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「殿下、ご冗談はおよしになってください。いえ、もちろん殿下がそういったプレイがお望みであればわたくしも尽くさせていただきますが――」 「じょ、冗談!? プレイ!? 貴様は一体なにを言っているのだ!」 「なにをと申されましても」 「お、おいっ……そうだ、ヴィドール! ヴィドールはどうした!?」 「ですからヴィドール殿は……まぁいいや」  こうちんたらやっていたら夜が明けてしまう。  そう判断してジェレミーは王子からの訴えをさらっと無視することにした。  どうせ建前だろう。世継ぎの君ともなればいろいろ大変なんだなと素っ気ないほどの感情を脇によけ、下肢へと手を伸ばす。  触れたカシウスの雄は熱く昂ぶっていた。 「あぁほら、もうこんなになっているではありませんか……」  張り詰めたそこを解放してあげて、指先で弄う。  さらに体積を増し、先端から蜜を垂らす肉の塊の感触にジェレミーの興奮も募っていった。  ――あれ?  そこでふと疑問が芽生えた。  自分はまだなんにもしていない。というか、されていない。  いまカシウス相手にしたのはくちづけだけで、それもだいぶ大雑把なものだった。  その程度で自分が興奮するだなんて――発情期でもないのに?

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