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5.※前立腺責め

先ほどの軽く達した時とは違う浮遊感。 前後が分からなくフラフラした愛賀はそのまま後ろへと倒れ込んだ。 両手と今は控えめとなったモノを掴んでいた手が離れていったような気がしたが、そんなことを気にする余裕がなかった。 大きく息を吐き、身体をビクビクと痙攣させる。 「彼氏と同じようなことをされて絶頂したのか? それとも他のヤツにやられて興奮してんのか?」 「は、ぁ⋯⋯っ、そんな、こと⋯⋯」 「じゃあココがこんなにも濡れているのはどういうことだ」 「ひぃ、う⋯⋯っ」 ぐちゅと後孔に指を挿入()れ、わざとらしく音を立ててくる。 指を一回転させながら押し拡げられ、達したばかりのナカは敏感に反応していたが、不意に折り曲げた指がある箇所を押した。 「や⋯⋯っ!」 電流が走ったかのように腰が跳ね上がった。 「ココも良く触られるのか?」 「あ⋯⋯っ! あっ! あっ!」 返事する隙もなく、ナカの一番感じやすい箇所を押され、その度に打ち上げられた魚のように跳ねる。 「また射精()したのか。あちこち開発してお前の彼氏は酔狂な趣味をしているのな」 嘲るように笑う。 じわっと涙を滲ませた。 俊我さんはそんな人じゃない。 来て早々こちらの有無を聞かず、一方的で痛い行為をしてこないし、八つ当たりするように罰するように散々痛めつけられた身体を自分のことのように心を痛め、労わってくれる。 声を大にして言いたかった。 しかし言えるはずもなく、心の内に押し込めることしかない愛賀の口にはズボンから取り出した客のモノで塞がれてしまった。

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