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第20話

「…特に予定はない」 そう言うと 彼は少し考えてから笑った。 「じゃあ、もう少し歩くか」 並んで歩く昼の街 手が触れそうで触れない距離。 何も起きない。 起きるはずもない。 それでも この時間が終わって欲しくないと 思ってる自分に気づいてしまった。 -フォローしたままの関係は まだ、どこへ行くのか分からない それでも 戻れないところまで来てしまった気がした。

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