29 / 76

第29話(彼視点)

同窓会後から隣にいることが 当たり前みたいになっていることに 今さら気づく。 -これはなんだ。 嫉妬だとか 独占欲だとか そんな言葉を 当てはめるほど 自分は真剣じゃない。 少なくとも そう思いたかった。 ただ、フォローしているだけのはずだった存在が いつの間に 「誰かといるのか」 を気にする相手になっていた。 それだけが 少しだけ落ち着かなかった。

ともだちにシェアしよう!