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9.※排便 いきみ

泣き言を言いたくなるような気持ちになったが、そうしないといつまでもトイレに行かせてもらえない。 汗を垂らし、苦しく小さく呻きながらも言われた通りの行為をした。 恥ずかしい。早く行きたいとないまぜな気持ちを渦巻きながら。 「ちゃんとできたな。トイレに行くか」 ぐっと引っ張られ、仰向けから四つん這いに慌てて姿勢を直し、腹痛でぶるぶると震わせながらも、足早へと向かう客に必死になって付いて行った。 客が開けてくれた扉の先、一畳程度の広さで明かりはなく、主にいる部屋のそれでもやや暗く、心もとない明るさでペットシーツが一枚、床に直に置かれているのが視認できた。 人であるはずなのにこのようなところでしなければならないという屈辱を何度も味わっていたが、今の自分にはぴったりだった。 自分の意思とは関係なく、リードを引っ張り、ペットシーツへと誘導された。 「ほら、さっさとやりな」 そう言って、一歩引いたところで愛賀のことを見下ろしていた。 その手にはもちろんリードを持っている。 てっきりプラグを抜いてくれると思っていたが、安易な考えだったようだ。自分で抜けということなのだろう。 「わ、ふ⋯⋯っ」と返事をし、客に見せるように足を広げ、両手を胸の位置にまで上げ、そしていきむ。 ところが、いくら肛門に力を入れてもプラグが少しも抜ける気配がなかった。 それもそのはず。しっぽ側にいくにつれて連なった球は大きかった。それは頬張るのも難しいぐらいに。 だからちょっとやそっとじゃ、それこそ手で抜いてもらわないと排便をすることすら叶わない。 どうしよう、と焦りが募るほどそれが腹部に伝わり、響くほど激しく鳴り出す。 早くしないと。もう限界。

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