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4.※ディープキス

が、呆気なく手を取られ、縛り上げられた。 「それで、次は?」 「⋯ぇ⋯⋯次⋯⋯キスを、⋯⋯ん⋯っ」 出任せに言った言葉ごと片手で一つにまとめられた両手を掴んだ男に唇を奪われた。 くちゅりと音を立て、すくうように唇を重ねた後、息継ぎしようと開けた口から下を入れてきた。 びくっと拒絶にも似た反応を見せたもののそれで止めるわけがなく、行き場の失った愛賀の舌を乱暴に絡ませてきた。 押し気味に絡ませてその舌に上手く息が吸えず、せめて少しでも吸いたいと舌を避けたが、その隙を与えることはなく、さらに深く絡ませていった。 言葉さえ奪われ、悲鳴にも似た呻き声を上げていた愛賀だったが、スリットから覗かせていた胸の頂を指で弾いたことで一瞬で声が失った。 そこを突くように二本の指で挟んでは、潰すようにぐりぐりと動かし、それから指の腹で捏ねくり回す。 部屋に充満する興奮を高めるお香の影響で常に発情しているような疼く身体に、嫌なはずなのに舌で深いところまで暴かれ、さらに敏感となった身体は不特定多数に弄ばれたことによってすぐに腹の奥に熱が溜まっていき、下腹部が痙攣し出す。 「軽くイッたのか」 「は⋯⋯っ、ぁ⋯⋯」 言葉にしたことで自覚させられたことを半ば快感に酔いしれている意識で理解した。 達した証拠であるたらたらと垂れる昂りに不意に触られ、「ん⋯⋯っ」と声を漏らした。 「乳首を弄られてイくなんて彼氏に開発されたのか? それとも触られるのは初めてか?」 「んん⋯っ、イッたばっかで、そこを触られたら⋯ぁ、イッちゃう⋯⋯っ!」 「イキたきゃ、イけよ」 「あ⋯や、や⋯っ」 握って親指の腹で先端部を反応を伺うように弄り回していたのを、がっしりと握り込んで強く扱いた。 その強い刺激に愛賀はすぐさま絶頂した。

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