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13.
「⋯⋯ちっ、ここまでか」と舌打ちをした客がまたシャワーで下腹部に掛けた時、覚醒したように半身を起こした。
「今じゃないだろ。ご主人が言ったらすぐにやるんだよ」
八つ当たりのように尻穴にアナルプラグを挿入した。
幾重にも受け入れてしまった穴を無理やりされて痛い思いをしたが、今はそれの方が可愛げがあるように感じられるぐらい、挿入 れられた瞬間、戒められた部分が反応したようで激痛が走った。
中が空っぽになるぐらい弄ばれたというのにまだ分からないというのか。
自分の情けない生理現象に嘆き悲しんだ。
もういっそのこと切り落として完全にメスにして欲しいと願わずにはいられない。
「ほら、行くぞ」とリードを引っ張られたことで、「わふ⋯⋯っ」と返事をし、風呂場を後にした。
脱衣場にあったタオルだった物で乱雑に身体を拭かれた後、ベッドの方へ連れて行かれた。
かと思えば、ベッドの支柱にバッグから取り出した鎖を持ち手部分に通し、柱に一周させると錠前で繋いだ。
今度は何をするのか。
外れていないか確認するその様子を痛みを覚えつつも不安げな目で見ていると、新たに用意したエサ皿にドッグフードらしき物を入れ、空っぽだったもう一つのエサ皿にはまた水を注いだ。
それらを見つめていると、口枷が外された。
しばらく塞がれ、閉ざすことができなかった口から溢れていた唾液がたらりと滴り落ちる。
そのよだれまみれの口枷を首元に掛けた。
「じゃ、俺は行くからな。いい子にしてろよ」
頭を撫でた客はそのまま部屋を立ち去ろうとした。
今回で終わりではないのか。来るまでこのままなのか。
その疑問を口にしたいが、この格好ということは犬であるということだ。人の言葉を口にすることは出来ず、去ろうとする客の後ろ姿を見ていることしかできずにいると客は「忘れるところだった」と呟いて踵を返した。
やはりこのプレイは終わりにするのだろうか。
淡い期待をしていた愛賀だったが、それはすぐに裏切られることとなった。
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