察知しているだろう。
そんな意識の無い健全な奴らは一切気付いていない。
ティエンダやフロイントもエストレヤが大きめの服を着ているぐらいにしか思っていなかった。
部屋に戻り、飽きることなくエストレヤの身体に触れ続けていた。
数時間前に着たはずの服は既に床に落ち、俺達はベッドに移動していた。
体力の限界を感じるまでエストレヤを抱き続けた。
若さゆえなのか何故こんなにもエストレヤを抱き続けるのか自分でもわからない。
命の期限でもあるのか、何かに追われるように本能のままエストレヤを求め続けていた。
まるで後悔するなよと告げられるようだった。
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